30台限定の超希少なホンダ NSX タイプSがいよいよ日本でも購入可能！ 価格は2794万円

ホンダ 新型NSX Type S[2021年8月30日発表・世界350台限定（国内30台／2022年7月発売予定）] [Photo：Honda]

ホンダは2021年8月30日(月)、スーパースポーツ「NSX タイプS」を発表した。現行の2代目NSXの最終モデルとなるタイプSは、日本国内では2021年9月2日(木)から全国のNSX PERFORMANCE DEALER（パフォーマンスディーラー：NSXの販売を許された特別な販売ディーラー）で購入申し込みを開始する。 世界限定350台のうち、2022年7月に30台を国内で発売予定だ。価格は2794万円(税込)。

さらなるハイパワー化！ エンジンは専用チューニングを施した

現行NSXは高効率、高出力の3モーターハイブリッドシステム「スポーツハイブリッドSH-AWD」を採用し、スーパースポーツとして高い応答性とハンドリング性能を持つ。タイプSでは、3.5リッターV6ツインターボエンジンに専用チューニングを施した。

エンジンの燃焼効率を高め、高耐熱材ターボの採用による過給圧アップと冷却性能の向上により、エンジン単体でも最高出力＋22ps、最大トルク＋50Nmの向上を図っている。

さらに、インテリジェントパワーユニットのバッテリー出力と使用可能容量を拡大して、システム全体の出力とトルクも向上。2020年モデルのシステム最高出力581ps／システム最大トルク646Nmに対し、新型NSX Type Sは610ps／667Nmにまで性能をアップさせている。

ボディ剛性を高めてサーキット走行でもパワーを発揮！

2代目NSXで高剛性の押出成形アルミ材を中心としたスペースフレームを採用し、軽量で剛性の高いボディーを採用。

またオールアルミニウム製の独立懸架前後サスペンションとアクティブ・ダンパー・システムを用いて軽快なハンドリングと高速安定性を両立させた。

タイプSはフロントタイヤ19インチ、リヤタイヤ20インチのグリップ性能の高い専用タイヤを装着し、新デザインの専用アルミホイールによるワイドトレッド化によってサーキット走行時の限界性能やコントロール性をさらに高めている。

内外装にも特別感を高める限定装備を多数用意！

エクステリアにも専用デザインを取り入れた。前後バンパーには新デザインを採用し、エアロダイナミクス性能の大幅な向上を図る。

また、ボディカラーには限定色としてホンダ初のマットカラーとなる「カーボンマットグレー・メタリック」など全10色を用意した。

インテリアはタイプSとして存在感を高めるカラーとしてレッド、オーキッド、エボニーの3色を設定。カラーバリエーションを一新するとともに、ヘッドレストにはNSXロゴの刺繍を施した。

またグローブボックスにもタイプS専用ロゴを用いて特別感を高めている。

【筆者：MOTA編集部】