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【ハスラーとタフト後席ラゲッジ比較】後席を頻繁に使うならばハスラー、ラゲッジルームをメインに使うならタフトがおすすめ

MōTA / 2021年9月1日 17時30分

ダイハツ タフト /スズキ ハスラー

トヨタ ハリアーなどSUVが大流行している今、軽自動車市場もそれは同じ。とくにスズキ ハスラーやダイハツ タフトが大人気を博している。価格帯や機能もほとんど同じとなれば悩む人も多いはずだ。そこで今回は両車のシートアレンジを中心に比較する。結論からいえば後席を頻繁に使用するならハスラー、普段は2人乗車で荷物をたくさん乗せるのならばタフトという結果であった。

ダイハツ タフト /スズキ ハスラー

【後席比較】リクライニングが充実しているのはハスラー! タフトは2段階調整のみ

ハスラーの場合、後席が5:5分割となっており、どちらかのみを前後スライドさせることも可能, 対するタフトも5:5分割シートとなっている。そのため片側のみをリクライニングさせることも可能

ハスラーの場合、後席が5:5分割となっており、どちらかのみを前後スライドさせることも可能, 対するタフトも5:5分割シートとなっている。そのため片側のみをリクライニングさせることも可能

まず注目したいのはハスラーとタフトのリアシートの違いである。

ハスラーはリクライニング機能に加えて、前後スライド機構を搭載している。対してタフトはリクライニングは2段階、そして前後スライド機構はないのだった。

つまり、後席を頻繁に使う。そして快適性を重視するならハスラーに軍配が上がるのだ。

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ハスラーの着座位置は高め。対してタフトの着座位置は低めの設定

両車のリアシートを乗り比べてみると、ハスラーは前席よりも後席の方が着座位置を高くしており、前方視界は良好。対するタフトは全席ともに着座位置が近く、後席からの視界は開放的とはいないのだった。

ルーフが大型ガラスとなっているために、シェードを開ければ開放感抜群の空間に

だが、タフトは全車にスカイフィールトップと名付けられたガラスルーフを採用しているために、シェードを開ければかなりの開放感が得られるのだった。

そして足もとスペースを比べてみると、大きな差はなく、成人男性でも余裕の広さである。

だが冒頭に述べた通り、ハスラーはリクライニング機構が充実しているのに対して、タフトは2段階調整のみとなっているために、後席の快適性を総評すればハスラーに軍配が上がるイメージだ。

【ラゲッジ比較】便利なアンダーボックスはどちも使い勝手良好も、シートアレンジに違いあり

両車ともにアンダーボックスを搭載しているが、ハスラーは脱着が可能となっている。そのため水洗いもできるのは嬉しいポイントだ

そしてラゲッジルームは両車ともにアンダーボックスの設定があり、汚れ物を収納するのに役立つ機能を確保しているのは嬉しいポイントだ。

実際にシートアレンジをしてみると、どちらも片手で操作できる仕組みとなっており、手軽さという意味ではどちらも同じである。

ただハスラーは後席を前倒しした場合、傾斜があるのだった。対してタフトはフルフラットとなり、荷物の載せ下ろし。あるいは積載する際に、荷物を滑らせやす素材となっているのだった。

そしてどちらものリアシートは、背面に汚れ物を載せても、簡単に吹き落とせる素材となっているのは嬉しいポイントだ。

ハスラーとタフトはまったく別物! 後席重視ならハスラーだ

今回は大人気のスズキ ハスラーとダイハツ タフトの後席、そしてラゲッジの使いやすさを比較してきた。一見すると非常に似たパッケージングの両車だが、後席を頻繁に使うならハスラーを。ラゲッジルーム優先ならばタフトという結果となった。今まさにこの2台で迷っている方は、この記事を参考に実車に触れて欲しい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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