新型フェアレディZ購入予算で中古の「ポルシェ」を買う選択肢はいかが!? 新車価格1300万円の911も射程範囲だ[500万円台でどっち買う!?]
MōTA / 2021年9月5日 11時0分
2021年8月にアメリカ・ニューヨークで市販版の世界初公開が行われた新型「Z(日本名:フェアレディZ)」。次期モデルの新車価格は400万円台後半〜500万円台と予想される。 スポーツカー冬の時代にMT版も用意した新型Zは確かにに大いに魅力的で、内容を考えればリーズナブルだ。とはいえ500万円以上なら、より内容が濃い中古車を手に入れることができる。そこで今回は、新型Zの予想新車価格で買える憧れのスポーツカー「ポルシェ」という選択肢を検討してみたい。……あなたならどっちを選ぶ!?
ポルシェのスポーツカーといえば「911」と「ケイマン」「ボクスター」
1964年のデビュー以来、同社の代名詞としてたゆまぬ進化を続けてきた「911」のほか、FRの「924」「944」「968」「928」なども存在したが、ここ近年では、エンジンをミッド搭載した2シーター・オープンという新しいスタイルで1996年に登場した「ボクスター」、そのクローズドルーフモデルの「ケイマン」がポルシェのメインラインナップである。
2021年9月現在生産されているモデルは、911は8代目(2019年式モデル・992型)、ボクスターは4代目の「718ボクスター/スパイダー」(2016年式モデル・982型)、そしてケイマンは3代目の「718ケイマン」(2016年式モデル・982型)となっている。
新型Zの新車予想価格に合わせ、走行5万キロ以下・500〜600万円以内の中古ポルシェを検索!
そこで今回は条件を走行距離5万キロ以下のみとし、「911」「ボクスター」「ケイマン」の3車種(世代問わず)から検索することにした。
走行距離5万キロ以内、2018年式までの「911」「ボクスター」「ケイマン」の中古車を検索!
▼中古車検索条件▼
・メーカー車名: ポルシェ 911 ボクスター ケイマン
・モデル:世代問わず
・年式:年式問わず
・走行距離:~最大5万キロまで
・価格帯:500〜600万円
・修復歴:なし
(2021年9月3日現在 MOTA調べ)
中古車なら、1300万円の「ポルシェ 911」(997型)も視野に!
その内訳は、911が17台、ボクスターが31台、ケイマンが37台という陣容。
さらに細かく見ていくと、911は6代目911(2004年式モデル・997型)オンリーで、年式は2005年から2009年まで。トランスミッションは2ペダルの「ティプトロニック(前期)もしくはPDK(後期)」のみで、マニュアル車は検索されなかった。
グレードは「カレラ」、高性能版の「カレラS」をメインに、4WDの「カレラ4」、さらには「カブリオレ」も見られた。参考までに本体価格520万円の2007年式カレラSを見てみると、最高出力はカレラ比で+40psの385ps、新車価格は1373万円だった。15年落ち近くなるのは事実だが、新車価格を考えると、お買い得感が高い。
世代的には、ボクスターは3代目(2012年式モデル・981型)、ケイマンは2代目(2012年式モデル・981型)にあたる。MT車もケイマンで1台ヒットした。純然たる2シーターとなるが、それは新型Zでも同じこと。
なお、ボクスターとケイマンは年式によっては200万円台から狙うこともできる。どの価格帯においても、リーズナブルに手に入る高性能スポーツカーなのだ。
憧れのスポーツカー、ポルシェには一生に一度は乗っておきたい!
前述の通り、年式的には古めになってしまうが、新車価格1000万円オーバーの憧れの高級スポーツカーをリーズナブルに購入できるのは嬉しいところ。
ポルシェの中古車を買うなら、購入予算とは別に「メンテナンス代」を確保しておいたほうが良いのも事実
購入時にはポルシェの専門店や得意としているショップから、メンテナンス歴がわかっている個体を選びたい。実際に自分の目で確認し、乗ってみるのも大事だ。不安点があれば、ショップに相談することをオススメする。
[筆者:遠藤 イヅル/撮影:ポルシェAG・茂呂 幸正・NISSAN]
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