【新型ワゴンRスマイル 後席・荷室解説】豊富な装備と多彩なアレンジで使い勝手抜群
MōTA / 2021年9月12日 10時30分
スズキの代表的モデルであるワゴンRをベースに、両側スライドドアを採用したモデル、新型ワゴンRスマイルが登場した。スーパーハイトワゴンよりもひと回り小さいサイズに両側スライドドアを備え、ベースのワゴンRとは異なる丸目ヘッドライトの採用するなど、シンプルで愛着のわくスタイルのニューモデルである。ここでは、そんな新型ワゴンRスマイルの気になる後席・荷室を振り返る。
分割可倒式で多彩なアレンジが可能なリヤシート
新型ワゴンRスマイルの後席スライドドアの開口幅はスペーシアと同等の600mmで、リヤステップ地上高は345mmと乗降性に優れている。ハイブリッド車では電動開閉式のパワースライドドアも設定。携帯リモコンで操作し、ドアが完全に閉まる前にクルマから離れることが可能な「パワースライドドア予約ロック機能」も備わる。
新型ワゴンRスマイルのリヤシートは、左右それぞれが前後にスライド調整可能。リクライニングも乗る人の好みに合わせて快適な角度に調整できる。 後席収納スペースは、運転席と助手席の背面にシートバックポケットを設置。運転席側にはドリンクホルダーが2個ついたパーソナルテーブルが備わるほか、新型ワゴンRスマイルでは新たに上段部分にシートバックアッパーポケットが設定されている。 リヤシートバックは分割可倒式。独立してフォールディングも可能となっている。 全倒するとラゲッジ部分と段差のないフルフラットの状態となり、使い勝手の高い空間が出現する。さらに、助手席の座面を起こせば、ラゲッジフロアとほぼフラットになり、長尺物の積載も可能となる。 さらに注目は、リヤゲートを支えるダンパーが車外に取り付けられているところ。ラゲッジルーム満杯に荷物を積載したとしても、ダンパーが干渉しない設計となっている。ここまで新型ワゴンRスマイルの後席・荷室を紹介してきたが、特に細部のデザインなどは、フォトギャラリーでぜひチェックしてみてほしい。
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