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アルファードの一番人気グレードS Cパッケージは超お買い得! 内装は300万円高い「エグゼクティブラウンジ」とほとんど同じ

MōTA / 2021年12月17日 19時0分

トヨタ アルファード SC[2017年12月25日マイナーチェンジモデル] [Photo:TOYOTA]

今やファミリーだけでなく各界のVIPからの愛されるクルマとなったトヨタ アルファード。乗り出し500万円は下らない高級車にもかかわらず、絶好調のセールスを記録中だ。大ヒットとなっている最大の理由はエクステリアデザインと快適な内装にあるのだが、今回は今最も売れているアルファードのS Cパッケージの内装、とくに2列目シートを徹底解説! 結論から言えば最上級グレードほどではないが、十分な機能を搭載しており、まさに買いモデルであった。

トヨタ アルファード SC[2017年12月25日マイナーチェンジモデル] [Photo:TOYOTA]

アルファードS Cパッケージの魅力は大型センターコンソール

トヨタ アルファードの内装は大きく2種類存在する。運転席と助手席のシート間に大きなセンターコンソールが設置されているタイプと簡易的な収納スペースやカップホルダーが備わるモデルというイメージだ。

後席へのウォークスルー機能はないが、高級感が最大の魅力

S Cパッケージはシート間に大きなセンターコンソールが備わり、運転席と助手席の両者が同時に使えるほど巨大なアームレストが備わる

今回取り上げるアルファードS Cパッケージは前者の大型センターコンソールが設置されているモデルである。運転席に身長175cmの筆者が座ってみると、ほどよい高さにアームレストがあり快適そのもの。ミニバンではなくクラウンなどのセダンに乗っているかのようなイメージとなる。

そのほかのグレードはシート間にカップホルダーを備えた収納スペースが設置される。アームレストは両シートにそれぞれ装備されるのだ

ちなみに大型アームレストが装備されないグレードは、シート間にスペースがあるために後席へ移動できるウォークスルー機能が備わるので、使い方によってはこちらがいいと思うユーザーもいるはずだ。こちらに関しては実車を確認のうえ、グレード選びをして欲しい。

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【2列目解説】最上級グレードのシートと機能がわずかに違うだけ! リクライニングもオットマンも全て電動となる

2列目シートはエグゼクティブパワーシートとなる。こちらはリクライニングやオットマンが電動で操作できるシートで、角度調整式ヘッドレストにカップホルダー付きの大型アームレストが装備されるのだ。

最上級グレードの2列目シートはベンチレーション機能や収納スペースの多さが魅力

最上級グレードのエグゼクティブラウンジはアームレスト内にリクライニングやシートヒータースイッチが備わる

ちなみにアルファードの最上級グレードであるエグゼクティブラウンジとは見た目は見ているが、名前もシートの機能も異なるのだ。ちなみにシートの名前はエグゼクティブラウンジシートとなる。

気になる装備の違いだが、エグゼクティブラウンジシートには快適温熱シートやベンチレーション機能。シートヒーターやリクライニング機能などを操作できる集中コントロールスイッチ、スマホホルダー、そしてファイルホルダーとより快適な装備が奢られるのだ。

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結論! トータルで考えればS Cパッケージがお買い得

だが、エグゼクティブラウンジのガソリンモデルは726万9000円。対してS Cパッケージは468万1600円となっており、300万円近い価格差があるのだ。もっとも前者は3.5リッターV6エンジン、後者は2.5リッター直列4気筒エンジンとなるなど、走行性能は大幅に異なる。

そして2列目シートのほかにブラインドスポットモニターなどの先進安全装備、さらにはSDナビゲーションにJBLプレミアムサラウンドシステムなど、装備の違いは多岐にわたるのだった。

実際、納車後に街乗りメインで使う方。さらには自動車税などの維持費などを考えれば2.5リッターエンジンを搭載し、かつ内装も最上級グレードに近い仕様となるアルファード S Cパッケージがオススメだ。

【筆者:MOTA編集部 木村剛大】

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