人気のミドルサイズSUV「ハリアー」「フォレスター」「RAV4」を比較! 都市部で本当に使いやすいのはフォレスターだ
MōTA / 2021年9月9日 19時0分
今、世界的にブレイクしているSUV。その中でも日本の道路状況を鑑みて使いやすいのはコンパクト〜ミドルサイズのSUVではないだろうか。 今回は都市部でも人気の高いトヨタ ハリアー、トヨタ RAV4、スバル フォレスターの3台をボディサイズ、取り回しの良さ、視界といったポイントごとに比較し、都市部で使いやすいSUVを紹介しよう。
SUVはセダンやワゴンに比べて運転しやすい!
今、世界的にブレークしているミッドサイズSUVの国産車の代表格が、トヨタ ハリアー、トヨタ RAV4、スバル フォレスターなどだ。
最低地上高に余裕があり、先進的なAWDシステムが用意されていることから、アウトドアや悪路、雪道の走行に強いことは当然ながら、実際にはカッコ良く頼もしいキャラクターの乗用車(ファミリーカー)として使っている人も多いのではないだろうか。
むしろ、SUVはセダンやワゴンに対して高い着座位置のため、視界に優れ(見下ろし視界)、同じボディサイズのクルマでも、より運転のしやすさを実感しやすいメリットさえある。それはここで紹介する3台のミッドサイズSUVにも言えることである。
都市部での走行で注目すべきは幅! 比較するとフォレスターが最も狭い
まずは3車のボディサイズを比較してみよう。ハリアーは全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm。RAV4は全長4600mm×全幅1855mm×全高1685mm。
もっとも、RAV4とハリアーの1855mmも、決して幅が広すぎる部類ではない。比較すれば、RAV4のほうが、全長が短いぶん、優位性はあるかもしれない。
小回りではフォレスターが有利! 駐車は狭い道などでもスイスイ
次に、意外かも知れないが、運転のしやすさ、取り回しのしやすさの決め手になるのが、最小回転半径だ。
言い方を変えれば、小回りのしやすさで、Uターンはもちろん、駐車、狭い道の走行、さらにはスーパーマーケットなどの料金所での幅寄せにも、小回り性がいいと絶大な威力を発揮するものなのだ。
当然、最小回転半径5.4mのクルマがギリギリUターンできる場所では、最小回転半径5.7mのクルマは切り返しが必要になったりするわけだ。
ボンネット左右の膨らみは車幅感覚が掴みやすくなる!
そうそう、本格SUV、オフローダー、クロスカントリーモデルの機能の一つに、極悪路、極狭路での視界確保、車幅感覚のつかみやすさがある。具体的には直感的に車幅を確認しやすくするために、ボンネット左右に膨らみ(突起)などの目印??がデザインされ、ドライバーの座る位置がドア側寄りであることだ。
片側は山の斜面、片側は絶壁という、レンジローバー1台がギリギリ走れる道幅だったのだが、そのふたつの機能もあって(サイドモニターなどない時代。運転席の窓を開けて顔を出すとボディ側面直下が確認できる。
もちろん走破性も世界最上級だ)、無事、スイスからイタリア、そしてスイスに戻る”ハンニバルトレイル”を完走できた経験がある。
とはいえ、後者はあくまで本格派のためのいち機能だから、ここで取り上げた都会派として使うSUVの必須条件とはならないものの、ボンネット左右の膨らみ(突起)はあったほうが、都市部を含め、車幅感覚が掴みやすく、走りやすいことになる。
その点では、RAV4、フォレスターのボンネットにそうした膨らみ(突起)がある。
右左折時や後方視界では大きな違いはないが、総合的にはフォレスターが優位!
それでは、歩行者や自転車の巻き込みの危険を伴いがちな右左折時の視界はどうか。この点については、全車、ドアミラーをドア付けし、三角窓もあるため、斜め前方視界に不満はない。SUVならではの高めの着座位置、視界もあるから、前方、斜め前方の視界は全車合格点である。
結論的には、ボディの形状が比較的ボクシー(箱型=車両感覚がつかみやすい形状)で、全幅がもっとも狭く、なおかつ運転席のヒップポイント地上高が約680mm(先代より36mm高い。RAV4約695mm、ハリアー約700mm)とSUVらしく高めで、最小回転半径がタイヤサイズを問わず全車5.4mと、もっとも小回りが効くフォレスターが、都市部の使い勝手でやや優位ということになるだろうか。
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