【トヨタ 新型カローラ クロスとハリアー比較】価格はまさかの同じ! 先進装備や内装の快適性などトータルで考えれば新型カローラ クロスに軍配
MōTA / 2021年9月15日 19時0分
晴れて日本発売となったトヨタ 新型カローラ クロス。その名の通りカローラファミリーのSUVモデルという位置付けである。価格は199〜319万円となっているのだが、じつは大ヒット中の高級SUV「ハリアー」のベースグレードと同予算で買える価格なのだった。もっとも新型カローラ クロスはハイブリッド、ハリアーはガソリンモデルとパワートレインは異なるが、同じ価格となれば迷う人も少なくないはず。そこで今回は内外装をはじめ、先進安全装備や維持費に至るまで全方位で比較を敢行! 一体どんな違いはあるのか!?
トヨタの売れ筋SUVモデル比較
2021年9月14日(火)に正式発表されたばかりのコンパクトSUV、トヨタ 新型カローラ クロスが気になっているパパ・ママ。実はそのお値段、あの元祖ラグジュアリーSUV、トヨタ ハリアーとほぼ同じなんです!
ネームバリューならハリアーだけど、ファミリーで使うならどっちがいいのか? この記事では購入後の維持費予想も含めて徹底比較します。
同価格対決! 新型カローラ クロスの最上級グレードとハリアーのベースモデルは同じ299万円
カローラ初のSUVモデル「新型カローラ クロス」。最上級グレードは専用パーツ満載
パワートレーンは1.8リッターのハイブリッドとガソリンをラインアップ。2WDがメインですが、ハイブリッドには4WDのE-Fourもあります。
今回取り上げるグレードは、トップグレードとなる「ハイブリッドZ」299万円(2WD)。外観ではメッキ塗装のフロントロアグリルやリアロアバンパーが華やかさを出し、18インチアルミホイールも切削光輝+ダークグレーメタリックの高級感あるデザインに。ルーフレールが標準装備で、本革+ファブリックの上質なインテリアも魅力的なモデルです。
>>
対するハリアーのベースモデルはメッキ加飾を抑えたおとなしい見た目
全長4740mm、全幅1855mmと、カローラ クロスよりひとまわり大きなボディサイズですが、全高は1660mmでそれほど変わらない低さとなっています。
パワートレーンは2.5リッターのハイブリッドと2リッターのガソリンをラインアップ。どちらも2WDと4WDがあります。
今回取り上げるグレードは、エントリーモデルとなるガソリン車の「S 」299万円(2WD)。外観は1つ上のグレードとなる「G」とそれほど変わりませんが、バンパーのメッキガーニッシュがアッパーのみになったり、ドアハンドルがボディ同色になるといった細かな違いはあります。足もともハリアーのなかで、いちばん小径となる17インチアルミホイールが装着されています。
>>
【内装比較】USBポートの数は新型カローラ クロスの圧勝! ディスプレイサイズはハリアーに軍配
新型カローラ クロスは全車7インチディスプレイが標準装備! 家電が使えるコンセントはオプション設定
前席はホールド性の高いスポーティなシートを採用していて、運転席が8wayパワーシート、助手席は4wayのマニュアルシートです。どちらもシートヒーターが標準装備。左右独立温度コントロール付きのオートエアコンで、前席集中モードもついています。
ナビは7インチのディスプレイオーディオが標準装備で、オプションで9インチも設定可能。アクセサリーソケット1個、USBは通信用1個と充電用2個が標準装備で、非接触充電器はオプションです。
また、ハイブリッドなので家電が使えるコンセントも欲しいところですが、非常時給電システムと合わせてオプションとなっています。
>>
対するハリアーは8インチディスプレイが標準! エアコン機能は必要最低限
ナビは8インチのディスプレイオーディオが標準装備。アクセサリーソケット1個、充電用USB2個が標準で、非接触充電器とコンセントはオプション設定となっています。
シートアレンジは後席が6:4分割可倒式で、前後スライドやリクライニング機能はなし。センターアームレストは装備されています。
>>
【ラゲッジ比較】ラゲッジ容量は新型カローラ クロスの勝ち! 使い勝手はハリアーが一歩リード
「ハイブリッドZ」にはハンズフリーパワーバックドアが標準装備で、停止位置メモリーや予約ロック機能が付くのでとても便利。子育て中にはとくに助かる機能ですよね。
ハリアーのラゲッジはデッキボード装着時で409Lですが、デッキボードの下に小物を収納するスペースがあり、整理して収納しやすくなっています。ただ、他のグレードには付くパワーバックドアの設定はなく、手動開閉です。
【先進安全装備比較】駐車時の機能に注目! 機能は新型カローラ クロスに軍配
では先進安全装備を比較してみましょう。新型カローラ クロスは、昼夜の歩行者、昼間の自転車も検知するプリクラッシュセーフティをはじめ、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールなど5つの機能が揃ったトヨタ・セーフティー・センスが標準装備。パーキングブレーキサポートや駐車の際に嬉しいバックガイドモニターも標準で、うっかりミスも防いでくれる充実の装備内容です。
ハリアーは、本来ならトヨタ・セーフティー・センスにオートマチックハイビームという機能が追加されて、カローラクロスより充実するはずなのですが、「S」にはそれが装備されないので、カローラクロスと同等の内容。
しかもパーキングブレーキサポートやブラインドスポットモニター、バックガイドモニターは全て省かれていますので、安全装備ではカローラクロスに軍配が上がっています。
【維持費比較】燃料代や税金に注目! トータルで考えるとハイブリッドの新型カローラクロスの勝ち
対するハリアーは自動車税が3万9500円、重量税が3万2800円。ガソリン代は燃費がWLTCモードで15.4km/Lなので、レギュラーガソリン使用で500km走るのに約4928円かかります。
子育て世代には充実装備の新型カローラクロスがオススメ
ということで、ほぼ同じ価格のカローラクロスとハリアーでしたが、トップグレードのカローラクロスはやはり装備が充実していて、子育てファミリーには魅力的な印象。
でも内外装のインパクトやセンスのいいデザインなどを重視するなら、ハリアーもアリかなという結果となりました。皆さんのファミリーにはどちらがピッタリか、ぜひじっくりチェックしてみてくださいね。
【筆者:まるも 亜希子】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
300万円級のトヨタ「高級SUV」あった!? イチバン安いのに「ほぼフル装備」でめちゃ豪華! “素グレード”の「ハリアー」どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年6月26日 10時10分
-
「まさかお前が…!?」 セダンやクーペから「“SUV”に変身していた」意外な国産車3選
くるまのニュース / 2024年6月24日 12時50分
-
【解説】スバル「クロストレック」ってどんなクルマ?サイズやエクステリア&インテリアの特徴は? グレード・価格はどうなっている?
くるまのニュース / 2024年6月14日 17時40分
-
トヨタが新型「3列“クラウン”SUV」発表! 豪華内装&オシャブルー新採用の高級仕様!? 機能面強化し中国で発売
くるまのニュース / 2024年6月12日 7時10分
-
ホンダ 新型ヴェゼルの内装を紹介! 荷室サイズや後部座席の広さ、装備など詳しく解説
MōTA / 2024年6月11日 18時30分
ランキング
-
1「ぐっすり眠れない人」今すぐ摂るべき5つの食材 「眠りを誘うホルモン」が睡眠の質を高める
東洋経済オンライン / 2024年7月6日 21時0分
-
2日産新型「セレナ“ミニ”」登場は? シエンタ&フリード対抗の「小型ミニバン」は? 実はあった「小さな3列車」 ユーザーの声いかに
くるまのニュース / 2024年7月6日 7時40分
-
3「二重あご」になっちゃう理由 実は肥満だけじゃない 原因&改善法を美容外科医が解説
オトナンサー / 2024年7月7日 7時10分
-
4何もしてないのに「バッテリー上がり」した! 真夏の「突然のトラブル」どう防ぐ? いつか起こり得る「エンジンかからない」どう対処するのがOKか
くるまのニュース / 2024年7月6日 18時10分
-
5「方言がかわいいと思う都道府県」ランキング! 2位「京都府」、1位は?
オールアバウト / 2024年7月6日 21時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)