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トヨタや日産、ホンダ、マツダ、スバルが一丸となって開発推進! 部品メーカーも参画したMBD推進センターが発足

MōTA / 2021年9月27日 15時0分

MBD推進プロジェクト発表会

トヨタや日産、ホンダなど国内自動車メーカー5社とデンソーやパナソニックなど部品メーカー5社の計10社は2021年9月24日(金)、モデルベース開発(MBD)のための「MBD推進センター」を発足した。この取り組みは自動車開発における技術のすり合わせなどを行うことで、国際競争力を高める狙いがある。

三菱 新型アウトランダー(北米仕様・2022年モデル) 三菱自動車工業・岡崎工場での製造シーン[2021年3月1日発表] [Photo:三菱自動車工業]

トヨタやデンソーなど国内の自動車産業基幹メーカーが参画!

参画するのは自動車メーカーがトヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバルの5社。部品メーカーはデンソー、アイシン、ジヤトコ、パナソニック、三菱電機の5社からなる。このほか、参画予定企業は現時点で正会員、パートナー会員、一般会員を合わせ32社が名乗りを挙げている。

開発段階ですり合わせし、コストを削減する狙いがある

MBD推進センターでは研究から部品、システム、車両開発までをモデルで繋げ、開発初期段階からデジタルですり合わせできるようになることを目指す。

メーカーそれぞれの研究力、開発力を高めるとともに効率化を図り、それぞれの収益拡大と将来の成長が期待できるとしている。

開発段階でのすり合わせを行っていく。コスト削減にもつながりそうだ

また、現状では事業規模が比較的小さいプレイヤーでも製造過程でのシミュレーション解析などCAEによる経費の削減、提案力の向上によるビジネス拡大が期待できる。

新型車が手頃な価格で購入できる可能性も!

自動車業界は100年に1度の変革期を迎え、カーボンニュートラルやCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)への対応など、1社だけでは負担が大きい課題がある。MBDを推進することにより、開発の効率化を図り、国産車の競争力を高める狙いがある。

自動運転の開発競争も激化している

今後は国産メーカーが力を合わせ、一丸となって生き残りをかけ世界で戦っていくこととなる。開発面などでのコストが削減されれば、新型車が比較的手頃な価格で手に入る可能性も高まる。今後の活動に期待したい。

【筆者:MOTA編集部】

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