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オデッセイの最上級グレードとアルファードの人気モデルはほぼ同価格! 内装の快適性はアルファードだが、先進安全装備や維持費は断然オデッセイだった

MōTA / 2021年10月6日 19時0分

ホンダ 新型オデッセイ vs トヨタ アルファード

飛ぶ鳥を落とす勢いで人気のトヨタ アルファード。今やファミリーだけでなく各界のVIPまで愛用するほど。その牙城を崩すべくホンダが本気で開発をしたのがオデッセイだ。2021年いっぱいで市場から姿を消すこととなっているが、オデッセイは今駆け込み需要などから堅調なセールスを記録している。そこで今回はアルファードの人気グレードとオデッセイの最上級モデルを内装装備や維持費、そして先進安全装備などを徹底比較。ちなみに2台の価格差は約10万円と、購入時にはかなり悩みそうなのだった。一体この2台にどんな違いがあるのか!?

ホンダ 新型オデッセイ vs トヨタ アルファード

大型ミニバン、売れ筋グレード対決!

家族が安心・快適に使えて、走りにも定評があるミニバンが欲しいと考えているパパ・ママ。それなら元祖走り系ミニバンの血を引くホンダ オデッセイと、ラグジュアリーミニバンの代表格であるトヨタ アルファードの2台は候補から外せないですよね。

オデッセイは惜しまれつつも、2021年いっぱいで生産終了がアナウンスされ、駆け込み需要が急増中。価格帯ではアルファードの売れ筋グレードとバッティングしていますが、果たしてどんな違いがあるでしょうか。この記事では使い勝手から装備、購入後の維持費予想まで徹底比較します。

価格差たった10万円! ホンダ オデッセイの最上級グレードとトヨタ アルファードの人気グレード比較

低い全高にもかかわらず広大な車内スペースが魅力のオデッセイ

2020年に実施したビッグマイナーチェンジで内外装を変更。シーケンシャルウィンカーなど流行りのアイテムも多数搭載

まずオデッセイは、元祖走り系ミニバンとして爆発的な人気を博し、現行モデルは5代目にあたります。Lクラスとしては圧倒的に低い全高ながら、広い室内と両側スライドドアを備え、走りの良さと使い勝手を両立しているのが特徴です。

2020年末のビッグマイナーチェンジで、外観から装備までをブラッシュアップ。全長4855mm×全幅1820mm×全高1695mmのボディに、3列シート7人乗りと8人乗りが設定されています。

パワートレーンは、2リッター+モーターのe:HEVと、2.4リッターのガソリンがあり、ガソリンモデルには4WDも用意されています。

今回取り上げるグレードは、ハイブリッドでトップグレードとなる「e:HEV ABSOLUTE・EX」458万円。7人乗りの2WDモデルです。

外観は18インチアルミホイールが標準装備で、精悍な中にも上質感と存在感のあるデザイン。全グレードで外観の大きな違いはなく、異なるのはインテリア。プライムスムース+ファブリックのコンビシートが標準ですが、オプションで室内全体がより上質な空間になる本革シート&インテリアが選べます。

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アルファードの人気グレードは迫力満点の見た目と豪華な合皮シートを装備!

アルファードの人気グレードはハイブリッドではなく、ガソリンのS Cパッケージ。最上級グレードとほとんど同じ機能を持つ2列目シートなどを搭載しながらも価格を抑えたモデルだ

一方でアルファードは、トヨタの最上級ミニバンとして今やVIPも愛用する定番モデルとなりました。現行モデルは2015年登場なので、そろそろモデル末期ではありますが、2018年のマイナーチェンジで外観や装備を充実させており、人気に陰りは見えません。

全長4945mm×全幅1850mm×全高1950mmと大きなボディで、3列シート7人乗りと8人乗りを設定。パワートレーンは2.5リッターと3.5リッターのガソリン、2.5リッター+モーターのハイブリッドがあり、ガソリンには2WDと4WD、ハイブリッドは全車がe-Four(4WD)となっています。

今回取り上げるグレードは、ガソリンモデルの売れ筋となっている中間グレード「S Cパッケージ"」468万1600円。2WDの7人乗りで、2.5リッターのガソリンです。外観は切削光輝+ブラック塗装の18インチアルミホイールが標準装備で、メッキ装飾は全車標準ですが、ドーンと迫力あるフロントマスクで堂々とした雰囲気。

インテリアはブラックの合成皮革シートでビジネスライクな印象もありますが、メタルウッドがあしらわれたインパネなどで華やかな空間となっています。

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【内装比較】2列目シートはどちらもオットマンを完備! 最大の違いは3列目シートの収納方法

オデッセイはUSBソケットなし! だがスライドドアの新機能や中折れ機能付きの2列目シートが魅力

ディスプレイオーディオ装備されるのはアルファードと同じ。メーターは大型モニターと物理メーターを組み合わせたタイプとなる

ではまず、室内空間や装備を比べてみましょう。オデッセイは、スライドドアを開ける操作に先進的で面白い仕掛けが。手を触れずに、流れる光の動きに合わせて手を動かすだけで自動開閉できる「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」が両側に標準装備されており、予約ロック機能もあります。

ちょうどよく十分な広さ感と落ち着き感がバランス良い室内は、運転席8wayパワーシートが全車標準装備。「EX」とつくグレードのみの助手席4wayパワーシートも装備されています。運転席&助手席シートヒーター、大型アームレスト、トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコン(プラズマクラスター技術搭載)、100V ACコンセント(1500W)も装備されています。

リクライニング機能に加えて、中折れ機能まで搭載するプレミアムクレードルシートが最大の魅力

2列目シートは「プレミアムクレードルシート」と言って、オットマンやカップホルダー、角度調整式両側アームレストが付いた豪華仕様。2列目シートウォークイン機構があるので、3列目シートへのアクセスもスムースです。3列目はリクライニング機能付きで、床下格納タイプのシートとなっています。

どの席も撥水撥油シート「FABTECT」なので、子育て中の掃除がラクになって嬉しい装備ですね。残念ながらUSBは付かないのですが、アクセサリーソケットが1列目と3列目に装備されています。

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2列目シートにコンセントを装備! 角度調整機能付きのヘッドレストなど豪華な後席が自慢

オデッセイはシートヒーターが備わっているが、アルファードにはそれに加えて夏場に嬉しいベンチレーション機能も搭載される

アルファードは、キーを持って近づくと自動でスライドドアが開くウェルカムパワースライドドアを採用。予約ロック機能もあります。天井が高くガランと広大な空間は、運転席8way、助手席4wayのパワーシートが標準装備。Cパッケージには助手席パワーオットマンも装備されています。運転席&助手席の快適温熱シート+ベンチレーションシート、フルオートエアコン(前席左右・前後独立温度コントロール)、フロントとリヤにはナノイーも標準装備。100V ACコンセント2個、アクセサリーコンセント1個を装備。USBの設定はありません。

中折れ機能は備わらないが、格納式テーブルなどが備わる

2列目シートは「エグゼクティブパワーシート」で、超ロングスライドではありませんが、十分に広い足もとが確保できるスライドと、オットマン、パワーリクライニング、カップホルダー+ポケット付きの大型アームレスト、角度調整式大型ヘッドレストが付いた、まさにVIP待遇のシートです。

折りたたみサイドテーブルもあり、そこにもカップホルダー4個、買い物フック2個を装備。子育て世代だけでなく、ビジネスで利用する時にも便利ですね。

3列目シートは5:5分割のスペースアップシートで、スライド、リクライニング、回転式センターアームレスト付き。3列目でもリラックスできそうです。

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【ラゲッジ比較】絶対的広さはアルファードに軍配もシートアレンジを考えればオデッセイが優勢

オデッセイの魅力は床下収納式の3列目シート

続いてラゲッジの広さや使い勝手を比べてみます。オデッセイは、開口部の地上高が525mmと低く、最大幅1160mm、高さ1030mmのラゲッジ。3列目シート使用時には奥行きは狭いものの、深さがたっぷりとあるのでコンパクトハッチバック程度の荷室が確保できます。

3列目シートは3段階のリクライニングができ、中央のみを倒して長尺物を積むことも可能。すべて床下格納すると、フラットで天井までスッキリとしたスクエアなスペースが広がるのが特徴です。そして2列目シートを最前端にスライドさせれば、フラットな荷室が最大に広がり背の高い荷物も積載可能となっています。

バックドアにはハンズフリーアクセスパワーテールゲートも標準装備で、便利です。

アルファードの広さはさすが王ミニバン! 開口部の高さが少々ネック

アルファードは、開口部の地上高が620mm程度とやや高め。最大幅は1410mm、高さは1355mmと、最大値で測るとオデッセイを凌ぎます。ただ、3列目シート使用時の容量はスポーツカー並みにタイト。スライドを最前端にすると、旅行バッグくらいは置けるスペースが確保できます。

そして3列目シートは5:5分割で左右に跳ね上げ格納するタイプ。そのため、上部左右に出っ張りができ、大きな荷物を積む時には工夫が必要な場合もあります。またフロアにシートレールの凹凸が残るところも気になるかもしれません。とはいえ、フロアが取り外せて深さが出せるため、背の高い荷物の積載もOKです。パワーバックドアも標準装備されています。

【先進安全装備比較】機能自体は互角も、駐車時などに嬉しい機能が標準装備なのはオデッセイ

では先進安全装備を比較しましょう。オデッセイは全車に先進の運転支援システムが揃う「ホンダセンシング」が標準装備。衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能(前後)、歩行者事故低減ステアリングなど9つの装備が揃い、ハイブリッドモデルは全車速で追従機能が作動する「渋滞時追従機能付きアダプティブクルーズコントロール」もあります。

LEDアクティブコーナリングライトやオートブレーキホールド、ヒルスタートアシスト機能を搭載するほか、マルチビューカメラシステムやスマートパーキングアシスト、パーキングセンサーといった、車庫入れや狭い道でのサポート機能もしっかり。市街地から山坂道、高速道路まで鉄壁の安心感を提供してくれます。

対するアルファードは、プリクラッシュセーフティ、レーントレーシングアシスト、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール、ロードサインアシストの4機能が揃う「トヨタセーフティセンス」が全車標準装備ですが、パノラミックビューモニターやパーキングアシスト、ブラインドスポットモニターなどはオプション設定。

このグレードにはアダプティブハイビームシステムが標準装備されていますが、ITS Connectは全車でオプションとなっています。ボディが大きいので運転が不慣れな人は、市街地でのサポート機能を追加した方が安心かもしれません。

【維持費比較】ハイブリッドのオデッセイが圧勝! 燃料代は倍近い差が

では最後に維持費を予想します。オデッセイは年に一度かかる自動車税が3万6000円。重量税は免税です。ガソリン代は、燃費がWLTCモードで19.8km/Lで、レギュラーガソリンの平均価格(10月5日現在)が152.6円なので、500km走行するのに約3853円かかります。

アルファードは自動車税が4万3500円、重量税が4万9200円。ガソリン代は、燃費がWLTCモードで10.6km/Lなので、500km走行するのに約7198円かかります。

というわけで、室内の広さや豪華装備ではややアルファードの方が優勢という印象ですが、オデッセイはハイブリッドなので税金やガソリン代などの維持費が抑えられ、先進の安全運転支援機能が充実している印象を受けました。皆さんのファミリーにはどちらがぴったりか、ぜひじっくり検討してくださいね。

【筆者:まるも 亜希子】

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