レクサス 新型NX、新しいコックピット思想でユーザビリティが向上したインパネ周り
MōTA / 2021年10月10日 18時0分
2021年10月7日(木)、レクサスの売れ筋SUVであるNXの2代目に当たる新型モデルが発表された。新型NXはデザインを刷新したほか、ガソリン、ハイブリッド、PHEVを含め全部で6種類のパワートレインを設定する。今回はそんな注目の新型NXのインパネ周りを中心にチェックしていく。
先代からデザイン・操作性が大幅に進化した新型NXの内装
2014年の初代登場から7年ぶりにモデル初となるフルモデルチェンジが行われたレクサス 新型NX。2.5リッターNAや新開発の2.4リッターガソリンターボ、従来同様ハイブリッド(HV)のほか、レクサス初のプラグインハイブリッド(PHEV)など豊富なエンジンラインナップのほか、新コックピット思想「Tazuna Concept」を採用し内装のデザイン・操作性も大幅に進化している。
新コックピット思想「Tazuna Concept」を市販モデルで初採用
新型NXのインパネデザインは、センターの大型ディスプレイがまず目をひく。パネル面がドライバー側に向いており、視認性は高い。 新型NXでは、市販モデルで初となる新コックピット思想「Tazuna Concept」を採用した。これは、人が馬を操る際に使う「手綱」に着想を得たもので、ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを高度に連携させ、視線移動や煩雑なスイッチ操作をすることなく、運転に集中しながら各種機能の制御を可能にしようと考えられたものだ。新型NXでは、この「Tazuna Concept」により先代モデルから操作系が一新されている。手元操作とボイスコマンドにより、視線移動させずに機能や表示の切り替えが可能となっているのが大きな特徴だ。
ドライバーズライクな運転席周り
これにより、メーター及びセンターディスプレイ周辺は、ドライバーの広い視野を確保。一方、ドライバーのニースペースは程よくタイトにされており、快適なドライビングに寄与している。反対に、コンソール上面を含むワイドなパッセンジャーエリアは、同乗者にゆとりのある空間を提供している。ステアリングは、レクサスがこれまで拘ってきた握りやすく操作しやすい形状を継承しつつ、ホーンパッドの小型化やスポークデザインの変更によりスポーティさを向上させている。
スタート/ストップ、ドライブモードセレクト、シフトレバーなどの走行系のスイッチ類は、ステアリング周辺の自然と手が届く場所に設定。姿勢を崩さずスムーズに操作が行えるように配置。シフトレバーは、しっとりとした触り心地や、握りやすく操作しやすい形状を追求している。インテリアカラーは、Tazuna Conceptに基づいたコックピットに最適な、運転に集中できる配色を構成し、多様なカラーラインナップを揃える。
ここまで新型NXのインパネ周辺を紹介してきたが、特に細部のデザインなどは、フォトギャラリーもぜひチェックしてみてほしい。
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