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マツダ CX-5は2022年以降どうなる? 高価格帯の新型CX-60に対して、CX-5などは低価格モデルで勝負する見込み

MōTA / 2021年10月11日 17時30分

マツダ CX-5(海外仕様)2022年モデル

マツダは2022年、グローバルで全5種の新型SUVモデルを投入する予定となっている。日本市場には新型CX-60と3列シートモデルのCX-80を発売する見込みだ。そしてこれらモデルは電動化が図られ、既存のCX-5とCX-8は引き続きラインアップされる余予定なのだ。一体これからマツダのSUVモデルはどうなるのか!?

マツダ CX-5(海外仕様)2022年モデル

2022年に新型CX-60とCX-80が日本で発売予定

2021年10月7日にマツダは2022年以降に投入する新型モデルの概要を発表した。コンパクトSUVのCX-50は北米専売モデル、そして欧州市場などにはCX-70やCX-90なるモデルを投入する。そして日本にはCX-60とCX-80を発売するという内容だ。

どれも聞き馴染みのない車種名ではあるが、すでにCX-30やMX-30を発売しており、数字が2桁になるのは当然の流れでもある。

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新型CX-60などはマイルドハイブリッドに! のちにプラグインハイブイリッドモデルも追加予定

現段階でははっきりとどんな仕上がりになるのか? は発表されていないが、新型CX-60は2列シートモデル、CX-80は3列シートを備えたモデルとなる。イメージ的にはCX-5の電動モデルがCX-60で、CX-8とCX-80も同様の考えに基づくのだった。

新型CX-60はCX-5よりも大きく、そして新型CX-80はCX-8よりも大きなボディとなる

すでにマツダが発表しているように、CX-60やCX-80は新開発プラットフォームを採用し、エンジンも横置きから縦置きとなる。そしてガソリンとディーゼルモデルも引き続きラインアップし、それぞれ48Vのモーターと組み合わせるマイルドハイブリッドとなるのだ。加えて、後にはプラグインハイブリッドまで追加するという。

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CX-5は引き続き毎年改良を実施!

そこで気になるのが既存モデルであるCX-5とCX-8についてだ。冒頭に述べた通りこの2台はフルモデルチェンジなしで、引き続き生産されることとなる。マツダは毎年のように改良を重ねているが、今後も同様となるのだ。

CX-5とCX-8は2020年の改良で内装を大幅に変更した。その筆頭は8.8インチと10.25インチの大型ディスプレイの設定である。このようにマツダは時代に即した改良を毎年実施しているのだ

ちなみにCX-5に関してはすでにマイナーチェンジモデルが欧州市場などを中心に発表されており、日本向けには2021年11月ごろ発売となる見込みだ。2020年には超ワイドディスプレイを採用するなどおもに内装に手が加えられたが、今回の改良は前後ライトやホイールといったエクステリアを中心に変更される予定である。

新型CX-60登場後はCX-5に低価格グレードも追加か

ノーマルグレードとは異なりブラックホイールや専用内装を与えた特別仕様車の設定にも余念がない。そのため、今後もお買い得グレードを設定する可能性は大いにあるのだ

気になる今後であるが、2022年に新型CX-60などのオールニューモデル発表後には、走行性能や燃費を向上しつつも、リーズナブルな価格設定とする可能性も考えられる。というのも新型CX-60などは新開発プラットフォームを採用するうえ、電動化もなされるために価格上昇は避けられない。

そのためCX-5などは、もっと価格を抑えたグレードを追加するなど、シェア拡大に向け、さまざまな作戦で勝負に出ると読んでいる。

まだ想像の域を超えないが、今後のマツダから目が離せない!

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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