【レガシィ アウトバック新旧比較】アイサイトXの搭載など内装の質感がより高まった!
MōTA / 2021年10月12日 19時10分
スバルが2021年10月7日に発表したフラッグシップSUVの新型レガシィ アウトバック。7年ぶりにフルモデルチェンジされ、6代目となった。エクステリアデザインはキープコンセプトのため大きな変更はないが、インテリアや装備などは大幅に刷新された。 今回はレガシィ アウトバックの新旧モデルの比較を敢行。最大の違いはボディサイズだ。
【サイズ・外装比較】ボディサイズは大幅拡大し、外装はSUVらしさをより高めた
新型アウトバックはボディサイズが拡大し、全長4870mm×全幅1875mm×全高1675mm。従来モデルが全長4820mm×全幅1840mm×全高1660mmだったのに比べて全長、全幅、全高いずれもサイズが大きくなっている。
デザインは既存のコンセプトを保ちつつSUVらしさを高めた
エクステリアデザインは大きく変化してはいないが、スタイリッシュなデザインに厚みや力強さを強調したボディパネルと、一体感を増したクラッディングを組み合わせることで一目見ただけで感じられるアクティブさとタフさを表現。
フロントには大胆なデザインのヘキサゴングリルを採用した。LEDヘッドライトは従来モデルよりやや小ぶりながら、スバル車に共通するコの字のクリアランスランプを備える。フォグランプの形状も変更された。【内装比較】11.6インチのフルHD大型ディスプレイを備え上質なインテリアに
インテリアはデザインや質感が大きく変更された。11.6インチのフルHD大画面ディスプレイを搭載したナビゲーションシステムを採用する。
乗る人すべてがゆったりくつろげる居心地の良い室内空間でアウトバックらしさを表現。また、ハーマンカードンサウンドシステムやナッパレザーの本革シートを採用することでフラッグシップクロスオーバーSUVとしての上質感を演出した。スマートフォン感覚で快適に操作できるHMIを採用。「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応する。
ダウンサイジングしたエンジンを搭載
搭載するエンジンは2.5リッター水平対向4気筒からダウンサイジングした1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボに変更。
新型に搭載されるエンジンの最高出力は177馬力/5200-5600rpm、最大トルク200Nm/1600-3600rpmを発揮する。
【新旧先進安全装備比較】アイサイトXを標準で装備!
安全性能も高まった。旧型はアイサイトVer.3を搭載していたが、新型ではアイサイトに加えてツーリングアシストハンズオフが使用できる新世代「アイサイトX」を標準装備。先行車追従操舵や全車速追従機能付クルーズコントロールなどを組み合わせることでアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動でアシストする便利機能だ。
また、ドライバーモニタリングシステムを搭載しており、運転手の顔を覚えて設定したシートポジションやドアミラーなど、乗り込んだ際の煩わしい操作を簡略化できるほか、運転手の脇見や居眠りを予防することもできる。新型は2グレードを用意! 価格は414万7000円から
新型のグレード構成は「X-BREAK EX」と「Limited EX」の2つを設定しており、価格(税込)はX-BREAK EXは414万7000円、Limited EXは429万円。
Limited EXはメッキ加飾のフロントグリルや切削光輝の18インチアルミホイールなど高級感のあるスタイルが特徴だ。また、撥水ポリウレタンシートも標準装備。表面についた水分が染み込みにくいシート表皮でアクティブシーンで活躍する。 ハンズフリーオープンパワーリヤゲートをLimited EXに標準装備、X-BREAK EXをメーカーオプション設定とした。リヤゲートの六連星オーナメント部のセンサーに肘など体を近づけることで両手がふさがっていてもリヤゲートを開けることができる。 また、サーフボードやカヌーなどを搭載しやすいクロスバータイプルーフレールをLimited EXに、クロスバータイプに比べて最大積載荷重を向上することでさまざまな荷物を載せられるラダータイプルーフレールをX-BREAK EXに採用した。生まれ変わった新型アウトバック。こうして比較すると、より装備の上質さが高まっているように感じる。ボディサイズは大型化したものの、新エンジンや安全性能も高めたことで使いやすい一台に仕上がっていると言えるだろう。
【筆者:MOTA編集部】
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