新型ノート AUTECH クロスオーバー、一部で「なんちゃってSUV風」と揶揄されるも「街乗りSUVで考えれば要点を抑えていてあり」の声【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年10月25日 13時0分
2020年12月にフルモデルチェンジして以降、高級感のある内外装や高い走行性能により人気を誇る日産 新型ノート。そんな新型ノートに2021年10月7日(木)、クロスオーバーテイストが加えられたモデル「ノート AUTECH クロスオーバー」が新たにラインナップに登場した。ここでは、気になる新型ノート AUTECH クロスオーバーのデザインについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
専用装備と+25mm車高をアップした新型ノートのクロスオーバーモデル
新型ノート AUTECH クロスオーバーは、日産の関連会社でカスタムモデルや福祉車両などを製造するオーテックジャパンが手がけたモデル。新型ノートをベースとし“プレミアムスポーティ”をテーマにカスタムしたモデル「ノート AUTECH」にさらにクロスオーバーテイストが加えられている。外装で新たに加えられているのは、専用大径タイヤ&ホイール、ホイールアーチガーニッシュ、サイドシルプロテクター、ルーフモール、専用エンブレム加飾のほか、専用サスペンションを備えベースのノート AUTECHに対し車高(地上高)を25mmアップ。ボディサイズは、全長4045mm×全幅1700mm×全高1545mm、ホイールベースは2580mmで、ベースモデル同様に5ナンバーサイズに収まる。
内装は、ベースのノート AUTECHと共通で、ブルーのステッチやロゴ刺繍が施される内装の専用ブラックレザレット(合皮)シート、専用ブラック本革ステアリングホイールなどの専用装備を備える。
価格(消費税込)は、ベースモデルの3万3000円高で、253万7700円~279万6200円。
SUV風と言うなかれ! 本格悪路走行をしなければ魅力十分
そんなクロスオーバーテイストが加えられた新型ノート AUTECH クロスオーバーのデザインに対して、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。まず見受けられたのは、
「良く見ないとノートとの違いが分かりにくい」
「人とは違うのに乗っている、ってのを表現したい人にはちょっと見たが目物足りなさそう」
「トヨタのヤリスとヤリス クロスくらい差別化してほしかった」
「なんちゃってSUVという感じが否めない」
「これをクロスオーバーとするにはちょっと物足りないのでは」
など、ノーマルのノートと見た目の違いが少ないとする声。専用の装飾が備わるほか車高(地上高)が25mmアップしてはいるものの、そのクロスオーバーとしての性能に疑問視する声や、一目ではその違いが分かりにくいとする声が挙がっている。
それでも、
「街乗りSUVで考えれば要点を抑えていてあり!」
「積雪が多い地域とか、ガチで山に行く人とかでない限り十分な仕様」
「街乗りで目線が高いから運転しやすいと思う」
「大半は悪路走破性を求める層ではないのだから、SUV風だとしても十分魅力的」
「SUV風と揶揄されるけど、地上高が高いと運転しやすいし、車止めには当たりにくいし、道路上の小さな障害物とか回避しやすいし使い勝手は良さそう」
と好意的にとらえる声も少なくない。
e-POWER四駆に高い期待が寄せられる
そんな見た目の印象で一部で懐疑的な声が挙がっている新型ノート AUTECH クロスオーバーながら、走行性能では圧倒的に期待を寄せる声が多い。
「なんちゃってSUVとか言われそうだけど、意外とe-POWERの四駆は能力高いと思う」
「キックスに4WDが無いのがもったいなかったから、これはあり」
「人によって見た目の差異は少ないかもだけど、e-POWERの4WDは侮れない」
「+25mmの車高アップにe-POWER四駆はちょっとしたキャンプ場ぐらいなら十分な戦力」
これらe-POWER 4WDの四駆性能に期待する声の高さが思いのほか多かった。
ノートの「e-POWER 4WD」は、後輪用に最高出力68ps/最大トルク100Nmの高出力モーターを搭載しており、発進・加速時のみならず、高速走行時でも4WDの機能を果たす本格派。そこに+25mmの車高アップが施されている新型ノート AUTECH クロスオーバーは本格悪路走行こそ向かないものの、ちょっとしたキャンプ・アウトドアなどのレジャーや生活四駆としては最適と捉えているようだ。
これまで標準のノートのほか、ノート AUTECH、さらに上級モデルのノート オーラ、そしてスポーツ性能が高まったノート オーラ NISMOを揃え人気を誇っていた日産 新型ノートだが、新型ノート AUTECH クロスオーバーによりラインナップはさらに充実。ユーザーの選択肢も広がり、新型ノートの今後のセールスにも期待がかかる。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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