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新車「トヨタ RAV4」購入予算300万円台で、アメリカンSUV「ジープ チェロキー」を買う選択肢もアリ![どっち買う!?]

MōTA / 2021年10月25日 18時0分

ジープ チェロキー リミテッド[2014年・KJ型(5代目)/4x4 V6 3.2リッターモデル] [photo:和田 清志]

ワイルドなスタイル・悪路走破性の高さから、高い人気を誇るトヨタのSUV「RAV4」。話題沸騰中のカローラクロスとは、新車価格帯もサイズも絶妙にバッティングするが、その明確なキャラクターにより、RAV4支持派のハートは揺るぎそうにない。このあたりの作り分けは、トヨタの得意とするところ。四代目の現行型では、価格帯も274.3万円〜402.9万円(ハイブリッド含む)となっている。 そこで今回は、RAV4の新車価格300万円台で、ほぼ同じサイズのアメリカンSUV「ジープ チェロキー」を選び、中古で購入できるか調べてみた。伝統のジープ・ブランドのSUVだけに、どんなモデルが範囲入りするのか楽しみだ。

ジープ チェロキー[KJ型(5代目)] [photo:FCAジャパン]

伝統あるアメリカンSUVの系譜を継ぐ「ジープ チェロキー」

究極的には「生きて帰還するため」に設計された軍用車「ジープ」。戦後の1954年には、アメリカのレジャーブームを受け、ジープに快適装備やデコレーションを与えた “民生用” の「CJ型」が、さらに1962年になって、乗用車的な性格とステーションワゴンのようなボディが与えられた豪華なモデル「ワゴニア」が登場。1974年に登場した初代チェロキーは、その2ドアおよびスポーティ版の位置付けだった。1990年代には、2代目チェロキーが日本でも大ヒットしたことを覚えている人もいるだろう。

そのチェロキーは、本国で2013年、日本では翌年から発売が始まった5代目から、FF乗用車ベース(しかもアルファロメオ ジュリエッタ!)のプラットフォームに刷新。オンロードでの快適性・操縦性を一気に高めた。従来のチェロキーは、ラダーフレームを採用した本格的な四輪駆動車だったので、その違いは明らかだった。

デビュー時のエンジンは、3.2リッターDOHC V6&フィアット製の2.4リッターSOHC直4を搭載。2016年にV6のみとなったが、2018年には逆にそのV6が消え、クライスラー製の2.4リッターDOHC直4ターボとフィアット製2リッターエンジンを積むようになった。

2018年に行われた改良は大規模で、3段構えの灯火類で前衛的だった前面を、より常識的なデザインに改めている。SUVとして気になる駆動方式は、登場時はFFもあったものの、2016年以降は全車4WDのみとなっている。

5代目「ジープ チェロキー」を5年落ち・走行5万キロ以下・300万円台で検索!

ジープ チェロキーの検索にあたり、価格をトヨタ RAV4の中心販売価格帯300万台に設定した。古い年式や距離が多い個体だと、トラブルの可能性も高くなるため、年式は5年落ち、走行距離は5万キロとしている。

走行距離5万キロ以内、2016年式までの「ジープ チェロキー」の中古車を検索!

▼中古車検索条件▼

・メーカー車名: ジープ チェロキー

・モデル:2014年式モデル

・年式:平成28(2016)年~令和3(2021)年

・走行距離:~最大5万キロまで

・価格帯: 300万円台

・修復歴:なし

(2021年10月23日現在 MOTA調べ)

高年式な3年落ちの後期型も購入できるが、前期型にしかないV6モデルも捨てがたい

2014年登場時の5代目初期型チェロキー, すっきりした顔立ちの後期型

2014年登場時の5代目初期型チェロキー, すっきりした顔立ちの後期型

検索結果では、上記条件で19台がヒットした。参考までに条件を厳しくして、3年落ち・3万キロに絞ると12台が表示された(2021年10月23日現在 MOTA調べ)。

2018年より前のモデルを、仮に「前期型」と称すると、330〜360万円前後を境に後期型に切り替わる。前述の通りジープ チェロキーの前期型は、上段がウインカー・中段がヘッドライト・下段がフォグランプというマスクで、斬新といえば斬新だが、ジープブランドらしくないという批評も浴びた。そのためもあってか販売台数は少なく、中古車の数も多くない。

前期型に搭載されるV6 3.2リッターエンジン

だが後期型で失われた「3リッターオーバーのV6」は、今となっては大いに魅力的だ。

昨今はどのメーカーも、大排気量のマルチシリンダーエンジンをカタログから落とし、高効率・高性能な直4エンジンに入れ替えているが、やはりV6でないと得られないフィールがあるのは確かなのである。

それと、これはステレオタイプな感想でもあるが、「アメリカ車はV6やV8」というイメージもまた捨てがたい(過去のジープブランドのクルマには、直4や直6もあったのだが)。

前期型・V6 3.2リッター搭載の「ジープ チェロキー リミテッド」

ジープ チェロキーのグレードは、販売時期による変動はあれど、基本的には「リミテッド」「トレイルホーク」「ロンジチュード」の3種類。

リミテッドは、革張りシートなどに旧来のアメリカ製SUVの雰囲気を残す高級版、トレイルホークは悪路走破性を高めた仕様、ロンジチュードはエントリーモデルである。

ジープ チェロキー リミテッドの内装,助手席まで前倒し可能なので長尺物も搭載可能だ

ジープ チェロキー リミテッドの内装,助手席まで前倒し可能なので長尺物も搭載可能だ

19台の内訳を見ると、リミテッド7台、トレイルホーク4台、ロンジチュード8台だった。参考までに2016年4月時点での新車価格は、リミテッド:508.8万円、トレイルホーク:519.8万円。

マイナーチェンジ後の2018年10月では、リミテッド:487.9万円、トレイルホーク:493万円、ロンジチュード:436.9万円である。

日本車では得難い雰囲気を持つ「ジープ チェロキー」なら、見える景色はU・S・A!?

このように、新車で430万円台〜500万円という価格だったジープチェロキー。それを中古なら、たった数年落ちなのに300万円台で買えるのは嬉しいところ。しかも、たとえイタリア製のFF車がベースになっても、内外から発散されるジープ・ブランドのクルマらしさ、アメリカ車らしさはしっかり残っており、道を選ばないタフ&ワイルドなイメージはチェロキーならではである。

ジープ チェロキーを置けばバックの森林は北米のそれに見える(かもしれない)し、運転席から見た景色もまた、日本らしくなくなる(かもしれない)。そんな得難い雰囲気は、SUVの本場アメリカ、しかもジープ・ブランドから生まれたクルマが持つ、他のメーカーでは得難い雰囲気がもたらすものだ。

キャンプやアウトドア、スポーツやアクティビティは、心を大きく開いてくれる。だから、そこで活躍するギアにはこだわりたい。ジープ チェロキーという選択肢は、それに適した一台である。手に入れれば、趣味の幅も大きく広がるのではないだろうか。

[筆者:遠藤 イヅル/撮影:和田 清志・FCAジャパン]

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