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【ダイハツ ロッキーハイブリッド グレード比較】最大の違いは先進安全装備! 価格差約23万円あるも、街中メインなら中級グレードがオススメ

MōTA / 2021年11月2日 20時0分

ダイハツ 新型ロッキー e-SMART HYBRID(イースマートハイブリッド)[2021年11月1日(月)一部改良] [Photo:ダイハツ工業]

ダイハツ ロッキーが大規模マイナーチェンジを実施した。そうシリーズ初のハイブリッドモデル「イースマートハイブリッド」が新たに追加されたのだ。しかもハイブリッドにもかかわらず価格は211万6000円〜と手の届きやすい価格設定なのだった。加えてWLTCモード燃費は28km/Lをマークするとあって売れないワケがない仕上がりとなっている。そこで今回はダイハツ ロッキーのハイブイリッドモデルに2種類用意されているグレードの違いをご紹介する。

ダイハツ 新型ロッキー e-SMART HYBRID(イースマートハイブリッド)[2021年11月1日(月)一部改良] [Photo:ダイハツ工業]

ロッキー/ライズに待望のハイブリッド追加でさらに人気車種へ

ダイハツ ロッキーは5ナンバーサイズのコンパクトSUVモデルである。2019年末にロッキー、そしてOEMモデルのトヨタ ライズとともにデビューし、ライズに至っては2019年上半期にはもっとも売れたクルマに輝いたほど。現在も常に販売ランキング上位にランクインするほどの大人気車種である。

ハイブリッドモデルでも200万円台前半から! 改良後もお買い得すぎる仕上がり

1リッターターボエンジンのみであったが、新開発の1.2リッターエンジン。そしてハイブリッドと全3種のパワートレインをラインアップ

そして初の大規模マイナーチェンジを実施し、待望のハイブリッドモデルが追加さたのだ。これまで1リッターターボエンジンのみであったが、改良後は4WDモデルのみに搭載。さらには新開発の1.2リッターガソリンモデルと全3種類のエンジンをラインアップする。ハイブリッドモデルは他のパワートレインと比較しても30万円程度の価格差しかないために、今後はハイブリッド車が人気モデルとなる見込みだ。

そしてロッキーのハイブリッドモデルにはX HEV(211万6000円)とプレミアムG HEV(234万7000円)と2つのグレードをラインアップしており、今回はその違いをご紹介しようというワケだ。

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【外装比較】流れるウィンカーとホイールサイズが最大の違い

G HEVは17インチアルミホイール、そしてドアハンドルがボディ同色となる

エクステリアデザインにおいて最大の違いはホイールにある。プレミアムG HEVは17インチの切削アルミホールを装着するが、X HEVは16インチアルミホイールとなる。

そしてプレミアムG HEVはシーケンシャルウィンカー付きのLEDヘッドライトとなるが、X HEVはLEDヘッドライトとなるのだ。さらに細かい部分ではプレミアムX HEVのドアハンドルはメッキ加飾が奢られるが、それ以外はボディ同色となるのだった。

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【内装比較】どちらもUSBポートは全3つ装備! シート地に違いあり

電気式パーキングブレーキ採用によりセンターコンソールのデザインを変更。これまでドアポケットと左右のエアコン吹き出し口のみに設置されていたカップホルダーが、あらたに2つセンターコンソール内に設けられた

内装の基本デザインはどちらも同じで、快適装備も同様となる。ナビなどを装着しなければどちらもフロントに1つ、そして後席に2つのUSBソケットが備わる。ちなみにメーカーオプションのインチスマホ連携ディスプレイオーディオを選択すれば、上記に加えてHDMIケーブルも装備される。

X HEV, プレミアムG HEV

X HEV, プレミアムG HEV

最大の違いはシート表皮にあり、最上級グレードはファブリックと人工皮革を組み合わせたシートとなり、ホワイトのステッチが特徴となる。一方X HEVは改良前の上級グレードと同様に、ファブリックシートにレッドのステッチがあしらわれたシートとなるのだった。

【先進安全装備比較】機能はほとんど同じも、違いはアダプティブクルーズコントロールの有無

4WDモデルの場合、アンダーボックスの面積が狭まるが、ロッキーはどのパワートレインを選んだ場合でもラゲッジルームのスペースはまったく同様となる

先進安全装備の機能はどちらも同じで、改良前には設定すらなかった電気式パーキングブレーキが標準装備となる。もちろん衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報など全9つの機能は標準装備となるのだ。

最大の違いは先行車を任意のスピードと車間距離で追従してくれるアダプティブクルーズコントロールの有無である。最上級グレード「プレミアムG HEV」にのみ搭載され、X HEVにはオプション設定すらされないのだった。

ちなみに後側方の車両を検知してくれるブラインドスポットモニターは別途6万6000円のメーカーオプションとなっている。

内容を考えればどちらもお買い得! 街中メインなら中級グレードで十分だ

今回はマイナーチェンジを受けたダイハツ ロッキーのハイブリッドモデルにフォーカスし、グレードの違いをご紹介してきた。価格差にして約23万円となっているが、長距離移動が多いユーザーはとくに最上級グレード「プレミアムG HEV」をお勧めしたい。

一方で市街地移動がメインのユーザーはX HEVというイメージだ。どちらも価格以上に十二分な装備となっているゆえ、これから購入する方は納車後の使用シーンや欲しい機能などをしっかり考慮したうえで選んで欲しい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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