新型ロッキーハイブリッド、魅力的な価格設定でライバルe-POWERの価格設定に疑問の声も 【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年11月6日 18時0分
ダイハツの人気コンパクトSUV「ロッキー」が、新開発のハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID(イートスマートハイブリッド)」を搭載するなどの一部改良を行い2021年11月1日(月)より発売開始した。新型ロッキーハイブリッドの燃費性能は、WLTCモードで28.0km/Lの低燃費を実現し、価格(消費税込)は166万7000円〜231万8200円。ここでは、そんな新型ロッキーハイブリッドの価格についてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
魅力的な価格設定に、ライバルe-POWERの価格設定に疑問の声も
扱いやすいコンパクトなボディサイズに、魅力的な価格で人気を誇るダイハツ ロッキーに待望のハイブリッドモデルが登場した。新型ロッキーハイブリッドに搭載されるハイブリッドシステムは「e-SMART HYBRIID」。日産のe-POWER同様、エンジンで発電し、その電力を使用してモーターで走行するシリーズ方式のハイブリッドシステムだ。
e-SMART HYBRIIDでは、新開発の1.2リッターエンジンを発電専用として組み合わせたシンプルな機構により、166万7000円〜という低価格を実現したほか、100%モーター駆動によるレスポンスの良い加速性能と高い静粛性に加え、発電と充放電を最適に制御することで、WLTCモードで28.0km/Lの低燃費を実現する。
SNS上では、
「コストの抑えられるシリーズハイブリッドだから価格も魅力的」
「ハイブリッドがないから候補から外れていたが、新たに加わり価格も割安で検討候補に挙がっている」
「e-POWERよりも若干スペックは劣るが、価格が抑えられていて好印象。逆にe-POWERがなぜあそこまで高いのか疑問が出てくる」
など、ハイブリッドながら抑えられた価格が魅力的と捉える声が非常に多く挙がっている。また、同じシリーズ方式のハイブリッドシステムである日産のe-POWERが割高ではないかといった声も少なくない数で見受けられ、そういった点からもより一層価格の低さが強調されて捉えられているようだ。
ハイブリッドで4WDを求めていた層からは落胆の声
人気のコンパクトSUVにハイブリッドモデルが追加されたとあり、ポジティブな声が多いロッキーだが、一部ではそれでも検討候補には挙がってこないっといった声も挙がっている。
「待望のハイブリッド追加に喜びかけたが4WDの設定は無かったのでがっかりしている」
「ハイブリッドのコンパクトSUVで四駆が欲しかったら、依然ヤリス クロスしか選択肢がない」
「ヤリス クロスでも悪くないんだけど、納期とか街中に溢れているのが気になる。四駆のロッキーハイブリッドに期待していたが…」
これらハイブリッド設定のあるコンパクトSUVで4WDを求めている層からは期待していた半面、がっかりしたという声が一定数で見受けられた。この辺りは、今後の追加設定などに期待したいところだ。
ライバル車検討勢からも注目を浴びる
一部、ハイブリッドモデルで4WD設定を求めていた層からは残念な声が見受けられたが、それでもやはり好意的な声は多い。
「ハイブリッドを備えたコンパクトSUVが欲しくて、ヤリス クロスを検討していたが、ロッキーの方が割安なので気持ちが傾いている」
「4WDはそこまで求めてないので2WD設定だけでも十分魅力的」
「同じ四駆設定なしなら、キックス e-POWERより安いしいいと思う」
新規検討者のほか、これら他車種からの乗り換えを検討する声も非常に多く見受けられた。中でもボディサイズの近いヤリス クロスと比較する声は多く、そちらから新型ロッキーハイブリッドに方向転換して購入を検討しているといった声は多い。ヤリス クロスを検討していたと言う層からは、やはり納期問題が挙げられており、新型ロッキーハイブリッドの成功のカギはその辺りなのかもしれない。
果たして、新型ロッキーハイブリッドはどこまでセールスを伸ばすことが出来るか? まだまだ今後の展開から目が離せない。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
外部リンク
- 注目のダイハツ 新型ロッキーハイブリッドと日産 キックス e-POWER、ハイブリッドを備えた人気コンパクトSUVのデザインや内装など各部の違いをチェック
- 注目の新型ロッキーハイブリッドと人気のヤリス クロス、デザインや内装など各部の違いをチェック 【人気コンパクトSUV 内外装比較】
- 【ロッキーハイブリッドとヤリスクロスハイブリッド比較】価格差約5万円! 先進安全装備や燃料代はほぼ互角、決め手は家族構成にあり!?
- コンパクトSUV「トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー」にe-SMARTハイブリッド新搭載! ヤリスクロスのハイブリッドとは何が違う!?
- 新型ロッキーハイブリッド、新搭載のハイブリッドに期待値は上々!「早くリアルな性能を試乗で確かめたい」の声 【みんなの声を聞いてみた】
この記事に関連するニュース
-
「フロンクス/ヤリスクロス」コンパクトSUV比較 ともに都会的なスタイルだがグレード構成に差
東洋経済オンライン / 2024年11月20日 12時0分
-
維持費が安い車おすすめ12選! 車種別ランキングや維持費の目安を紹介
MōTA / 2024年11月12日 19時0分
-
スバル クロストレック(ストロングハイブリッド)の価格は383万3500円〜! 発売日や燃費は?
MōTA / 2024年11月7日 19時0分
-
ヤリス/ノート/フィットに透けるメーカー事情 3車に見た「トヨタ/日産/ホンダ」強みと弱み
東洋経済オンライン / 2024年10月31日 8時40分
-
「燃費なんて気にするならスバルに乗るな」が一変? 「新型ハイブリッド」の実力とは やはり他と違う“目の付け所”
乗りものニュース / 2024年10月27日 17時12分
ランキング
-
1「京急」「京成」に照準定めた旧村上ファンドの思惑 2006年の「阪急・阪神合併」の再現を想起
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 7時50分
-
2自然界最強「ミノムシの糸」を製品化、スポーツ用品や自動車に活用へ…興和「化学繊維に代わる存在に」
読売新聞 / 2024年11月25日 10時50分
-
3"退職代行"を使われた上司「信用ダウン」の悲劇 多いのは営業、職場に与える「3つの影響」とは
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 8時30分
-
4「寿命半分」を掲げた電車、登場30年超で〝再就職〟できる秘訣は? JR東日本209系、置き換え用車両も判明 【鉄道なにコレ!?】第68回
47NEWS / 2024年11月25日 10時0分
-
5ホリエモン「オルカンを買うよりもずっといい」…上場企業4000社から"優良銘柄"を見抜くシンプルな方法
プレジデントオンライン / 2024年11月25日 8時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください