内装にフィッシングジャケット!? 日産 キックスが老舗アウトドアウェアブランド「コロンビア」とコラボした限定車を発売
MōTA / 2021年11月5日 11時30分
日産は2021年11月2日(火)、アウトドアウェアブランド「コロンビア」とコラボした特別仕様車「日産 キックス コロンビアエディション」を発売する。内装に防水加工を施したオリジナルのシートエプロンやシートバックポケット、荷室シートを装備するほか、外装にもブラック加飾やオリジナルステッカーなどを施した。500台の限定販売となる。
アウトドアファンも思わずニヤリ! コロンビアを象徴する「マルチポケットフィッシングベスト」を想わせるスペシャルな内装
1938年にアメリカで創業した老舗アウトドアウェアブランド「コロンビア」(Columbia Sportswear)。同ブランドを象徴するのが「マルチポケットフィッシングベスト」だ。今でこそ当たり前になった、あのポケットがたくさんついているジャケットは、最初にコロンビア社が発明したアイテムなのである。今回、日産とコロンビアのコラボにより誕生した「キックス コロンビアエディション」には、そんなマルチポケットフィッシングベストを想わせる「シートバックポケット」や「フロントシートエプロン」「ラゲッジシート」といったスペシャルな内装が備わる。
これらの内装には、耐水性に優れたインピスタ社のCORDURA(R) fabric(305デニール)を使用し、生地に防水加工を施してあるから、アウトドアレジャーの際に汚れた格好のまま乗っても安心だ。70-80年代に使用されたコロンビアのヴィンテージタグを配したクラシカルなデザインも、アウトドアファンの心をくすぐるワンポイントとなっている。外装もブラックの装飾とオリジナルステッカーで特別感をアピール
日産 キックス コロンビアエディションのボディカラーは、チタニウムカーキとダークブルーの2色。外装には、コロンビアのコーポレートカラーであるブルーのグリルステッカーと、サイドとリヤには、コロンビアのロゴステッカーを貼付。さらにコロンビア誕生の地、オレゴン州最高峰のフッド山をあしらったグラフィックステッカーをサイドに配した。また、フロントアンダープロテクターやリヤアンダープロテクター、サイドシルプロテクターをブラックに加飾したディーラーオプションアイテムの「ブラックスタイルパッケージ」を最初から標準装備し、外観からも特別な1台であることをアピールする。
キックス コロンビアエディションの価格は297万円(消費税込)。限定わずか500台のみの発売となっている。気になる方は販売店に急いだほうがよさそうだ。
放射冷却技術を用いた純正カーサイドタープなども同時に発売開始
今回のコロンビアとのコラボとは別に、日産ではさらにアウトドアユーザーにも注目の「Radi-Cool(ラディクール)」を採用した純正アクセサリーを2021年11月2日より、まず「キックス」向けに販売開始した。ラディクールジャパンが開発した素材Radi-Cool(以下、ラディクール)は、環境負荷が少なく、省エネ効果を高めて、ゼロエネルギーで物体を冷却する世界初の「放射冷却メタマテリアル技術」を採用する。
物体表層の材料組成と、そのミクロ構造を調整することで、物体からの電磁波放射を、大気にほとんど吸収されることのない領域である「大気の窓」と呼ばれる波長帯(8μm~13μm)に集約させ、地球の熱を宇宙空間へ放出させることのできるという先端技術だ。
日産はラディクールジャパンと自動車用放射冷却部品の共同開発契約を2021年10月に締結。研究開発を開始するとともに、商品化第一弾として今回「サンシェード」「カーサイドタープ」「ハーフボディカバー」を設定した。一般的な製品と比べ、タープ内や車室内の気温上昇を抑制するという。価格は「カーサイドタープ」3万9600円(消費税込)。夏の暑い陽ざしに有効な対策として、アウトドアなどでの活躍が大いに期待出来そうだ。[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:NISSAN]
外部リンク
- 注目のダイハツ 新型ロッキーハイブリッドと日産 キックス e-POWER、ハイブリッドを備えた人気コンパクトSUVのデザインや内装など各部の違いをチェック
- 【人気SUV 内外装比較】注目のトヨタ 新型カローラ クロスと日産 キックス e-POWER、デザインや内装・荷室など何が違う?
- トヨタ ライズの対抗車に! 日産は「マグナイト」を一刻も早く日本にも導入すべきだ!
- 日産 キックス e-POWERがデビュー後1年経過! ウリはヤリスクロスやヴェゼルに比べ爽快な走りの性能と広い室内だ
- トヨタ ヤリスクロスと日産 キックス e-POWERの内装を比較! 全長が10cm長いキックスは後席もやっぱり広かった
この記事に関連するニュース
-
8年ぶり全面刷新! 日産新型「小さな高級車」登場! 全長4.3mに「クラス超え上質内装」とめちゃ“スゴいシート”採用! ちょうどイイサイズの「新型キックス」日本には来る?
くるまのニュース / 2024年11月20日 13時10分
-
約473万円! 高級「“SUV”ミニバン」に“激シブ”「特別仕様車」登場! “黒感”強調の「カクカク」デザインが超カッコイイ! 三菱「デリカD:5 “BLACKエディション”」発売
くるまのニュース / 2024年11月8日 9時30分
-
日産『キックス』新型、ビーチパトロール仕様にカスタム…SEMAショー2024
レスポンス / 2024年11月5日 8時0分
-
ジープと「ノース・フェイス」がコラボ、モンブランの標高にちなんだ4806台の『アベンジャー』発表
レスポンス / 2024年10月28日 19時30分
-
放射冷却素材「Radi-Cool(ラディクール)」を導入
@Press / 2024年10月28日 12時0分
ランキング
-
1「京急」「京成」に照準定めた旧村上ファンドの思惑 2006年の「阪急・阪神合併」の再現を想起
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 7時50分
-
2自然界最強「ミノムシの糸」を製品化、スポーツ用品や自動車に活用へ…興和「化学繊維に代わる存在に」
読売新聞 / 2024年11月25日 10時50分
-
3"退職代行"を使われた上司「信用ダウン」の悲劇 多いのは営業、職場に与える「3つの影響」とは
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 8時30分
-
4「寿命半分」を掲げた電車、登場30年超で〝再就職〟できる秘訣は? JR東日本209系、置き換え用車両も判明 【鉄道なにコレ!?】第68回
47NEWS / 2024年11月25日 10時0分
-
5ホリエモン「オルカンを買うよりもずっといい」…上場企業4000社から"優良銘柄"を見抜くシンプルな方法
プレジデントオンライン / 2024年11月25日 8時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください