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三菱 アウトランダーPHEVの内外装を写真を新旧で比較! 力強いデザインが魅力

MōTA / 2021年11月7日 7時0分

三菱 新型アウトランダーPHEV

三菱 アウトランダーPHEVは8年ぶりのモデルチェンジで、注目度の高いモデルだ。2021年グッドデザイン賞も受賞するほど、SUVらしいデザインが魅力。 今回は内外装が大きく進化した新型モデルの特徴を、写真で紹介していきたい。

三菱 新型アウトランダーPHEV

力強いフロントグリルが特徴的だ

ボディサイズは全長4710mm×全幅1860mm×全高1745mm、ホイールベースも2705mmに延長した。先代モデルは全長4695mm×全幅1800mm×全高1710mm、ホイールベースが2670mmのため、全長こそ同等程度だが拡大している。

全幅、全高は大型化している

フロントはさらに大胆なデザインとなっていて、押し出し感の強さがポイント。全体に優しい印象のフォルムだった先代とは異なり、商品コンセプトである「威風堂堂」をそのまま表現し、SUVらしくスクエアで力強さを増している。

サイドは20インチの大径ホイールや筋肉質なフェンダーフレアを採用し、飛行機の垂直尾翼をモチーフとしたDピラーとフローティングルーフなどを取り入れ、力強く軽快な走りをイメージさせる。

リヤは六角形の形状をもつテールゲートと、水平基調でボディの左右両端まで広がるテールライトなどを用意し、ワイドで安定感のあるスタイリングを実現した。

リヤもワイドで安定感のあるSUVらしいスタイリング

新に追加したブラックダイヤモンドの3色を中心に全10色のバリエーションを設定している。

三菱の特徴的なカラーとも言えるレッドダイヤモンドも設定する

グレードは3つ、5人乗りと7人乗りを用意

大きく変わった特徴の一つとしては、従来型アウトランダーPHEVに設定のなかった7人乗りモデルが新設されたことが挙げられるだろう。三菱 新型アウトランダーPHEVはベースグレード「M」、中級モデル「G」、そして最上級グレード「P」と大きく3つのグレードを用意。Mは5人乗りモデルのみで、Gは5/7人乗りをそれぞれラインアップ。最上級グレードは7人乗りモデルのみだ。

PHEVモデルにも7人乗りも追加した

先代アウトランダーPHEVのエンジンは当初2リッターで、のちに2.4リッターに拡大したが、新型モデルでは引き続き2.4リッターを採用。ツインモーター4WDを組み合わせた。また、駆動用バッテリーは20kWhとし、EV走行距離は87kmを実現。さらにガソリンタンク容量を拡大している。

エンジンは従来の2.4リッターを搭載,先代モデルは2種類を用意していた

エンジンは従来の2.4リッターを搭載,先代モデルは2種類を用意していた

モニターやメーターは視認性を向上! スイッチ類も使いやすく進化

インテリアは水平基調で力強い造形のインストルメントパネル「HOLIZONTAL AXIS」を採用し、芯が通った力強さと開放感を表現することで、上質で先進的な室内空間となっている。見晴らしの良い前方視界は悪路を走行する際に車体姿勢の乱れを掴みやすくし、悪路での安全性もバツグンだ。

オレンジの差し色がアウトドアらしさも醸し出している

また、メーターパネルは12.3インチフルカラー液晶ディスプレイで、9インチのスマートフォン連携ナビゲーションやウインドシールドタイプの10.8インチヘッドアップディスプレイも採用。

モニターやメーターは視認性に、セレクター、ダイヤル、スイッチ類は操作時の節度感にこだわった「MITSUBISHI TOUCH」の考え方に基づいてデザインし、視覚だけでなく触覚にも訴える上質さを実現した。

モニターは視認性を高めた

マイパイロットを全車に標準装備! 4グレードを設定してお買い得感を高めた

さらに運転支援システム「マイパイロット」を全車に標準装備するなど、先進装備も充実。ナビとリンクしたレーダークルーズコントロールは道路の形状に合わせて適切な車速に自動で調整し、渋滞時の停車後も30秒以内であれば自動で発進する機能も用意した。先代に比べ、標識認識機能や車線逸脱防止機能なども追加され、より安全性が高まった。

マイパイロットを全車に標準装備して安全性を高めている

なお中級グレード「G」はオプション設定となるBOSEプレミアムサラウンドシステムは、最上級グレード「P」には標準装備となっている。

BOSEプレミアムサラウンドシステムは最上級グレードに標準装備される

価格は「M」が462万1100円、「G」の5人乗りが490万4900円、7人乗りが499万6200円、「P」が532万700円だ。先代に比べて7万~26万円程度高いが、これだけの機能、装備を備えていればむしろお買い得感もある。

【筆者:MOTA編集部】

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