1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

トヨタ 新型GR86/新型BRZ、次なる進化はオープンモデルの追加か!? 先代86でも検討されていた幻の“86 コンバーチブル”

MōTA / 2021年11月10日 11時30分

(上)「FT-86 Open concept」[トヨタ 86(ハチロク) コンバーチブル コンセプトカー/スイス・ジュネーブモーターショー(2013年3月)出展・参考出品車]/(下)トヨタ 新型GR86[新型86・2021年フルモデルチェンジ] [Photo:TOYOTA]

フルモデルチェンジしたばかりのトヨタ 新型GR86/スバル 新型BRZに、早くもコンバーチブル(オープン)モデル追加の噂が聞こえ始めている。実は初代86/BRZでもオープンモデル導入が検討され、コンセプトカーも公開されていた。一度は開発にとん挫した86/BRZ コンバーチブルだが、果たして新型で念願の市販化がかなうのだろうか。その可能性について検証してみよう。

(上)「FT-86 Open concept」[トヨタ 86(ハチロク) コンバーチブル コンセプトカー/スイス・ジュネーブモーターショー(2013年3月)出展・参考出品車]/(下)トヨタ 新型GR86[新型86・2021年フルモデルチェンジ] [Photo:TOYOTA]

カスタムモデルなどの追加に期待大! 新型GR86/BRZは初代同様に年次改良を重ね進化を続けていく

(上)トヨタ 新型GR86/(下)スバル 新型BRZ

トヨタは2021年10月28日、スポーツカー「86(ハチロク)」をフルモデルチェンジし、「GR86」へ車名を変更した。2代目となる新型もSUBARUと共同開発。製造も初代同様にスバル群馬製作所で行われ、スバルからも新型BRZが発売されている。

デビューしたばかりの新型GR86/BRZだが、初代同様に常に進化しながらモデルライフを重ねていく予定だ。

年次改良による地道な改善はもちろんのこと、更なる高性能版やカスタムモデルなども計画されている模様である。例えばトヨタ版ならGRスポーツ、スバル版ならSTI仕様の追加などは既定路線と言っても良いだろう。

そんな中、GR86/BRZファンから噂が絶えないのが“コンバーチブル”(オープン)モデル追加だ。

市販化目前だった!? 初代86にはオープンカーのコンセプトモデル「FT-86 Open concept」があった

「FT-86 Open concept」[トヨタ 86(ハチロク) コンバーチブル コンセプトカー/スイス・ジュネーブモーターショー(2013年3月)出展・参考出品車]

新型GR86/BRZ コンバーチブルの噂が常に絶えない理由は、初代モデルにあった。2012年4月の発売開始からおよそ1年後の2013年3月、トヨタはスイス・ジュネーブ国際モーターショーに、86 コンバーチブルのコンセプトカー「FT-86 Open concept(オープンコンセプト)」を出展していたのだ。

その後11月に開催された第43回東京モーターショー2013にも、右ハンドル仕様のFT-86 オープンコンセプトがしており、ファンの間ではいよいよ市販化が現実味を帯びたものとなっていた。

製造するスバル側が市販化に乗り気ではなかった!?

日本でも公開されていた右ハンドル仕様の「FT-86 Open concept」は、装飾されたジュネーブショー出展モデルに比べ、より現実味を帯びた仕様となっていた[トヨタ 86(ハチロク) コンバーチブル/イベント「86S(ハチロックス)J004 IBUKIYAMA」(2013年10月)出展・参考出品車]

その後2014年には、FT-86 オープンコンセプトのプロトタイプ車両を用いた競技用車両が公開されたものの、それ以降86/BRZ コンバーチブルに関するトヨタからの発信は、なぜかパタッと途絶えた。

そもそも当初よりスバル BRZ版オープンモデルに関する情報は一切なく、製造するスバル側が難色を示したことで開発にとん挫したのでは、との噂もファンの間では根強いが、実際のところは明らかにされていない。

いずれにせよ事実として、初代86/BRZのオープンモデルが実際に市販化されることは、2021年のフルモデルチェンジに至るまで一度もなかったのだった。

価格は500万円台! 新型GR86/BRZ コンバーチブル(仮称)の市販化実現は熱望するファンの声援次第か

「FT-86 Open concept」

さて、新型GR86/BRZ コンバーチブル(仮称)の登場はあるのだろうか。大きな課題としては、市販価格が挙げられる。

最初からオープンボディを別に仕立てることは、生産規模からして考えにくい。クーペ形状で製造された車体を架装しオープン化するはずだから、相応の手間がかかる。他社で同様にクーペをオープン化した事例を見る限り、通常モデルの車両価格に対し、少なくとも150万円以上の上乗せが見込まれる。300万円台の新型GR86/BRZに対し、およそ500万円前後の市販価格、という訳だ。

ショーモデルが現れたら「市販化を真剣に検討してますよ」のサインだ

ジュネーブショー2013会場で世界初公開された「FT-86 Open concept」

「500万円なら欲しい!」という声を集めるためにも、まずは新型でもオープンモデルのコンセプトカーを一般公開し、ユーザーの反響をとりたいところだろう。2021年11月時点ではの発表はないものの、今後モーターショーや東京オートサロンといったイベントで新型GR86/BRZ コンバーチブルが参考出品されたら、それは発売を前提としたマーケットリサーチの一環と捉えて良いだろう。

ただし前回FT-86 オープンコンセプトが公開され、世界から大きな反響を得ながらも開発にはとん挫した事実もある。発売を熱望するならば、今回はより大きな声で「新型GR86/BRZ コンバーチブルが欲しい!」と伝える必要がありそうだ。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:茂呂 幸正・MOTA編集部・TOYOTA]

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください