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トヨタ ヤリスクロスはシートアレンジが魅力だった! 広々使える室内空間を紹介

MōTA / 2021年11月9日 13時0分

トヨタ ヤリスクロス[2020年8月31日発売] [Photo:TOYOTA]

トヨタのコンパクトSUV「ヤリスクロス」。全長4m弱のコンパクトな車両である分、収納スペースや荷室スペースは限られるものだが、ヤリスクロスではコンパクトSUVの中でかなり広い390Lもの荷室容量を確保している。 今回はそんなヤリスクロスのシートアレンジについて紹介したい。

トヨタ ヤリスクロス[2020年8月31日発売]

グレードによっては4:2:4分割可倒式リヤシートが選べないことに注意

ヤリスクロスのグレード「X」「G」「Z」の大きく3つに分けられる。グレードによって中身が異なるため、注意してほしい。

ヤリスクロスの後席は4:2:4分割可倒式リヤシートが魅力の一つだが、GとZでは標準装備されているものの、エントリーグレードのXでは標準装備されておらず、オプションでも選択できない。

4:2:4分割可倒式リヤシートはさまざまなサイズの荷物を積める

4:2:4分割シートの魅力はリヤシートの中央部分だけを倒すことができるため、後席に大人2人が乗った状態でも長尺物を載せられる。

長尺物も載せられるのが魅力

後席を倒せば1000L超の大容量が広がる!

また、後席を全て倒した状態では、1102Lの大容量が広がるのも魅力的だ。

27インチの自転車も2台積み込めるほどの広さだ

さらに荷室床面の高さを2段階に調節できるデッキボードもエントリーグレードのXを除く2WD車に標準で装備。デッキボードは6:4で左右にも分割できるため、荷室を有効に活用できる。

デッキボードは分割でき荷室を有効に活用できる

ほかにも、荷室にはハンズフリーパワーバックドアをオプションで設定しており、リヤバンパーに足をかざすだけでバックドアが自動で開閉できる。両手が荷物で塞がった状態でもバックドアを開けることができるため非常に便利だ。

室内にも収納スペースが多数用意! 限られたスペースを有効活用

また、室内の収納スペースについても触れておきたい。

まずディスプレイオーディオ下にあるトレイだ。これはスマートフォン置き場として非常に優秀ですっぽりと収まるため横Gがかかって座席下に落とすといったこともなくなるだろう。

フロントにはコンソールボックスも完備。シフトノブの奥にあり、それほど大きなサイズではないものの、ETCが使えない場所を通過する際の小銭置き場や小物などを置いておくのに重宝しそうだ。

コンソールボックスもちょっとした小物を入れておくのに便利

後席にも2つのカップホルダーなどが装備される

次に後席だ。リヤセンターアームレストはXグレード以外に標準で装備されており、2個のカップホルダーを装備。さらに助手席シートバックポケットはZグレードに標準で装備される。タブレットの保管置き場としても優秀だろう。さらにZグレードに標準装備、Gグレードにはメーカーオプションで助手席シートアンダートレイを備える。軽自動車に見られる装備だが、ドライビングシューズなどを置いておくのに非常に便利だ。

Xグレード以外に用意されるリヤセンターアームレスト

ヤリスクロスはその名の通りヤリスと兄弟車だが、サイズはヤリスクロスの方がひと回り大きい。荷物を載せたい人にとっておすすめなのはヤリスクロスだが、グレードによっても異なるため要注意だ。

【筆者:MOTA編集部】

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