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マツダ CX-5の新グレード「フィールドジャー二ー」と「スポーツアピアランス」は何が違う!? その答えは内外装デザインとタイヤにあった

MōTA / 2021年11月9日 19時0分

マツダ CX-5 2021商品改良

マツダ CX-5に新たなグレード「フィールドジャーニー」と「スポーツアピアランス」が加わった。ざっくり言ってしまえば前者はオフロードテイストを、後者はスポーティテイストをそれぞれ内外装デザインに加えた。一体この2つのグレードの違いとは!? そしてどんな特徴を持っているのだろうか!? 発売は2021年12月を予定しているが、一足お先に10月20日に新グレードの取材が叶ったので、その模様をお伝えする。

マツダ CX-5 2021商品改良

CX-5にアウトドアにぴったりのグレードとスポーティなモデルを追加

マツダ CX-5の現行モデルがデビューしたのは2017年のこと。これまで毎年のようにマイナーチェンジを繰り返しており、今年2021年も敢行されたのだ。

そして今まではエンジンの出力向上や内装デザインの変更に留まっていたが、今回の改良では内外装デザインやグレード構成まで一新させた、規模の大きいマイナーチェンジとなっている。その筆頭が先に述べたフィールドジャーニー(323万4000円~)とスポーツアピアランス(325万6000円〜)である。

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フィールドジャーニーのアクセントカラーに注目! 内外装にライムグリーンを採用

フィールドジャーニーはオールシーズンタイヤに17インチホイールを装着する。フロントグリル右側にライムグリーンのアクセントカラーを採用

フィールドジャーニーはオフロードテイストを高めたグレードで、装着するタイヤはオールシーズンタイヤとなり全車4WDモデルとなる。エンジンライナップは2リッターガソリンと2.2リッターディーゼルターボだ。

フィールドジャーニーの内装はエアコン吹き出し口やシフトノブ、そしてシートにもライムグリーンの挿し色を取り入れている

最大の特徴は随所にライムグリーンのアクセントカラーを採用している点にある。フロントグリル右側と、内装にはシートステッチやエアコン吹き出し口に取り入れているのだ。

そしてラゲッジルームは汚れを簡単に拭き取れる素材を使用しており、まさにアウトドアにピッタリの仕上がりだ。

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スポーツアピアランスはレッドとブラックの挿し色を採用! ホイールまでブラックに

スポーツアピアランスはフロントグリルをクロームメッキとし右側にレッドの挿し色を採用。サイドミラーもブラックとなる

対するスポーツアピアランスはその名の通りスポーティな内外装デザインとなる。最大の特徴はフロントグリルに採用したレッドのアクセントカラーだ。しかもこのカラーは初代ロードスターに採用されていたクラシックレッドを使用しており、ファン垂涎の仕上がりとなっている。

ホイールはLパッケージと同じ新デザインの19インチを装着し、カラーはブラックとなる

そして前後左右のバンパーやホイールアーチ部、サイドシルなどには、艶のあるブラックを配している。加えて、シートやシフトノブなどにレッドの挿し色を取り入れているのだ。ちなみにこちらはサマータイヤに、専用デザインのブラックホイールを装着する。

マイナーチェンジでラゲッジルームを拡大!?

アンダーボックス部分に改良を施し、ラゲッジルーム拡大を実現。引き続きオプションでスペアタイヤをラインアップしている

今回の改良の目玉は上記の2グレードを追加したことにあるが、じつはもう一点ご紹介したいポイントがある。そう、ラゲッジルームの拡大である。マイナーチェンジで荷室容量を拡大するのは非常に稀なケースであるが、見事実現させたのだ。改良前モデルと見た目は同じながら、アンダーボックスに使用している発泡スチロールを見直し、強度を確保しながら素材を薄くするなどして拡大に成功しているのだ。

アウトドアシーン、あるいは何かとたくさんの荷物を乗せるケースが多いファミリー層には嬉しい改良である。

ニーズに応えるべく2つのグレードを追加! 新規顧客獲得なるか!?

フィールドジャーニーとスポーツアピアランスの特徴は上記の通りである。これまでCX-5にはタフスポーツと名付けられた特別仕様車をラインアップしていたが、フィールドジャーニーは内外装デザインなどに専用のアイテムを装着するなど、ほかのグレードと差別化を図っているのだ。

対してスポーツアピアランスはまったくの新グレードである。これまでスポーティさを全面に訴求するグレードはなかったために、新たな顧客層の獲得を目指すのだった。

新たに加わった2つの新グレードは、まったく別の個性を持つモデルである。それだけにこれから検討する方は、納車後にどんな使い方をするのか? といった具体的なことを考えて選んで欲しい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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