ロッキーの注目ポイントはハイブリッドだけじゃない! 全車速追従式クルコンの採用とHDMI接続が可能になったディスプレイオーディオなど商品力が大幅アップしていた
MōTA / 2021年11月14日 17時0分
ダイハツの5ナンバーサイズSUVであるロッキーが初のマイナーチェンジを実施した。最大の目玉はハイブリッドモデルの追加であるが、じつはそのほかにも手が加えられているのだ。今回はロッキーに新採用された機能を中心にその魅力をご紹介する。
ダイハツ ロッキーに待望のハイブリッドモデル追加!
ダイハツ ロッキーが登場したのは2019年12月のこと。2020年の上半期にはOEMモデルのトヨタ ライズがもっとも売れた車種に輝くほどで、ロッキーもまた大人気を博しているのだ。そんなモデルが初のマイナーチェンジを実施し、待望のハイブリッドモデルを設定。ますますの販路拡大を目指している状況である。
そしてマイナーチェンジされたロッキーは一体どんな機能が新たに加わったのだろうか!?
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ロッキーの上級グレードは電気式パーキングブレーキを採用! 停止保持機能も搭載
まず取り上げたいのが先進運転支援システムの機能拡大だ。これまで上級グレードのプレミアムGには標準装備されていたアダプティブクルーズコントロール(以下ACC)の機能が強化されたのだ。ちなみに搭載されるのはハイブリッドとガソリンモデルの最上級グレードであるプレミアムGのみである。
改良前も、ロッキーの上級グレードにはACCを採用していたが、パーキングブレーキがレバー式であったために、渋滞時などで停止保持ができる期間が数秒間となっていた。ところが、改良モデルは電気式パーキングブレーキにブレーキホールド機能まで採用されたために、停止保持期間は数分間に拡大したのだ。小さな改良とお思いの方もいるかもしれないが、これ本当に大きな進歩なのだ。ブレーキホールドはその名の通り、ブレーキを保持する機能なのだが、ACC作動時以外でも例えば信号待ちなどでブレーキペダルから足を離すことが可能となる。つまり大幅な疲労軽減につながるのだ。もちろんACC作動時に高速道路において渋滞にあったとしてもクルマがしっかりサポートしてくれるのも嬉しいポイントだ。
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装着率が低いディスプレイオーディオはネガを払拭! 操作性も改善へ
そして次に挙げたいのが、ディスプレイオーディオの機能向上である。2019年のデビュー当時からメーカーオプションとしてラインアップされていたが、都内近郊のダイハツディーラーによれば装着率は約2割程度と非常に少なかったという。ディーラーマンによれば、最大の要因は機能にあったという。その名の通り、スマホと接続して始めてナビや音楽が再生できる代物で、CDやDVDといった物理ディスクを再生したいユーザーからは敬遠されていたのだ。改良後もCDやDVDの再生はできないが、新たにHDMIケーブルが接続可能となった。これによりスマホやDVDプレーヤーといった機器と接続し、停止中であれば動画再生も可能となったのだ。
そして操作性や解像度もアップし、スマホのようにスワイプ操作もできるように改善されている。
昨今のトヨタ車はクルマの大小にかかわらず、ほとんどのモデルで標準装備となっているアイテムである。ダイハツは現状ロッキーだけに留まっているが、今後は他の車種にも展開される見込みである。
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今回はダイハツ ロッキーの改良モデルで進化したポイントをご紹介してきた。先進安全装備の機能拡充は素直に嬉しい改良であり、そしてディスプレイオーディオの進化もユーザーにとっては朗報である。そのためこれから購入を考えているひとは積極的にディスプレイオーディオを選択してほしい。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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