トヨタ アルファード、2022年登場の新型は長期の納車待ちも!? いまだ新鮮さを保つ現行型アルファードも有力な第二の選択肢だ
MōTA / 2021年11月13日 16時30分
人気の高級Lクラスミニバン「トヨタ アルファード」が、2022年上期にもフルモデルチェンジするとの噂が聞こえ始めている。3代目となる現行型は2015年1月に登場。来年2022年1月にはデビューから丸7年を迎えるが、いまだ人気が衰えることがない。いっぽうで現在、部品供給不足により新車の生産調整が行われ、各社ともニューモデルの登場も当初より遅れが生じているようだ。そんな中では、現行型アルファードの納車は比較的スムーズだという。 ならばいっそ、いつになるかわからない新型を待たず、ひとまず現行型アルファードを買ってみるというのはどうだろうか。
2022年にもフルモデルチェンジする新型アルファードは「キープコンセプト」… ところでキープコンセプトって、なに!?
とはいえいっぽうで現行型との連続性を保つこと、つまり「誰がどう見てもアルファード」であることにも注力しているようである。これを自動車メディアではよく「キープコンセプト」などと呼んだりする。
人気が高いモデルのフルモデルチェンジでは度々見られることだが、トヨタのデザイン部門は特にそのさじ加減が上手い印象がある。
写真で見た第一印象は「あまり変わってないなあ」と現行型オーナーを安心させるいっぽうで、実車をまじまじと見たら「あれ、まるで新しい!」と心を動かせる訳だ。
最近のニューモデルはどれも、先行予約で注文しないとすぐに買えない事態に!
ここ数年、新型車の発表スタイルは大きく変わっている。発売の数ヶ月前からデザインを公開し、先行受注を開始。正式発表の頃にはある程度まとまった生産台数を確保することで、初期段階から高い販売台数を狙うのだ。
人気の高いアルファードならば、ハリアー以上の状況が今から予想される。ましてや昨今のコロナ禍の影響による部品供給不足などの影響もいまだに尾を引いている。MOTA編集部が得た情報によれば、正式発表のタイミング自体も当初の計画より随分と後ろへとずれ込んでいるようだ。
納車を待つくらいなら、今すぐ現行型を楽しむ乗り方もありだ! 将来の売却にも有利なアルファードの買い方をご紹介
ならばいっそ現行型アルファードを狙ってみることをオススメする。3年程度の残価設定ローンを組むなど、比較的短期で乗り換える作戦を立ててみよう。
首都圏のあるトヨタ販売店に問い合わせたところ、他の新型車が軒並み3ヶ月以上から半年を超える納車待ちとなっている中で、アルファードは比較的供給がスムーズなのだという。
人気色・人気グレードを選び、短期の乗り換えも想定した買い方を選択するのがポイント
とはいえ、新型登場の噂が流れる中であえて現行型を狙うのだから、それなりの値引き額にも期待したい。早期に納車可能なグレード、値引きサービスがしやすいグレードはお店によっても異なるから、その辺りもざっくばらんに聞いてみよう。
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もし予算に余裕があれば、さらにエアロボディにモデリスタ製の純正エアロパーツを加え、ほどよくカスタマイズするのも良いだろう。
パワートレインの選択だが、ハイブリッドもいいが、アルファードの場合は2.5リッターのベーシックなノーマルエンジン車も意外なほど人気が根強い。予算に応じてこの2択で選ぼう。
なおもう一方のガソリン車、パワフルなV6 3.5リッターモデルは高価だが、毎年の自動車税が高く中古車市場では人気薄なため、避けたほうが無難だ。
新型アルファードの納期を指折り数えるのもまた楽しいが、今すぐ買って今すぐ楽しむというカーライフの方法もあるのだ
新型は納車待ちが少し落ち着いたところで改めて乗換えを検討するとして、ここは今すぐ現行型アルファードを買い、海へ山へとドライブを存分に楽しむというのも、新たなカーライフの考え方ではないだろうか。
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:TOYOTA]
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