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トヨタ ヤリスクロス、魅力は手の届きやすい価格でガソリン・HVともに四駆設定がある点や、充実した安全装備などハード面の優秀さ【みんなの声を聞いてみた】

MōTA / 2021年11月20日 10時30分

トヨタ ヤリスクロス プロトタイプ

2020年8月末に発売されてから、流行りのコンパクトSUVとして瞬く間に人気モデルとなったトヨタ ヤリスクロス。2021年上半期(2021年1月~6月)では約5万以上の販売台数を誇るなど、登場から1年以上が経過するもその勢いは留まるところを知らない。その人気はどこから来るのか? ここでは、購入検討者やオーナーなどがSNS上で挙げているみんなの声を紹介していく。

トヨタ ヤリスクロス プロトタイプ

ハイブリッドでも4WD設定がある点や後席3分割シートを評価する声

トヨタのグローバルコンパクトカー「ヤリス」のSUVモデルとして2020年8月末に国内導入されたヤリスクロス。

全長4180mm×全幅1765mm×全高1560mm、ホイールベース2560mmのコンパクトなボディサイズに、1.5リッターのハイブリッドモデルとガソリンモデルの2種類のパワートレインが設定され、その使い勝手の良さ、179万8000円~281万5000円といった手の出しやすい価格設定が魅力的な1台だ。

そんなヤリスクロスに対してSNS上では、

「個性的なエクステリアデザインが気に入っている」

「ガソリンでもハイブリッドでもそれぞれの4WDが設定されているのは嬉しい」

「意外とこのクラスでは珍しい後席の3分割シートに惹かれた」

など、様々な好意的な声が挙がっている。

国産SUVではDセグメント以上でないとみられない後席の40:20:40の3分割シートの利便性の高さを挙げる声が一定数ある中、それ以上に見受けられたのが駆動方式についての声。

最近では同じコンパクトSUVであるダイハツ ロッキー/トヨタ ライズに新たにハイブリッドが追加されたことにより、これまで以上に両モデルを比較する声も少なくない。

そうした中、ヤリスクロスではガソリン・ハイブリッドの両方で4WD設定がある(ロッキー/ライズではガソリンにのみ設定)ことを好ポイントに挙げる声が少なくない。実際、ロッキー/ライズのハイブリッドで4WDを期待していたものの非設定だったために、ヤリスクロスに切り替えて検討しているといった声も見受けられた。

内装の質感の低さから、購入検討から外れたという声も

一方で、ヤリスクロスの購入を検討していたが他のモデルに切り替えたという声もある。

「Zグレードで内装色がブラックを選べたら良かった」

「外装は高級感あるのに内装が安っぽい」

「特に後席のプラスチッキーさが許せなくて諦めた」

など、内装の質感の低さが否めないとする声が少なくない数で挙がっている。中でも「プラスチック感」といったキーワードを挙げる声は多い。また、購入こそしたものの最上級グレードである「Z」でもブラック内装を設定してほしかったという声も少なくない。この辺りは、今後の改良に期待したいところだろう。

装備が充実した流行りのコンパクトSUVが手の届きやすい価格で手に入るのが魅力

内装の質感の部分でネガティブな声が挙がるヤリスクロスだが、

「価格を考えると内装の質感は相応だと思う」

とする声も一定数存在している。その上で、

「手頃な価格、絶妙なサイズ、そして今流行りのSUVが手に入るのは魅力的」

「走りや燃費、取り回しの良いサイズ感と総合力では素晴らしい」

「価格に対して、運動性能、最新の安全装備が非常に充実している」

「運転支援や安全装備、パワートレインやプラットフォームなどのハード面ではクラスを超えた良さがある」

などの声は非常に多い。

ガソリン・ハイブリッド共に4WD設定があり、プリクラッシュセーフティや全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールなどを含むトヨタ最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備(X“Bパッケージ”除く)するなど装備も充実。この総合的なポテンシャルの高さ、コストパフォーマンスの良さがヤリスクロスが評価されている最大の要因だろう。この人気はまだまだ続きそうだ。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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