新型WRX S4のデザインとスペックに批判集まる! 新開発2.4リッターエンジンは「350馬力ぐらい出してほしい」の声【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年11月30日 10時30分
スバルは2021年11月25日(木)、新型WRX S4(日本仕様)を発表した。価格(税込)は400万4000円~477万4000円。新型WRX S4では、新開発の2.4リッター直噴ターボ“DIT”エンジンを搭載し、先進安全装備では「新世代アイサイト」や高度運転支援システム「アイサイト X(エックス)」を用意する。 卓越した走行性能と4ドアセダンの実用性を兼ね備えたスバルのAWD性能を象徴する新型WRX S4に対し、購入検討者、クルマファンなどはどう捉えているのか? ここではSNS上で挙げられているみんなの声を紹介していく。
樹脂製パーツに対する非難の声
新型WRX S4の外観は、立体的で彫りの深い造形やワイド&ローを強調したフロントバンパー、力強く張り出したフェンダーや勢いのあるキャラクターライン、スポーツサイドガーニッシュで躍動する走りを表現している。そんな新型WRX S4のデザインについてSNS上では、
「とにかくカッコ悪い…」
「ごちゃごちゃしている変なデザイン」
「フェンダーの黒い樹脂製モールがあり得ない」
「中身は良くなっているかもしれないけど、いかんせんカッコ悪い」
など、北米モデル発表時から言われていたネガティブな声が少なくない。とくに目立つ樹脂製のパーツに対する非難の声は多く、日本仕様では変更されるのでは? と期待していた層からは残念がる声が挙がっている。
排気量が上がって馬力が落ちたエンジンに注目が集まる
新型WRX S4では、新たに最高出力は202kW(275PS)/5600rpm、最大トルクは375Nm(38.2kgfm)/2000-4800rpmを発揮する新開発の2.4リッター直噴ターボ“DIT”エンジンを搭載する。さらに、エンジンとのきめ細かな協調制御を実現する「スバルパフォーマンストランスミッション」を新採用し、滑らかな加速とリニアなレスポンスを可能にしている。WLTCモード燃費は10.8km/L。パワートレインに関しては、
「燃費に振っているのかな? 新しい2.4ターボは興味がある」
「CVTが新型になって、どれだけ進化したのか気になる」
「先代が2リッターで300馬力出てたのに新型は2.4リッターで275馬力なの…?」
「2.4リッターなら350馬力ぐらい出してほしい」
など、関心を集めている。とりわけ先代モデルが2.0リッターターボで300馬力を発揮していたのに対し、新型では排気量が2.4リッターへ拡大したのに馬力は275馬力にダウンしているところに引っかかっているようだ。その分、スバルパフォーマンストランスミッションが組み合わさり、燃費や走りの進化に振られているのかと予測している様子。この辺り、実際の購入検討者は1日も早い実車での確認を行いところだろう。
「この価格なら他のスポーツカーを買う」の声
さらに、400万4000円~477万4000円という価格(税込)に関しても声が集まっている。
「先代に比べてだいぶ高くなった」
「STIならまだしも、S4では高すぎでは?」
「もう一般人が買える価格のクルマではなくなってしまった」
「この価格なら他のスポーツカーを買う」
これらその多くが、新型WRX S4は「高い」とする声が少なくない数で見受けられた。また、新型WRX S4でこの価格ならハイパフォーマンスモデルのWRX STIではどうなってしまうのかといった不安の声も挙がっている。
そんなデザインや価格に不満が集まる中、
「北米で頑張ろう。もはや日本では難しい」
「元々日本に目を向けて作られたわけじゃないし、仕方ないのかもしれない」
と諦めとも取れる嘆きの声も。これらポジティブな声が少ない新型WRX S4だが、
「街中で見かけるようになれば見慣れるかも」
「乗ってみたら良い印象を与えてくれることに期待」
といった声も一部で見かけられた。果たして、新型WRX S4は良い意味で多くの人々の期待を裏切ってくれるのか。まずは、販売店への試乗車の配備などで世間の反応が変化するのか、今後の展開に注目していきたい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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