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マツダ CX-3、189万円〜買えるガソリンモデルで十分!? 街中メインなら走りも先進安全装備も文句なしの仕上がりだった

MōTA / 2021年12月1日 18時30分

マツダ CX-3

今やコンパクトSUV市場がもっともホットなマーケットとなっている。その市場に早い段階で国産メーカーとして参入したのがマツダ CX-3である。デビューは2015年と今年2021年には7年目を迎えるモデルであるが、2020年に実施したマイナーチェンジを機に再び注目されているのだ。今回は2021年11月15日〜19日まで広報車をお借りしてその実力を再確認してきた。その実力を確かめるとともに、CX-3のお勧めパワートレインをご紹介する。

マツダ CX-3

CX-3は1.5リッターガソリンモデルが売れ筋! 価格の安さで大ウケ

発売当初はディーゼルエンジンのみであったが、のちにガソリンモデルを追加している。現在はガソリンモデルが大半を占めている状況だ

今回お借りしたのは2020年のマイナーチェンジで追加された1.5リッターガソリンモデルである。デビュー当初はディーゼルエンジン車のみのラインアップであったが、その後2リッターガソリンモデルを追加。そして2020年に1.5リッターガソリンを設定している。

現在は1.5リッターガソリンモデルがもっとも売れているパワートレインとなっており、その実力を確かめるべくお借りしたわけだ。ちなみに2021年11月に実施された改良で2リッターガソリンモデルは廃止となっている。

なぜ1.5リッターガソリンモデルが人気かといえば、ひとえに価格の安さにある。ディーゼルモデルは228万4000円〜となっているが、1.5リッターガソリンは189万2000円〜と、同等グレードで比べると40万円近くもお手頃な価格設定なのだ。

CX-3はセカンドカー需要が多い!? 街中メインのユーザーが大半

マツダによれば「1.5リッターガソリンモデルを購入する方はセカンドカーとして選んでいる人が多い」と語る。旦那さんがより大きなCX-5などを所有し、奥さんのクルマとしてCX-3のガソリンモデルを選択するようなイメージだ。

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CX-3のガソリンモデルは燃費も上々! 唯一のネガは高速道路での追い越し時

実際に乗ってみると、ディーゼルモデルほどのパワフルな加速こそないが、街中であれば十分な走行性能であった。今回高速道路やバイパスといった速度域の高いシーンも走行してみたが、追い越しなどの際にもう少しパワーが欲しいなと思ったのも事実である。だが、先に挙げたような使用シーン、つまり街中メインであれば十分すぎる内容でもある。

ちなみにCX-3のガソリンモデルは17.0km/L(WLTCモード)となっているが、今回約500km走行した平均燃費は14.9km/Lをマークしていた。カタログ値ほどではないが、まずまずの結果であった。

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運転支援機能はオプションでつけるべき! 疲労軽減にも貢献

ナビモニターのサイズこそ7インチと小さいがダッシュボードなどにソフトパッドを使用するなど

そしてグレードによってはメーカーオプションとなってる「マツダ・レーダー・クルーズコントロール」は絶対にオススメしたい機能だ。こちらはドライバーが任意に設定した速度と車間距離をキープしながら追従してくれるクルーズコントロールで、疲労軽減に大きくつながる機能なのだ。

じつは今回試乗したい際に、高速道路にて大渋滞にはまってしまったのだが、その際に活躍してくれたのだ。この手の機能は操作が難しそうと思う方も少なくないと思うが、スイッチボタンを押し、速度と車間距離を設定さえすれば稼働してくれるとあって手軽さも嬉しいポイントだ。

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ディーゼルモデルの長距離テストも実施した筆者に言わせれば、価格差や装備内容を考えてもCX-3はガソリンモデルで十分という結論となった。もちろんディーゼルモデルのパワフルな加速は捨てがたいが、街中メインで使用するならば運転支援機能も充実しているガソリンモデルをオススメしたいのだ。これからCX-3を検討している方は、この記事を参考にパワートレイン選びを進めて欲しい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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