トヨタ ライズとダイハツ ロッキー買うならハイブリッドよりガソリンモデルがイイ!? 約30万円の価格差と走行性能を考えればガソリンモデルもいい選択だった
MōTA / 2021年12月7日 19時30分
トヨタ ライズとダイハツ ロッキーに待望のハイブリッドモデルが加わった。心臓部にダイハツ製のシリーズ式ハイブリッドというシステムを採用。エンジンを発電機として使用する方式で、イメージとしては日産 ノートe-POWERに近いものである。そして今回の改良で1.2リッターNAエンジン(FFモデル)も加わり、ロッキー/ライズを買う際にどちらのパワートレインにすべきか悩む人も多いはずだ。なぜなら価格差は約30万円と非常に近いプライスとなっているからで、今回はオススメのパワートレインをご紹介する。結論から言えば新開発の1.2リッターガソリンモデルがオススメであった。
ライズ/ロッキーにハイブリッドモデル追加! ガソリンモデルも新開発のエンジンを搭載
トヨタ ライズとダイハツ ロッキーは兄弟車である。内装やエンジンに至るまで同じであり、違いといえばフロントフェイスや内装色程度なのだった。2019年末にデビューした際は全車1リッターターボエンジンを搭載しており、当初よりハイブリッドモデルの設定が期待されていた。そして2021年11月に晴れてハイブリッドモデルが追加されたのだ。
加えてガソリンモデルも新開発の1.2リッターエンジンを搭載するなど大幅に手が加えられている。ちなみに4WDモデルはガソリンエンジンのみで、引き続き1リッターターボが搭載されているのだ。そしてライズとロッキーは販売の約7割程度をFFモデルが占めているため、今回はFFモデルにフォーカスしてオススメのパワートレインをご紹介していこう。
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ロッキー/ライズのハイブリッドモデルはまるでガソリン車! ノートe-POWERとは全く違う味付けだった
まずハイブリッドモデルから。こちらは1.2リッターガソリンエンジンを発電機として使用し、モーター駆動をするシリーズハイブリッド方式を採用している。実際に乗ってみると、スタートボタンを押せば始動したかさえもわからないほどの静けさであった。そしてアクセルを踏み込んでいくと、速度に併せてエンジン回転数を上げ、イメージとしては既存の内燃機関モデルに乗っているかのようであった。ちなみにシリーズハイブリッドを搭載している日産 ノートe-POWERは、ほとんどエンジン音が聞こえない仕様となっている。こちらは速度に関わらずほとんど一定の回転数でエンジンを回しているからであり、ライズとロッキーのハイブリッドとは違った味付けなのだ。
ワンペダルも機能も設定! ハイブリッドモデルはエンジン音が少々気になる
ロッキーとライズのハイブリッドモデルは、速度をあげればエンジン回転数が上がっていくために、高速道路などでの追い越し時には車内にエンジン音が響く印象であった。もちろん街中での速度域であれば非常に静かで、Sペダルなるモードを選べばワンペダルドライブも可能となるのも嬉しいポイントだ。>>
新開発のガソリンエンジンは超パワフルで扱いやすさバツグン! 一方気になる点も
対する1.2リッターの新開発エンジンは、0〜60km/hといった日常域での加速性能は十二分な実力であった。走行時のエンジン音は非常に静かであり、アクセルを踏み込んだ際のレスポンスもよく、扱いやすいというのが率直な感想であった。その一方高速道路において追い越す際は、もう少しパワーが欲しいと思ったのも事実である。ちなみに1.2リッターガソリンモデルのカタログ燃費は20.7km/L(WLTCモード)となっており、ハイブリッドモデルの34.8km/Lと比べれば大きな差があるが、ガソリンモデルでも十二分に低燃費なのだ。
停止時の振動が唯一ネガティブなポイント
ただ一つ気になったのは、停止時の振動である。アイドリングストップを起動させれば気にならないが、例えば信号待ちなどで停止している際に、フロント/リアに関わらずフロアに伝わる振動が気になったのだ。走行時はまったく感じないのだが、こちらに関しては改善してほしい点である。>>
街中メイン、そして価格差を考えればガソリンモデルがオススメ
ハイブリッドとガソリンモデルの価格差約30万円を考えると、街中メインで使用するならば新開発の1.2リッターガソリンモデルがオススメと考える。装備内容も同グレード同士で考えれば同等となっている。もちろん衝突被害軽減ブレーキや運転支援システム「アダプティブクルーズコントロール」だってグレードによっては備わるのである。
今後、ライズやロッキーの購入を考えている方は、この記事を参考にしてパワートレイン選びをしてほしい。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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