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アルファードの2列目席にも用意されるベンチシートとキャプテンシートってなに? クルマのシートの種類を紹介

MōTA / 2021年12月16日 10時0分

トヨタ アルファード 特別仕様車「S“TYPE GOLD II”」[2021年4月28日追加設定] [photo:トヨタ自動車]

大人気のトヨタ アルファードをはじめ、2列目シートにはさまざまな種類がある。とくにミニバンには 「ベンチシート」と「キャプテンシート」が用意されてる車種が多く、購入する際に悩むユーザーも多いはず。最大の違いは乗車定員が変わること。そして快適性や使い勝手も大きく変わるのだ。そこで今回は両シートの違いとメリット、デメリットを紹介しよう。

トヨタ アルファード SR“Cパッケージ”[2020年1月6日一部改良モデル] [Photo:TOYOTA]

キャプテンシートは2人、ベンチシートなら3人座ることができる

まずはキャプテンシートから。これはミニバンならではの装備といっても良い。2列目シートが左右で独立していて、それぞれにひじ掛けがついたゆったりと座れるシートのことだ。

「キャプテン」の語源は、船舶の操舵手の後ろに座る船長、キャプテンが座る椅子に由来する。

一方、ベンチシートは左右がつながりベンチ状になっているもののことを指す。

大きな違いとしてはキャプテンシートなら2人、ベンチシートなら3人が座れるということだろう。

キャプテンシートのメリットは広々と使うことができること

それぞれのメリットとデメリットについても紹介していきたい。

キャプテンシートは2列目に座るシートが独立している分、広々と座ることができる。また、左右が独立しているからこそ中央に隙間ができ、ウォークスルーで3列目席への移動も楽だ。

またトヨタ アルファードやまもなく登場するトヨタ 新型ノア/ヴォクシー、そしてホンダ ステップワゴンの2列目シートにはオットマンが備わり、ベンチシートでは実現できない快適性も魅力だ。

2列目シートが独立しているからこそ3列目シートへの移動がしやすい

一方、2列目シートが独立している分、シートアレンジはしにくくなり、乗車定員も少ない。さらに、ひじ掛けがついていることが多いものの、そこから振動を拾ってしまうため、座り心地が悪くなることもある。

キャプテンシートはひじ掛けがついているものも多い

ベンチシートは一部モデルを除いて8人乗ることができるのが最大のメリット!

一方、ベンチシートの一番のメリットは8人まで乗れることだ。中には対面シートにできるものやフルフラットシートにできるものもある。

フルフラットにして車中泊もしやすい

デメリットとしては、車内での2-3列目シート間の移動がしにくいことと、外から3列目シートに乗車する際も2列目シートを移動させなければならないなど手間が多いことが挙げられる。

アルファードの価格差は約4万円! それほど大差はないため使い方で選ぶのが良さそうだ

価格はどうだろうか。トヨタ アルファードを例にとって考えてみよう。

Sグレードの7人乗りなら398万5000円、8人乗りは394万1000円(いずれも税込)。価格差は4万4000円と、それほど大きな差にはならないため、8人乗りをする機会が多いなら選択肢はないが、それほど多人数乗車をする必要がないなら、家族で試乗車に乗って座り心地を試してみると良いだろう。

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

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