N-BOX人気の理由は“軽とは思えない”性能の高さ。新型には魅力的な価格設定や電動パーキングブレーキの設定に期待する声【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年12月15日 13時0分
現行モデルは昨年2020年12月に大規模なマイナーチェンジ(MC)を実施したホンダ N-BOX。直近、2021年10月の軽自動車販売ランキングこそ3位に転落するも、MC前の2019年12月からMC後の2021年9月の期間では、常にランキングトップを走り続けるなど高い人気を誇る。そんなN-BOXについて、実際に一般ユーザー、さらには購入検討者達はどう評価しているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
軽自動車とは思えない作りこみの高さに高評価
発売当初から売れに売れているホンダ N-BOX。現行モデルは、ベースモデルのN-BOXでは見た目の安定感を上質感と共に付与させるなどより落ち着いた雰囲気に。N-BOXカスタムではより高級感や存在感を増すデザインに進化し、明確に差別化が行われた。インテリアでは初代から受け継がれる広大な室内空間を確保している。また、前席との距離や荷室長を左右席で別々に調節できるチップアップ&ダイブダウン機構付スライドリヤシートを備えるなど、後席のシートアレンジも多彩。また、豊富な収納スペースや前席背面には便利なコンビニフック付の格納式のシートバックテーブルなど快適装備も多数揃える。
そんなN-BOXにSNS上では、
「軽なのにとても広くて機能も充実している」
「軽自動車を感じさせない内装の作り込みも魅力」
「トランクからシートスライド出来るのはよく考えられていて好印象」
「作りが軽ではない!」
など、オーナー達からの高い評価も多い。広い室内空間や快適装備もさることながら、特に軽自動車とは思えない内装の質感の高さに満足しているといった声が多く、この辺りも評価されている1つだろう。
NA、ターボ共によく走るといった声
さらに走行性能に関しても好印象の声は多い。
「NAでも高速道路で余裕なほどエンジンが優秀。サスペンションもしっかりしていて安定感がある」
「ターボが凄く良い。乗り味もエンジン制御も普通車と遜色ない」
自然吸気エンジン(NA)、ターボ共によく走るといった声は多く、ここでも“軽自動車とは思えない”といったキーワードが多く見受けられた。
唯一、価格設定には「高い」とする声も
内外装の質感や、走行性能などで普通車と遜色ない出来栄えに高評価のN-BOX。そのあまりの出来の良さが、逆にホンダの軽・コンパクトのもう一つの主力モデルである「フィット」が売れない要因とも囁かれたりもしてしまっているが、もちろん不満点が無いわけでもなさそうだ。
「走りや質感が軽とは思えない出来で良かった。ただ、逆に価格も軽とは思えない高い設定だったので、次のモデルではどうなるのか気になる」
このように、唯一、価格面において「高い」とする声は少なくない。この辺りは、クラスレスの性能の高さの代償とも取れるが、近く登場が噂されている新型N-BOXでどうるのか気になるところだろう。
価格以外にも新型で改善してほしいところ
また、新型N-BOXについてそのほかにも僅かながら改善点を挙げる声が存在している。
「電動パーキングブレーキが必須だというユーザは多いはず」
「エンジンスタート&ストップボタンの位置を見易い位置に変更してほしい」
2020年12月時のマイナーチェンジでは、期待されていたN-WGNやN-ONEに搭載されている電子制御パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能は採用されなかった。これに伴い、アダプティブクルーズコントロール(ACC)での自動停止を含んだ渋滞追従機能も追加されていない。
さらに、エンジンスタート&ストップボタンの位置が分かりづらい、操作しにくいといった声も挙がっており、この辺りは新型N-BOXでどのように改善されてくるのか期待値が高い。
2021年12月に新型登場とも噂されているN-BOXだが、果たしてどのような姿となるのか。最新の情報が入り次第、速やかにお届けしていく。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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