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トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」が2022年中にもフルモデルチェンジ!? ライバルのホンダ フリードに再びガチの対決を挑む!

MōTA / 2021年12月25日 19時0分

トヨタ シエンタ G GLAMPER フロントグリル(漆黒メッキ) 2019年10月 特別仕様車「GLAMPER(グランパー)」発売

トヨタ最小の3列シートミニバン「シエンタ」。扱いやすいコンパクトサイズで低価格とあって、若いファミリー層を中心に支持を集めるモデルだ。しかし2015年のデビューから既に6年が経過し、SNSなどでは次期モデルへのフルモデルチェンジを待望する声も散見されるようになった。2022年末から2023年にかけて登場が噂される新型シエンタについて予想してみよう。

トヨタ シエンタ

2022年1月デビューの新型ノア/ヴォクシーに続け! 次はトヨタ最小ミニバン「シエンタ」のフルモデルチェンジだ

コンパクトミニバンの「トヨタ シエンタ」は、2代目となる現行型が2015年7月にデビュー。コンパクトハイブリッドカーの初代「アクア」用小型車プラットフォームをベースに、後席左右のスライドドアを採用した使い勝手の良いモデルだ。

全長4.7メートル級の兄貴分の「ノア」「ヴォクシー」に対し、シエンタは全長4.3メートル弱に抑え、都市部でも扱いやすいサイズが特徴。背の高さも、ノア/ヴォクシーの全高1.8メートルに対し、シエンタは1.6メートル級で程良い大きさだ。

次期シエンタもこうした特徴はそのままに、フルモデルチェンジに向けた開発が急ピッチで進んでいる模様だ。

3代目シエンタは最新TNGAプラットフォームを採用し、より高効率なパッケージングに生まれ変わる

フルモデルチェンジする3代目の新型シエンタも、2代目アクアなどをベースに誕生する見込み。コンパクトモデル用のTNGA GA-Bプラットフォームは、開発段階からコンパクトカーのみならずSUVやミニバンなどへの派生要件を取り入れた設計。現行型シエンタに比べ、よりフラットな床面や、広い2列・3列目空間が確保されている模様だ。

現行型シエンタの室内

2021年現在、シエンタはより広い室内空間を確保するライバルのホンダ フリードに対し、販売面でやや苦戦を強いられている。こうした状況を打破するべく、新型シエンタでは、より高効率なパッケージングを採用する。スタイリングも、現行型のシャープでスポーティなデザインから、よりスクエアで、見た目にも室内の広さが実感できそうなフォルムに生まれ変わるという。

ハイブリッドモデルにはバイポーラ型ニッケル水素電池を採用

2021年にフルモデルチェンジした「トヨタ 新型アクア」, 高効率なバイポーラ型ニッケル水素電池(写真は新型アクア用)

2021年にフルモデルチェンジした「トヨタ 新型アクア」, 高効率なバイポーラ型ニッケル水素電池(写真は新型アクア用)

1.5リッターガソリンエンジンとハイブリッドというパワートレインのラインナップは現行型同様だが、その中身は一新。

特にハイブリッドモデルは、2代目アクアで初採用された高出力なバイポーラ型ニッケル水素電池を採用することで、低燃費性能をさらに向上。バッテリーのみで走行出来るEVモードの航続可能距離も大幅に拡大させる。

先進運転支援機能も最新のトヨタセーフティセンスを搭載し、アップデート。予防安全性能も大幅にアップされるだろう。

フルモデルチェンジは2022年中から2023年上期にかけてか!? 現行型同様の良質廉価な路線に期待大!

写真は初代「トヨタ シエンタ」

トヨタ 新型シエンタのフルモデルチェンジ時期はまだはっきりしていないが、MOTA編集部で得た情報を総合すると、早ければ2022年中、遅くとも2023年上期にもその姿を現すと予想する。

180万円台から250万円台という現行型のリーズナブルな価格帯は極力維持しながら、良質で廉価なモデルとなって現れるはずだ。

2021年12月段階でわかっていることはまだまだ断片的だが、今後新型シエンタの最新の情報を入手次第、本記事も更新していく予定だ。

[まとめ:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:TOYOTA]

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