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【東京オートサロン2022】開催目前! 未来のMINIにカムリのピックアップ!? アメリカナイズされたプロボックスまで! NATSが手掛けた奇想天外なカスタムモデルを振り返る!

MōTA / 2022年1月10日 17時0分

NATS MINI REBORN(日本自動車大学校)

2022年1月14日(金)~1月16日(日)に開催予定の東京オートサロン2022。昨年は、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、リアルイベントは中止(オンラインによる「バーチャルオートサロン」は開催)だったが、今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策ガイドラインに基づいた対策を実施の上、現在のところ開催される見通しだ。 2年ぶりのリアル開催となるカスタムカーの祭典を前に、ここではオートサロンではお馴染み、学生主導でユニークなカスタムカーを作り上げ、出展する整備士養成学校「NATS(日本自動車大学校)」のド派手なモデル達を振り返る第2弾をお届け!

日本自動車大学校 日本自動車大学校(NATS),NATS Coastline,東京オートサロン2019

タイヤを覆うフェンダーが未来のクルマを感じさせる「NATS MINI REBORN」

東京オートサロン2018で出展されていたのは、ミニの過去と未来を融合させ「ミニ100周年記念モデル」を創造したという「NATS MINI REBORN」。名前の通りNATS流にミニをREBORNさせたカスタマイズカーで、タイヤを覆うフェンダーが未来のクルマを感じさせる。

こちらのフェンダーは、驚きのアルミ製。クルマをアルミ素材によって手作りで造形するには高い技術力が必要で、木型の上に置いたアルミ板を叩いて曲げる「叩き出し」という工法でアルミボディが製作される(ちなみに現代日本の新幹線の前頭部もこの方法で作られている)。

NATSでも同様に木型+アルミ叩き出しでフェンダーを製作しているのは特筆に値する。

さらに、NATS MINI REBORNは、エンジン位置の移動という大きな改造が施されている。よく見ると、ボンネットが長くなっているのがわかるのだが、パワートレーン一式、サスペンションなどが前方に移されてホイールベースを延長し、ボンネットもアルミで新調されている。

リアバンパーなども削られているほか、リアタイヤのカバーを本来のタイヤのある位置よりも前方に設置してリアフェンダー後部の丸さを表現するなど、フォルムそのものをチェンジしようというチャレンジも見られる作品だ。

カムリがまさかのピックアップ化!「NATS CAMRY GTU」

同じく東京オートサロン2018で出展されていたのは、トヨタ カムリ(9代目、XV50型)を大胆にピックアップトラックにしてしまったという「NATS CAMRY GTU」。ボディ後半を違和感なくピックアップ化しており、まるでカムリの一バリエーションのような1台。

車高も落とされ赤と黒のカラーリングもスポーティな雰囲気を強調。フロントマスクはカムリの北米仕様に改造されているのにもこだわりを感じる。外観上から9代目カムリらしさを感じるのは、テールライトと特徴的なフロントフェンダーの造形だけだ。

アメリカンテイスト溢れるプロボックス「NATS Coastline」

東京オートサロン2019で出展されていたのは、古き良きアメリカのテイストに仕上げられた「NATS Coastline」。サラリーマンの味方、トヨタの商用ライトバン、プロボックスをベースにした1台だ。

内装などじっくり見ればその正体はわかるが、パッと見ではベースモデルが全くわからないほどの出来栄え。

ポイントはかつてセドリックバンなどで流行したウッドパネルを使用するなど、随所にアメリカンな雰囲気を漂わせているところ。

限られた予算内で完成させなければならないため、フロントバンパーはVW「タイプ1(ビートル)」、グリルはダッヂ・ラムのバーチカルクロームグリルを流用しているという。

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