新型ステップワゴン、すっきりとしたデザインに好印象の様子! ライバルよりも魅力的な価格設定となるかが今後の鍵【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2022年1月13日 10時0分
ホンダは2022年1月7日(金)、オンラインイベントにて6代目となる新型ステップワゴンを発表した。新型ではエアロタイプの「STEP WGN SPADA(ステップワゴン スパーダ)」に加え、新たに「STEP WGN AIR(ステップワゴン エアー)」を設定し、2つのモデルをラインナップ。2022年春の発売を予定している。ここでは、そんな新型ステップワゴンについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
初代を彷彿とさせるスッキリとしたデザインに好印象の様子
ホンダの人気Mクラスミニバンのステップワゴンがフルモデルチェンジを行い、2022年春に正式発売する。今回、先行して「STEP WGN AIR(ステップワゴン エアー)」と「STEP WGN SPADA(ステップワゴン スパーダ)」の内外装デザインが公開された。新型ステップワゴンは、現行型よりもベルトライン(ボディサイドの前後方向に走るキャラクターライン)を下げ、ボディの分厚さを表現。シンプルでクリーンな水平基調の形状と共に、外観から“安心感”を得られるような親しみやすいデザインとした。
新設されたステップワゴン エアーには、細いメッキモールを配し、上質感を表現。いっぽうエアロパーツを付与したステップワゴン スパーダでは、前後方向の伸びやかさに加え、ワイドで重厚なフロントグリルや、ボディ下端のダーククロームメッキモールの装飾により、力強さや品格ある佇まいを表現した。
そんな新型ステップワゴンのデザインについてSNS上では、
「シンプルで良い」
「わかりやすいコンセプトとデザインだと思う」
「非オラオラ系のすっきりしたデザインに好感が持てる」
「この原点回帰は好感が持てる」
「シンプルにこのまま乗るもありだし、自分仕様にカスタムもしやすそうだし、良いデザインではないだろうか」
と好印象の様子。初代や2代目を彷彿とさせるボクシーなスッキリとしたデザインがシンプルで良いという声が多い。また、昨今流行りの“オラオラ系”と呼ばれる押し出しの強いフロントマスクでないところを評価する声なども少なくない数で見受けられ、非オラオラ系マスクを支持する層からは早速購入検討に動き出している様子もうかがえた。
内装にも期待を寄せる声
内装は、ミニバンの要である2列目シートでは、現行型の前後スライド機構に加え、ライバル車に備わる左右スライド構造を追加。シート形状も見直され、新型ステップワゴン スパーダでは足元を支えるオットマンも備わった。 3列目シートは、現行型同様に床下収納タイプだが、着座位置をアップ。シート形状も工夫が施され、解放的な視界を得るとともに、シートの厚みも増したことで、座り心地も向上させた。そんな内装については、
「さらに使い勝手が向上してそうで、期待が持てる」
「スパーダのオットマンの設定に惹かれる」
など、こちらも期待を寄せる声が多い。
新型では廃止となった「わくわくゲート」。せめてオプション設定してほしかったという声も
内外装で概ね好印象の新型ステップワゴンだが、その一方で先代(5代目)ステップワゴンでは採用されていたわくわくゲートが、新型(6代目)ステップワゴンでは廃止されたことについて残念とする声も一定数で見受けられた。
「新型ではわくわくゲートがないのはショックがでかい」
「とても使い勝手良かったのに」
「当初は懐疑的な存在で扱われていたが、実は使うと便利な存在」
開口時、広いスペースを必要とする通常のリアゲートに対し、省スペースで荷物の積み下ろし、人の乗降が行えたわくわくゲートにはこれらの声が挙がっている。
ホンダでは「わくわくゲートは人気の装備にならなかった」として、新型ステップワゴンでは非採用としたが、ユーザー側からは「せめてオプションでも良いから残すべきだったのでは」といった声もある。この辺りは、さらに今後の反響をメーカーがどのように捉えるか気になるところ。
ライバル「ノア/ヴォクシー」よりも魅力的な価格設定となるか?
そんな新型ステップワゴンについて、やはり気になるのは価格だろう。今回は、内外装のデザインのみの公開となり、スペックや価格などの詳細は公表されていない。SNS上でも、「デザインは概ね良し! 肝心なのは価格」
「ライバルのノア/ヴォクシーは価格上昇がほぼ確定。それに対してステップワゴンはどれだけ魅力的な価格設定になるか」
「価格も初代同様は難しいとしても、乗り出し300万~350万円に収まるくらいだったらインパクトあるが…」
などの声が挙がっている。さらにそうした上で、
「ノア/ヴォクシーより価格を下まわらないと難しそう」
「400万超えたら一般ファミリー向けではない」
「400万超えるようだとキツイ」
といった、具体的な金額を挙げつつ、こちらも新型登場を控えるライバル「トヨタ ノア/ヴォクシー」と比較し、それを下回る金額を希望する声も少なくない。
果たして、新型ステップワゴンの価格設定はユーザーに魅力的なインパクトを与えることができるのか。引き続き、最新の情報が入り次第お届けする。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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