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ホンダ N-BOXの10周年を祝う特別仕様車「Nスタイル+」は割高!? 装備内容をチェック

MōTA / 2022年1月16日 12時0分

ホンダ 新型N-BOX 特別仕様車「N-BOX カスタム STYLE+ BLACK(スタイルプラス ブラック)」[2021年12月16日(木)一部改良] [Photo:MOTA編集部]

大人気の軽自動車ホンダ N-BOX。初代モデルが発売されたのは2011年のことで、2021年に10周年を迎えた。それを記念する特別仕様車「Nスタイル+」が登場したのが2021年12月のことだ。しかし、価格を見ると通常グレードに比べて13万9700円高い。この価格差分の装備としてはどういったものが備わっているのだろうか。詳しく解説したい。

ホンダ 新型N-BOX 特別仕様車「N-BOX カスタム STYLE+ BLACK(スタイルプラス ブラック)」[2021年12月16日(木)一部改良] [Photo:MOTA編集部]

2021年に最も売れた新車は実質的にはホンダ N-BOXだ

2021年に最も多く販売された新車は、21万2927台のトヨタ ヤリスとされている。統計上はその通りだが、日本自動車販売協会連合会が公表するヤリスの登録台数には、コンパクトカーのヤリス、SUVのヤリスクロス、スポーツモデルのGRヤリスがすべて含まれる。ヤリスシリーズの合計台数と考えれば良い。

トヨタ ヤリスとトヨタ ヤリスクロス

クルマを買うユーザーの立場で考えると、ヤリスとヤリスクロスは別の車種だろう。そこで両車の新車登録台数を別々に算出すると、おおむね50%ずつに分けられる。つまりヤリス、ヤリスクロスともに2021年の登録台数は10万台少々であった。

そうなると国内販売の実質的な1位はホンダ N-BOXになる。

実質的な販売台数ではトップとなるホンダ N-BOX

N-BOXはボディが1種類で、2021年の登録台数は、18万8940台に達したからだ。そして2021年に国内で新車として売られたホンダ車は57万9771台だから、この内の33%をN-BOXが占めた。

N-BOXだけでなくN-WGNやN-ONEなどにも展開予定の「Nスタイル+」

初代(先代)N-BOXは2011年に発売されたので、2021年は10周年であった。これを受けて、軽自動車のNシリーズは「Nスタイル+」を設定した。

特別仕様車のシリーズで、Nシリーズのさまざまな世界観を提案する新しいブランドに位置付ける。今後はN-WGNやN-ONEを含めて、「Nスタイル+」が幅広く設定される。

外観をブラックでシックに、内装も上質な色使いに仕上がっている

この第1弾となる「N-BOXカスタムスタイル+ブラック」が2021年12月に登場した。その買い得度を探ってみたい。

N-BOXカスタムスタイル+ブラックは、N-BOXカスタムのLとLターボをベースに開発された特別仕様車だ。

ホンダ N-BOXカスタムスタイル+ブラック

一番の特徴は、フロントグリル、リアバンパーなどの装飾をベルリナブラックに仕上げたこと。ドアミラーはクリスタルブラックパールで、アルミホイールもブラックに塗装され、外観を精悍で上質な印象に見せている。

フロントグリルは黒で装飾され引き締まった印象だ

内装にも手が加えられ、助手席インパネガーニッシュ、ステアリングロアガーニッシュといった装飾を上質な色彩に変更している。

助手席やステアリングに装飾を加え質感の高い内装

装備に差はあるが価格はカスタムLに比べて13万9700円高い

さらに装備については、ノーマルエンジン車のN-BOXカスタムスタイル+ブラックに、右側スライドドアの電動機能、アレルクリーンプラスシート、本革巻きステアリングホイールとシフトノブを加えた。ターボについては、これらの装備はベースのグレードにも標準装着されているから変更はない。

シフトノブにも本革を採用

価格はノーマルエンジンのLスタイル+ブラックが192万9400円、ターボは205万7000円だ。

ノーマルエンジンの価格は、カスタムLに比べて13万9700円高い。5万5000円でオプション設定される右側スライドドアの電動機能がLスタイル+ブラックには標準装着され、アレルクリーンプラスシート、本革巻きのステアリングホイールとシフトノブも加わる。

これらを合計したプラスされる装備の価格換算額は7万1000円だ。この金額を13万9700円の価格アップから差し引いた6万8700円が、Lスタイル+ブラックの内外装を上級化した対価になる。

装備を除く内外装分の金額は6万8700円

一方、Lターボスタイル+ブラックの価格は、Lターボに比べて6万8200円高い。

ターボの場合は、右側スライドドアの電動機能、アレルクリーンプラスシートなどが標準装着されるから、変更点は内外装の質感のみだ。そのために価格の上乗せも6万8200円に収まった。

以上のように、Lスタイル+ブラックが内外装の質感を高めたことによる対価は、ノーマルエンジン、ターボともに約6万8000円だ。装飾類の追加に伴う価格アップは、一般的には2〜3万円に収まることも多く、Lスタイル+ブラックは見方によっては割高感が伴う。買い得度を訴求した特別仕様車ではない。

ただしこの価格設定の背景には、背の高い軽自動車の競争が激しく、ベースとなったグレードが割安感を追求している事情もある。カスタムLやカスタムLターボが、もともと価格を安く抑えているので、Lスタイル+ブラックは、特別仕様車でもさらに安く抑えることは困難だった。

ホンダ N-BOXが属するスーパーハイトワゴンは人気カテゴリーであるため価格競争も激しい

また購入後に、アルミホイールをブラックに塗装したタイプに変更することを考えると、最初からドレスアップされたLスタイル+ブラックは割安になる。

ブラック塗装されたNスタイル+専用のアルミホイール

なお販売店によると「N-BOXの納期は、特別仕様車のLスタイル+ブラックを含めて1か月半から2か月半」という。通常よりは少し長いが、ヴェゼルのように半年以上も待たされる心配はないようだ。今では納期を遅延させずに購入できることも、N-BOXの大切な魅力になっている。

【筆者:渡辺 陽一郎】

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