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新型フェアレディZに初代Z432を彷彿とさせるカラーやカスタムを施した「フェアレディZ カスタマイズプロト」が登場!【東京オートサロン2022】

MōTA / 2022年1月16日 14時0分

日産 フェアレディZ カスタマイズドプロト

待望の日本仕様がお披露目されたばかりの日産 新型フェアレディZに、初代Z432を彷彿とさせるカラーやカスタマイズを施したモデル「フェアレディZ カスタマイズプロト」が東京オートサロン2022にて公開された。チンスポ、リアスポ、バーフェンなどでクールに仕上げられた「フェアレディZ カスタマイズプロト」を紹介していく。

日産 フェアレディZ カスタマイズドプロト

Z432を彷彿とさせるオレンジ×ブラックのボディカラー

2022年1月14日(金)に、日本仕様がお披露目となった新型フェアレディZ。

新型フェアレディZ Proto Spec, 新型フェアレディZ Version ST

新型フェアレディZ Proto Spec, 新型フェアレディZ Version ST

日産フェアレディZ カスタマイズドプロト

その新型をベースに“熱狂的な「フェアレディZ」ファンに捧げるカスタマイズプロトモデル”と銘打って展示されたのが、フェアレディZ カスタマイズプロトである。

こちらが初代フェアレディZ(Z432)

初代フェアレディZに設定されたZ432を彷彿とさせるオレンジのボディカラーを基調に、エンジンフード、ルーフ、テールなどをブラックとして精悍なイメージを強調。

チンスポ、リアスポ、バーフェンでアグレッシブさを強調

さらにノーマルとは異なり、チンスポイラー形状となったフロントバンパーや大型化されたリアスポイラー、ワイドトレッド化のために装着されたオーバーフェンダー(本家Z432には備わっていないが)などがよりアグレッシブな印象を醸し出している。

オーバーフェンダーに収められたタイヤはフロントこそ255/40R19とベース車と共通だが、リアタイヤは285/35R19とベース車よりもワンサイズ太いサイズが採用されており、エンジンのパフォーマンスが向上しているかも……と期待させるに十分なものとなっていた。

妄想を掻き立てるカスタマイズ

またマフラーも往年のZ432をモチーフとしたと思われる上下分割のものとなっており(新型Zは左右出しとなっているが)、もしかしてエンジンもZ432がスカイラインGT-R用のS20型エンジンを搭載していたように、GT-R用のVR38DETT型エンジンが搭載されているのかも……と妄想させてくれる。

さすがにエンジン換装は無理だとしてもボディパーツのクオリティは高く、このまま市販化されてもおかしくないレベルに仕上がっていた。

ちなみにこのカスタマイズプロトのベースとなっていたのは、フロントライトのサイドマーカーやリアサイドの反射板の中に電球が確認できたこと、そしてワイパーの位置から左ハンドルの北米仕様がベースとなっているようだが、これはカスタマイズプロト制作のタイミングの都合のようで、特に深い意味はなさそうだ。

[筆者:小鮒 康一/撮影:佐藤 正己]

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