トヨタ ノア/ヴォクシーが8年ぶりのフルモデルチェンジ! 新たに搭載される最新技術からオススメグレードまで…新型ノア/ヴォクシーの情報をまとめて紹介
MōTA / 2022年1月24日 10時0分
トヨタ 新型ノア/ヴォクシー(左)「トヨタ 新型ノア Z(ハイブリッド・2WD・7人乗り)」/(右)「トヨタ 新型ヴォクシー S-Z(ハイブリッド・2WD・7人乗り)」[2022年1月13日フルモデルチェンジ] [Photo:島村栄二]
トヨタは2022年1月13日(木)、主力Mクラスミニバン「ノア」と「ヴォクシー」を8年ぶりにフルモデルチェンジした。価格は267万円から396万円まで(消費税込)。久しぶりの刷新とあって、新型ノア/ヴォクシーの注目ポイントは多岐に渡る。今回はそんな新型ノア/ヴォクシーの特徴について、順にご紹介していこう。
ノアとノア エアロ、そしてヴォクシー…新型は3兄弟モデルだった!?
従来型(3代目)から追加された兄弟車「エスクァイア」は1代限りで廃止されたものの、ノアとヴォクシーは新型でも継承された。その違いはボディタイプにあった。
エアロボディと標準ボディが選べる新型ノアに対し、新型ヴォクシーはエアロ仕様のみの設定となっているのだ。新型ノアのエアロモデルに対し、新型ヴォクシーの外観デザインはさらにアグレッシブな形状が特徴。
全長4695mm、全幅1730mmのボディサイズは全車共通。新型ではノアの標準ボディ、ノアのエアロボディ、ヴォクシー(エアロボディのみ)ともに全車が3ナンバー車となる。
最新のTNGAプラットフォーム採用により室内の空間効率もさらに向上した
バックドアにフリーストップ機構を加えるなど、フルモデルチェンジした新型ノア/ヴォクシーは、細部に渡り手が加えられた。
パワートレインや先進運転支援機能なども全てが一新!
直列4気筒 2リッターガソリンエンジンは、ハリアーやRAV4などに搭載される高効率な「M20A-FKS」型ダイナミックフォースエンジンに刷新。実用燃費を向上させた。
1.8リッターハイブリッドについても、バッテリー、モーター、制御系に至るまでシステムを大幅に刷新。動力性能をアップさせるとともに、23.0~23.4km/L(WLTCモード燃費)というカタログ燃費もマークした。これは従来型のノア/ヴォクシー ハイブリッドに対し、18~21%もの向上だ。
衝突被害軽減ブレーキを作動できるトヨタセーフティセンスに「プロアクティブドライビングアシスト」を追加。危険を察知し回避する能力が加わった。このほか車速追従型クルーズコントロールなど、ロングドライブの疲労を軽減させる新機能が数々採用されている。
標準ボディとエアロボディ、ガソリンとハイブリッド、理想の組み合わせは「ハイブリッド+エアロ」だ
カーライフジャーナリストの渡辺 陽一郎氏は、ハイブリッド+エアロの組み合わせを推奨する。
まずはリセールバリュー。標準ボディとエアロボディでは、現行型の実績から考えてもエアロボディが有利だ。ハイブリッドとガソリンエンジン車では、およそ35万円の価格差がある。しかし新型ノア/ヴォクシーでは、実用性の高い新機能をハイブリッドモデルに多く備えている。したがって価格差に対する買い得度は高いと渡辺氏は話す。
エアロボディのハイブリッドを選ぶと、新型ノア、ヴォクシーともに「S-G」と「S-Z」の2グレードから選ぶことが出来る。装備が充実していて買い得感が高いのは最上級グレードでもある「S-Z」。
「ノア ハイブリッド S-Z」の価格は367万円。「ヴォクシー ハイブリッド S-Z」の価格は374万円だ(共に2WD・FFモデル/消費税込)。
新型も大人気間違いなし! 購入を検討するなら早々に商談をスタートしたほうが良い
部品供給遅れによる生産の遅れは2022年に入っても解消していない。人気必至の新型ノア/ヴォクシーが気になるなら、迷わず今すぐに販売店で商談をスタートしたほうがよさそうだ。
[まとめ:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:島村 栄二・トヨタ]
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