車中泊におすすめのクルマ3選! 人気の軽バンからベッドマットなどを備えたミニバン、ポップアップルーフを装備したモデルを紹介
MōTA / 2022年1月28日 17時0分
昨今、人気のキャンプ・アウトドア。それに伴い車中泊ができるクルマにも注目が集まっている。車中泊といえばキャンピングカーなど大きくて特別なクルマといったイメージがあるかもしれないが、身近なクルマでも車中泊ができるモデルが存在する。今回はキャンピングカーよりも気軽に車中泊がで行えるおすすめの車種3選を紹介する。
オプション装備でフラットな室内空間を生み出せるホンダ N-VAN
1台目は、2018年より販売開始したホンダ N-VAN。同社の人気軽自動車N-BOXのプラットフォームを活用した軽貨物車で、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより荷室を低床化し、高さがある荷物でも楽に積載が可能。また、リアシートと助手席には「ダイブダウン」機構を採用し、助手席からテールゲートまでフラットにすることが可能だ。さらに、助手席側のドアは、開口部が大きく取れるセンターピラーレスになっているため、左側から大きな荷物の出し入れが容易に行うことができる。
ホンダ N-VANのディーラーオプションでは、車内の利便性を高める「マルチボード」が用意されている。ラゲッジ用とリア用の2種類があり、両方のマルチボードを使えば、前席からラゲッジルームまで、ほぼ段差のないフラットな状態にすることが可能だ。
マルチボードの耐荷重は、リア用が100kg、ラゲッジ用が200kgあるため、マルチボードの上に布団を敷いて大人が寝転んでも安心。さらに、マルチボードの下には高さ約21.5センチの空間があり、荷物を収納することもできる。
N-VANの価格(税込/以下同)は、127万6000円~。ディーラーオプションの「マルチボード」の価格はラゲッジ用が7万950円、リア用(助手席側)が3万1900円。
フロアパネル、ベッドフレーム、ベッドマットを備えた日産 セレナ マルチベッド
2台目に紹介するのは、1991年の発売以降、5ナンバーサイズのミニバンとして多くのユーザーから支持されている日産の人気モデルのセレナ。2020年2月には、日産の関連会社でカスタムモデルや福祉車両などを製造するオーテックジャパンから、跳ね上げ式の3列目シートを取り払い(ハイブリッド車は5人乗り、2列目がキャプテンシートとなるe-POWERは4人乗りとなる)、フロアパネル、ベッドフレーム、ベッドマットをセットにした「日産 セレナ マルチベッド」がリリースが登場した。
3列目シートを取り払った車内、ベッドスペースは長さ215センチ、幅131センチの広さがあり、大人2人が横になるには十分な広さを確保している。
ベッドを使わないときは、ラゲッジスペースにマットを折り畳むことができ、2段のラゲッジルームを作り出すことが可能。2段になったラゲッジルームは、ガラスハッチから荷物を出し入れするのにちょうど良い高さであるため、買い物や狭いところでの荷物の出し入れにも便利となっている。セレナ マルチベッドの価格は323万1800円~407万7700円。ポップアップルーフやフルフラットシートなども取り揃える三菱 デリカD:5「D POP」
3台目は、三菱 デリカD:5「D POP(ディーポップ)」。その名の通り、ベース車は三菱のクロスオーバーミニバンであるデリカD:5で、三菱自動車工業の正規販売ディーラーである西尾張三菱自動車販売(愛知県一宮市)が製造するコンプリートカー(ポップアップルーフを架装した状態で販売される新車)だ。
三菱 デリカD:5「D POP」の標準装備は、大人2人が泊まれるポップアップルーフ。環状構造によるデリカD:5のリブボーンフレームを避けて開口部を設けられ、ボディ剛性には影響を与えていない。ポップアップルーフは耐寒仕様のテントとなっている。防虫ネットに変えれば網戸状態になり、蒸し暑い夏場でも通気が出来る多重構造になっている。ネットは開閉可能だから、シチュエーションに応じた使い方を楽しむことが出来る。
そのほか、D POPには、専用のオリジナルフルフラットシートやフロントシートの回転機構、ダイネットテーブルといったオプションパーツも豊富に揃っている。デリカD:5 D POPの価格は、新車の車両込みで498万3800円~。中部エリアのみならず、全国の納車が可能。気になる方は、西尾張三菱自動車販売までお問い合わせを!
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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