高級輸入車SUV3選! 洗練されたデザインに高い走行性能を誇るモデルを紹介
MōTA / 2022年2月2日 8時0分
SUVの人気が高まる昨今、街中では様々なモデルを見かけることが多い。扱いやすいサイズ感や燃費性能に秀でたモデル、魅力的な価格設定のモデルなど、国産SUV同士、ハイレベルな戦いを繰り広げている。そんな中、国産モデルとは違ったベクトルで、洗練されたデザイン、溢れる高級感、高い走破性などを魅力にオーナーの所有感をこの上なく満たしてくれる輸入車SUVも多数日本に上陸してきている。ここでは、そんな高級輸入車SUVの3選をお届けする。
“ゲレンデ”でお馴染み「メルセデス・ベンツ Gクラス」
1台目に紹介するのは、メルセデス・ベンツが誇る最強SUV「Gクラス」。クルマに詳しくない方でも、この大迫力ボディを1度は目にしたことがある方や、“ゲレンデ”の愛称を聞いたことがあるのではないだろうか。Gクラスは、1979年に登場して以降、基本コンポーネントやオフロードが本拠地と言うコンセプトを一切変えることなく進化・熟成を遂げてきた。その後、現行型は登場40年目を迎えた2018年に初のフルモデルチェンジを実施。
全長4873mm×全幅1931mm×全高1966mmのスクエアなフォルム、丸型ヘッドライト、張り出したフェンダーなど、その特徴的な武骨なフォルムはフルモデルチェンジを受けても健在。しかし実はボディサイズは先代から全長+148mm、全幅+71mm、全高-4mm拡大している。その結果、前席レッグルームで従来型比+38mm、後席レッグルームで従来型比+150mmと、室内空間や居住性も大幅に向上している。本格的なオフロードまで許容する頼もしい走りと無骨なスタイル、そこに組み合わされる上質なインテリアが多くの人を魅了しており、多くの著名人が所有していることでも有名な1台だ。価格(税込/以下同)は1251万円~2218万円となる。
911譲りのSUV「ポルシェ カイエン」
次に紹介するのは、世界最大のスポーツカーメーカーであるポルシェが誇るSUV「カイエン」。2002年に初代モデルが発表され、現行モデルは3代目となる。ポルシェといえば911が有名だが、現在はカイエンのほうが911より多く売れており、ひとまわり小さなマカンとあわせた“SUVコンビ”がビジネス的には今やポルシェの大黒柱となっている。
前後サイズの異なるタイヤとリアアクスルステアリングなど、911をSUVに仕立てたようなスポーツカーライクな装備に加え、アクティブ制御の4WDシステム、3チャンバーエアサスペンションなどにより、オンロードでもオフロードでも高い性能を誇る。 インテリアは、タコメーターを中心とする5連メーターを始めとして、911に通じるデザインを各所に採用するいっぽうで、近年のラグジュアリーSUVらしい質感の高さも兼ね備えている。さらに、全長4918mm×全幅1983mm×全高1696mmという立派なボディサイズを生かした居住スペースも広々としている。シートに使われているレザーはうっとりするほど手触りがソフトで、ダッシュボードやドア周りの作り込みも実に丁寧。高級車に乗っているという満足感を存分に味わえる1台だ。価格は1096万円~2725万円となる。
優雅なスタイリング・室内空間が魅力の「ボルボ XC90」
最後に紹介するのは、ボルボのフラッグシップSUV「XC90」。2代目となる現行モデルは2016年より日本仕様を販売開始している。全長4950mm×全幅1960mm×全高1760~1775mmと威風堂々のボディサイズ。その豊かな体躯を巧みに活かしたスタイリング・デザインは、シンプルでプレーンな線と面で構成される大人っぽい雰囲気を演出している。
たっぷりしたボディサイズは、そのまま居住空間に活かされている。前の2つのシート周りも2列目のシート周りも、何ひとつ気になることなく自然と寛げてしまうくらいに広々。3列目シートも備えており、後部にそれぞれ独立したふたり分のシートも、2列目のシートを少し前にスライドさせれば、大人でも快適に過ごせる7人乗りSUVだ。さらにインテリアは、目に入る大部分はウッドパネルとレザーで覆われ、色調のトーンやバランスなどが絶妙で、いわゆる“ケバさ”とは対極にある抑制の効いた華やぎを見せている。価格は834万円~1149万円。
ここまで3台の異なるキャラクターの輸入車SUVを紹介してきた。洗練されたデザインから溢れる高級感は、オーナーの所有感をこの上なく満たしてくれること間違いなし! SUV人気の高まる昨今、これらの優雅なモデルを検討してみてもいかがだろうか?
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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