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内装はどう違う!? 新型ステップワゴン AIR(エアー)とSPADA(スパーダ)、2つの異なるスタイルのインテリアを写真で比較

MōTA / 2022年2月3日 11時30分

ホンダ 6代目 新型「ステップワゴン AIR(エアー)」[上]と「ステップワゴン SPADA(スパーダ)」[下] [Photo:Honda]

2022年1月7日(金)、ホンダから新型ステップワゴンが初披露された。正式発売は2022年春の予定だが、早くも内外装のデザインなどが公開され話題を呼んでいる。 今回のフルモデルチェンジで6代目となる新型ステップワゴンには、プレーンなデザインの「ステップワゴン AIR(エアー)」と、精悍なデザインの「ステップワゴン SPADA(スパーダ)」という2つの異なるスタイルが用意されていることも特徴だ。そんな新型ステップワゴン AIRとSPADAの内装にフォーカスして、その違いについて比較していこう。

ホンダ 6代目 新型「ステップワゴン AIR(エアー)」[上]と「ステップワゴン SPADA(スパーダ)」[下] [Photo:Honda]

新たな二枚看板「AIR(エアー)」と「SPADA(スパーダ)」で勝負を挑む新型ステップワゴン

2022年春にフルモデルチェンジ予定のホンダ 新型ステップワゴンは、従来のノーマルグレードと「SPADA(スパーダ)」というラインナップを改めた。

実に販売台数の9割がSPADAで占めていたという従来型ステップワゴン。存在感のあるスタリングと質感を高めた内装で自己主張するSPADAが支持されるいっぽう、ユーザーからはノーマルが「単なる素のモデル」に映ってしまい、やや魅力に乏しかったとホンダでは分析する。

新ラインナップ「ステップワゴン AIR(エアー)」, 「ステップワゴン SPADA(スパーダ)」

新ラインナップ「ステップワゴン AIR(エアー)」, 「ステップワゴン SPADA(スパーダ)」

そこでホンダは新型ステップワゴンで、シンプルで親しみを感じさせるデザインの新ラインナップ「ステップワゴン AIR(エアー)」と、精悍さやスタイリッシュさを感じさせる「ステップワゴン SPADA」という二枚看板を掲げるに至った。

今回はそんな2ラインナップの内装にフォーカスし、違いを比較してみよう。

明るい内装色の新ラインナップ「ステップワゴン AIR(エアー)」は、気になる汚れ対策もばっちり

水平基調のクリーンなインパネデザインで、各席からの視界も非常に良い

新型ステップワゴンはパッケージングから見直され、初代が掲げた「家族のための大空間」という原点に立ち戻った。

このコンセプトを受け、新ラインナップの「ステップワゴン AIR」では、温かみのある内装色や素材を用いることで、リビングのように過ごせる明るい室内空間を目指した。

ただシンプルなだけでなく、モダンな家具をイメージさせる素材感に注力したというステップワゴン AIRのインテリア

明るい内装色と聞くと「汚れが目立ちそう」と敬遠する向きもあるだろうが、シート表皮に撥水撥油加工を施し汚れが付きにくく、また掃除のしやすい素材を採用することで、ユーザーの不安を払しょくする努力も忘れていない。

明るい内装色とマッチするシンプルな素材感がAIRの特徴,AIRにもダーク系の内装色も設定されるようだ

明るい内装色とマッチするシンプルな素材感がAIRの特徴,AIRにもダーク系の内装色も設定されるようだ

売れ筋「SPADA(スパーダ)」には上級派生モデル「プレミアムライン」も新設定

いっぽうの新型「ステップワゴン SPADA」は、外観同様にスタイリッシュな印象のダークトーンカラーで統一。上質な室内空間を目指した。

キャプテンシートにはオットマンが備わるなど、上級モデル並みの装備も加わったことで後席乗員の快適度もグッとアップしている。

左右のセカンドシートを中央に寄せる機能を追加したことで、後方へのシートスライド量が大幅に拡大しているのも新型の特徴

なおSPADAには、さらに質感を高めて機能も充実させた上級の派生モデル「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアムライン)」も設定される。

新型「ステップワゴン SPADA」のシックな内装イメージ, 上級の派生モデル「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアムライン)」の内装イメージ

新型「ステップワゴン SPADA」のシックな内装イメージ, 上級の派生モデル「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアムライン)」の内装イメージ

2022年1月の初公開時点では、まだプレミアムラインの詳細は明らかにされていないが、2021年中で生産を終了した上級ミニバン「オデッセイ」の役割を補完する意味合いもあるとみられる。続報を待ちたいところだ。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:島村 栄二・Honda]

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