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低燃費コンパクトSUV3選│ヤリスクロスを筆頭に燃費も積載性も重視するならコンパクトSUVがオススメ

MōTA / 2022年2月5日 13時30分

ダイハツ ロッキー&トヨタ ライズ 一部改良 HV

最近はガソリン価格の高騰により、クルマユーザーの財布を直撃していることだろう。そんな中、燃費の良いクルマを選びたいと思う人は増えているはずだ。 燃費だけで決めるなら軽自動車やコンパクトカーを選ぶだろうが、クルマはそれだけでは決められない。 例えば人気カテゴリーのSUVを選びたいと思った時、車重があり燃費も悪い4WDは選択肢から外れるだろう。そこで今回は国産コンパクトSUVのなかから、比較的燃費の良いモデルを紹介していきたい。

トヨタ ヤリスクロス[2020年8月31日発売]とトヨタ ヤリス[2020年2月10日発売]

30.8Km/Lの高い燃費性能が魅力! トヨタ ヤリスクロス

トヨタ ヤリスクロスは、トヨタ ヤリスと同じプラットフォームを採用した兄弟車だ。ボディサイズは全長4180mmx全幅1765mmx全高1590mmとSUVの中では小さい部類だが、コンパクトカーのヤリスに対し、ヤリスクロスは全長240mm拡大、最低地上高を170mmまで高めるなどSUVとして悪路走破性も確保する。

トヨタ ヤリスクロス ハイブリッドの走り

パワートレインはガソリンとハイブリッドが設定されており、WLTCモードの燃費はハイブリッドXグレードで30.8Km/Lと、コンパクトSUVの中では非常に高い燃費性能を有する。ハイブリッドXグレードの価格(税込/以下同)は228万4000円だ。

トヨタ ヤリスクロスのパワートレイン

一部改良でハイブリッドモデルを追加し、半数以上が選んでいる! ダイハツ ロッキー

登場から2年が経っても人気が衰えないコンパクトSUVのダイハツ ロッキー。ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmと5ナンバーサイズに抑えているところも魅力だ。

ダイハツ ロッキーの走り

トヨタ ライズと兄弟車に当たるが、2021年11月1日(月)にロッキー&ライズにはハイブリッドモデルが追加された。ロッキーには1.2リッターの新型ガソリンエンジンと1.2リッターのハイブリッド、1.0リッターターボエンジンの3種類のパワーユニットが用意されているが、2021年12月時点でのハイブリッドの販売割合は6〜7割程度と人気だ。

ダイハツ ロッキーのハイブリッドエンジン

そんなハイブリッドグレードはWLTCモードで28.0km/Lと非常に高い燃費性能を誇る。価格はX HEVが211万6000円、プレミアムG HEVが234万7000円。

e:HEVモデルがとくに人気で納期に半年以上かかることも! ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼルはスタイリッシュなデザインやコンパクトでありながら広い室内空間、購入しやすい価格などがウケ、人気モデルの一つとなっている。ボディサイズは全長4330mm×全幅1790mm×全高1580mmと、上記2モデルに比べると大きい。

ホンダ ヴェゼル e:HEV

ガソリンとハイブリッドの2パターンで、エンジンを使わずにモーターだけで走行するEVモードにも対応したe:HEVシステムを全車に採用することで、高い燃費性能を実現する。e:HEV XグレードはWLTCモードで25.0km/Lと、低燃費であるのも人気である理由であろう。価格は265万8700円。

ホンダ ヴェゼル e:HEVのエンジン

SUVでもコンパクトモデルは比較的燃費が良い

比較的燃費性能が良いモデルを取り上げてみたが、いかがだろうか。SUVでもコンパクトなボディサイズを選択すれば燃費の良いモデルも選ぶことができる。それぞれのクルマの使い方に合わせて、より良い愛車探しの参考にしてみてほしい。

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

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