これは「理想の車中泊カー」だ! 三菱 新型アウトランダーで車中泊が出来るか実際に試してみた
MōTA / 2022年2月5日 15時0分
三菱のSUV「アウトランダー」が2021年12月16日より国内の販売を開始した。今回のフルモデルチェンジで電動化モデルのPHEV(プラグインハイブリッドEV)専用車となったアウトランダーはPHEVシステムを刷新。バッテリー出力も従来型比で約40%向上した。最大1500WのAC電源も用意し車内で電化製品も利用出来るから、まさに理想的な車中泊カーになり得る! 身長180cmの編集部Tがさっそく荷室で寝ころんで、車中泊が可能か確かめてみた!
フルモデルチェンジでPHEV性能が大幅に進化した新型アウトランダーPHEV
三菱が競技車両からのノウハウを注入し開発した車両運動統合制御システム「S-AWC」も、天候や路面状況に応じて7つのドライブモードを設定するなど更なる進化を遂げ、安心・安全で快適な走行性能を実現させた。
EV走行換算距離(航続可能距離)はカタログ値で87km~83km(WLTCモード)。近隣の買い物などの通常走行では、エンジンを稼働させない100%電気自動車状態だけで十分に走ることも出来る。
新型アウトランダーPHEVは車内で1500W・100VのAC電源(コンセント)が利用可能だ
AC電源は後席中央部(センターコンソール後ろ)と、荷室右側の2か所に用意されている。
外での遊び方が変わる!? これさえあれば屋外でも家電製品が活用出来る
新型アウトランダーのAC電源があれば、ホットプレートやコーヒーメーカー、トースターなど、日常的に家庭で使っている電化製品も利用できる。
例えば薪や炭に火を起こし、じっくりと調理やたき火などを行なうのもキャンプでの醍醐味のひとつだが、AC電源を備えることで、もっとライトにアウトドアレジャーを楽しむことが出来そうだ。
身長180cmの編集部員が新型アウトランダーPHEVで車中泊性能を試した!
という訳で、ワタクシ編集部トクダ(身長180cm)が、12月に発売となったばかりの三菱 新型アウトランダーPHEVの荷室で、実際に車中泊性能を試してみた。
先代アウトランダーPHEVに対し、全長で15mm、車幅で60mm、ホイールベースで35mmそれぞれ拡大した新型アウトランダー。荷室容量は、サードシート(3列目席)使用時こそ最大284リットルとそこそこだが、サードシート収納時は最大646リットル、セカンドシート(2列目席)まで倒したら、最大1390リットルの大容量を生み出す。
シートのアレンジ自体も簡単で、セカンドシートは荷室レバーから1アクションで前倒し可能。ほぼフラットな荷室床面が現れる。
荷室で寝るならエアマットを用意し就寝環境を整えよう
前倒ししたセカンドシートの背もたれ部がやや足りないのだ。テールゲートから前席背もたれ後ろまでの“寝床”(床面)の長さは180cmに満たない。実際に新型アウトランダーで車中泊するためには、1人の就寝なら斜めで寝る必要がある。
大人2名での車中泊なら、前席シートとのすき間に荷物などで詰め、さらにエアマットなどを敷いて補正すると良いだろう。
AC電源はバッテリー切れしそうになるとエンジンを再稼働し充電してくれるが…アウトドアでの利用には注意が必要だ
オートキャンプ場などの施設で停車時のアイドリング(エンジン稼働)は厳禁なので、十分に気をつけたい。
新型アウトランダーの走行モードには「CHARGE(チャージ)」モードがある。バッテリーへの充電を図りながら走行出来る。キャンプ場へ向かう道すがらに活用しよう。
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:茂呂 幸正・三菱自動車工業]
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