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盗難多発!? 純正ホイールがカッコいい旧車3選│今でも人気のR32、BGレガシィ、インテRのホイールを紹介

MōTA / 2022年2月13日 15時0分

日産 スカイラインGT-R(R32型)

性能アップやスタイリング向上を目的とした定番のカスタムパーツの1つアルミホイール。だが、世の中には純正でも見た目がカッコよく、また性能にもこだわったホイールが存在する。今回はそんな純正でもカッコいいホイールを装着した旧車を3台お届けする。

日産 スカイライン GT-R(R32型)

高い強度と軽量化を実現した「R32スカイラインGT-R」のホイール

R32スカイラインGT-R

1台目に紹介するのは、1989年にデビューした日産 R32スカイラインGT-R。

ケンメリに設定されていたGT-R以来16年ぶりの復活となったR32スカイラインGT-Rは、名エンジンである直列6気筒 RB26DETT型を搭載し、自主規制いっぱいの280馬力を発揮。

トルク配分型四輪駆動システム「ATTESA E-TS」や四輪操舵システム「Super HICAS」といった最新鋭のメカニズムを搭載しレースでも活躍。ホモロゲーションモデルやBBSホイールを装着した「Vスペック」なども発売された。

R32スカイラインGT-Rに装着されていたのは、5本スポークの16インチ鍛造ホイールで、標準車であっても高い強度と軽量化を実現。性能はもちろん、シンプルなルックスでシルビアやステージアなどの日産車だけでなく、トヨタ マークIIをはじめとした他メーカー車に装着するユーザーが続出した。

盗難被害が多発した「2代目レガシィ」のホイール

スバル 2代目レガシィ

次に紹介するのは、1993年のフルモデルチェンジによって2代目となったスバル レガシィ(BG系)。

セダンとツーリングワゴンをラインナップし、2.0リッターエンジンとして初めて280馬力に到達。ハイパワーで速いスポーツワゴンというポジションを確固たるものにした。

スバル 2代目レガシィのGT-Bグレードに用意された17インチホイールは、当時としてはまだ珍しかったガンメタカラー。215/45R17という偏平タイヤが、シンプルな5本スポークのデザインと相まって、ハイパワーワゴンであるレガシィにベストマッチしていた。

また、上記のR32スカイラインGT-Rのホイールを含め、高性能な純正ホイールの盗難被害が多発。それまで社外ホイールにつけるのが当たり前だった盗難防止用の“ロックナット”が純正オプションとして用意されるようになったのもこの頃からだった。

異例の軽さを実現した「初代インテグラタイプR」のホイール

ホンダ 初代インテグラタイプR

最後に紹介するのは、ホンダ タイプRの第2弾として、1995年にに登場したインテグラタイプR。

ボディタイプは、3ドアクーペ(DC2型)と4ドアハードトップ(DB8型)をラインナップ。タイプRの定番ともいえるチャンピオンシップホワイトのボディカラーとホイール、レッドエンブレム、エアロパーツ、レカロ製バケットシートなどの専用装備を装着し、エンジンは、直列4気筒 1.8リッター DOHC VTECを搭載。FF最強モデルとして一世を風靡した。

初代インテグラタイプRに装着されてたホイールは、ホワイトのカラーリングにレッドエンブレムを装着。96SPECと呼ばれる前期型に装着されていたホイールの重量は5kg台と当時の純正ホイールとしては異例とも言える軽さを実現してる。

1998年のマイナーチェンジでは、サスペンションのリセッティングやボディ補強に合わせ、装着されるホイールも15インチの4穴から、16インチの5穴へ変更された。

ここまで、3台の純正ホイールがカッコいい旧車を紹介してきた。「オシャレは足元から」という言葉があるが、今後、新型車でもより多くの純正でカッコいいホイールを履いたモデルが登場することに期待したいところだ。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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