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新型アクアの人気グレードは最上級のZ! 最新の安全装備を用意していることが人気の理由だった!

MōTA / 2022年2月16日 11時30分

トヨタ 新型アクア G[FF][2代目・2021年7月19日(月)フルモデルチェンジ] [Photo:小林 岳夫]

日本自動車販売協会連合会連合会が発表する、2022年1月の乗用車ブランド通称名別順位ではトヨタ車の名前が5位までズラリと並んでいる。この中で今回は新型アクアに着目し、その人気の理由を探ってみたい。

トヨタ 新型アクア G[FF][2代目・2021年7月19日(月)フルモデルチェンジ] [Photo:小林 岳夫]

2021年7月の発売以来好調の新型アクア! グレードは最上級の「Z」が人気

トヨタ 新型アクアは2022年1月のランキングでは4位の9857台だった。モデルチェンジ前の2021年6月では20位と振るわなかったが、2021年7月の新型モデル発売以降は上位10位以内をキープしている人気のモデルだ。

トヨタのコンパクトカーであるアクアは、2011年の初代モデルからトヨタ プリウスに次ぐハイブリッド専用モデルとして人気を博していた。

2021年7月のフルモデルチェンジでは、法人向けに装備を簡素化したビジネスグレード「B」(198万円)をはじめ、「X」(209万円)、「G」(223万円)、「Z」(240万円)というグレード構成だ(FFモデル・価格はすべて消費税込、以下同)。

中間グレードに位置する「G」

また、初代アクアにはなかったE-Four(4WD)も新型アクアでは全グレードに設定されている。

そんな新型アクアの人気グレードから見ていこう。1位は最上級グレードの「Z(2WD)」で約40%、ついで2位が「G(2WD)」で約30%、3位に「X(2WD)」で約20%となっている。

最上級グレードの「Z」

やはりデイライトなどの高級感のある外観や、10.5インチのディスプレイオーディオ、リアのカップホルダー付きアームレストなど室内の快適装備も豊富な最上級の「Z」グレードが最も人気が高い結果となった。

10.5インチのディスプレイオーディオ

また、残りの約1割が4WDモデルと営業車やレンタカーなど商業利用向けのエントリーグレードである「B」であることを考えると、新型アクアは2WDモデルの方が圧倒的に人気であることがわかる。

個性的なボディカラーもラインアップされるがシンプルなカラーが人気だ

次に人気のボディカラーだ。

エントリーモデルの「B」グレードにはスーパーホワイトII、ブラックマイカ、シルバーメタリックの3色のみが設定されるが、それ以外のグレードにはブラスゴールドメタリックをはじめ、アーバンカーキやダークブルーマイカメタリック、エモーショナルレッドIIなど全8色が用意される。

ブラスゴールドメタリック

しかし、人気カラーは1位がプラチナホワイトパールマイカ(約40%)、2位がクリアベージュメタリック(約20%)、3位がシルバーメタリック(約10%)とシンプルなカラーが好まれるようだ。

クリアベージュメタリック

駐車支援機能「アドバンストパーク」が人気装備!

最後に人気の装備も紹介したい。

広報担当者によれば「全車にメーカーオプション装備として設定される駐車支援機能『アドバンストパーク』を中心に、ヘッドアップディスプレイやブラインドスポットモニターなどの安全装備が特に人気がある」という。

スイッチを押すと自動でアクセルやブレーキ、シフト、ハンドル操作を行い、駐車操作をアシストするアドバンストパーク

やはり、日常生活で使われる頻度が高いコンパクトカーであるからこそ、先進の安全装備が備わっている新型アクアが多くのユーザーに選ばれているのではないだろうか。

また、ハイブリッド性能は世界トップレベルのWLTCモード33.6km/L(「Z」「G」グレード、いずれも2WD)をマークしており、ガソリン価格が高騰している今、頼もしい相棒となりそうだ。

燃費の高さもアクアが人気である理由の一つとなっていそうだ

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

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