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スイスポやロードスターなど若者にオススメしたい! 新車で買える300万円程度のスポーツモデル3選

MōTA / 2022年2月20日 11時0分

マツダ 新型ロードスター「RS」(6速MT)[2021年12月16日一部改良モデル/4代目・ND型] [Photo:和田 清志]

最近、若者に人気のMT設定があるスポーツモデルはいくつか存在する。だが、20代の若者に勧められるスポーツモデルは、いろいろな意味で新車価格300万円ちょっとまででMT設定があるモデルが上限だろう。3台紹介しよう。

マツダ 新型ロードスター「RS」(6速MT)[2021年12月16日一部改良モデル/4代目・ND型] [Photo:和田 清志]

コンパクトスポーツでは圧倒的な速さ! スズキ スイフトスポーツ

スズキ スイフトスポーツ(6速MT/201万7400円)は本格的な小型車となってから現行モデルで3代目となるスイフトスポーツは歴代リーズナブルかつ完成度の高いスポーツモデルである。

現行モデルは1.4リッターターボを搭載し、コンパクトカーのスポーツモデルとしては圧倒的な速さを誇るのに加え、ノーマル状態でもサーキット走行までシッカリ対応する強さなども備える。

スズキ スイフトスポーツ

さらにスイフトスポーツはアフターパーツも非常に豊富なので、ノーマルカーに不満や飽きを感じてもカスタマイズすることにより、さらに楽しめるクルマに仕上げやすいことも大きな魅力だ。

そんなクルマが自動ブレーキ&運転支援システムを完備して約200万円なのだから、スイフトスポーツがスイフト全体の販売台数の半分近くを占めるという人気も当然だ。

カスタマイズパーツも豊富に用意されている

2人乗りのオープンカーは若いうちに楽しみたい! マツダ ロードスター

1.5リッターNAエンジンを搭載するFRのオープン2シーターとなるマツダ ロードスターは、オーソドックスなスポーツカーの楽しさが詰まったモデルである。それでいて燃費も普通に乗って燃費15km/L程度だ。

速すぎず遅すぎず適切な速度で走行する、高速道路で飛ばし過ぎない、タイヤの空気圧をこまめにチェックするなど燃費に気を使って丁寧に乗れば燃費20km/Lも夢ではないという点もありがたい。

マツダ ロードスター

またロードスターは2人のオープンカーだけに「若いうちにしか乗れないクルマ」という観点で選ぶにも最適かもしれない。

300万円ちょっとまでで買えるMTのロードスターはS/262万3500円、NR-A(ナンバー付ワンメイクレースベース車)/277万7500円、990S/289万3000円、Sスペシャルパッケージ/284万200円の4つだ。

マツダ ロードスター 990Sの走り

選び方としては備え付けのカーナビが欲しいならSスペシャルパッケージ一択だが、スマホやタブレットをカーナビ代わりに使うのに抵抗のない若い世代なら、モニターのない990SかNR-Aが候補だろう。

前者は初代モデルを彷彿とさせる濃厚なロードスターらしさを味わう、後者はナンバー付ワンメイクレースに出られるチャンスを得るという乗り方がオススメだ。

スポーツカーとしては汎用性の高さが魅力! トヨタ GR86&スバル BRZ

GR86&BRZは坂道などでも安定して走行できる、駆動力が高く力強い走行が可能な2.4リッターエンジンの搭載による速さが魅力のスポーツカーだ。

また、ドリフトのような豪快なスポーツ走行を楽しめること、リアシートとそれなりの広さがあるラゲッジスペースを持つなど、スポーツカーとしては汎用性が高い点も人気の秘密だ。

スバル BRZ

300万円ちょっとまでで買えるのはMTのGR86がRC/279万9000円、SZ/303万6000円、BRZがR/308万円の三択だ。GR86 RCはアルミホイール以外フル装備ながら、低価格でカスタマイズしやすい。

GR86 SZとBRZ Rは十二分な装備を持ちほどほどのグリップ力の17インチタイヤを履き、サーキットなどで振り回して遊ぶにはピッタリ、という個性を持つ。

トヨタ GR86

それだけにGR86とBRZはそれぞれの最上級のRZかSを選ばなくとも、どのグレードも楽しめるということも大きな魅力だ。

【筆者:永田 恵一】

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