レトロ風カスタム3選! クラシカルな雰囲気に現代的な快適さを備えたモデルを紹介
MōTA / 2022年2月20日 17時0分
現行車または高年式の中古車をクラシカルなスタイリングに変更するレトロ風カスタムが流行している昨今。ここではフレックスが販売するレトロ風カスタムのリノベーションカー「Renoca(リノカ)」の中から3台を紹介する。
プロボックスをレトロなスタイリングに「EURO BOX(ユーロボックス)」
最初に紹介するのは、トヨタ プロボックスをベースとした「EURO BOX(ユーロボックス)」。 エクステリアは、ブラックアウトされたフロントグリルに丸型ライト。さらに、ブラックのフェンダーに埋め込まれた四角いウインカーや平らなボンネット、専用ホイールがレトロなスタイリングを演出している。 通常のプロボックスは、1リットルのパックを差し込めるホルダーやお弁当を置けるテーブルなど、営業車としての利便性を追及しているモデル。EURO BOXでは、そういった装備はそのままに、シートカバーなどで親しみやすい印象のインテリアに仕上げ、居心地のいい空間を創造している。使い勝手や走りは、ベースのプロボックスのままであるため、日常から趣味、仕事までタフに使える性能と耐久性が魅力の1台だ。
EURO BOXの参考価格は239万8000円(平成30年式/走行5万kmの場合)。
ランクル100系に60系のマスクを装着「リノカ 106」
次に紹介するのは「リノカ 106」。丸目と角目のバリエーションを用意するヘッドライトや、フロントグリル内の「TOYOTA」エンブレムがトヨタ 60系ランドクルーザーを彷彿とさせる1台だ。
装着されるフロントグリルは、ランドクルーザー60系の正規パーツを換装し、ボンネットをスチール製にすることで強度を高めるなど、本物の“見た目”と“タフさ”を追求している。
インテリアは、ベースとなるランドクルーザー100系の高級感はそのままに、外観の印象を反映させたシートは、カバータイプと張り替えタイプを用意。現代的な快適さと、クラシカルな空気感の両方を演出している。こちらも元々のSRSエアバッグ、カーテンエアバッグ、横滑り防止装置、クルーズコントロール、電動シートにシートヒーターなどの装備は健在で、レトロな見た目を求めつつも快適性は損ないたくないという人にぴったりの1台だ。
リノカ 106の参考価格は349万円(走行9万9000kmの場合)。
アメリカのバンをテーマにハイエースをカスタムした「リノカ COAST LINES」
最後に紹介するのは、トヨタハイエースをベースとした「COAST LINES(コーストライン)」。60年代から90年代に見られたアメリカのバンをテーマに、角型ライトまたは丸目ライトを装着。ブラックアウトしたグリルには「TOYOTA」のエンブレムを装備している。
インテリアでもクラシカルな雰囲気を演出。車内でもレトロな印象を楽しむことができる。ラゲッジは、ベースとなるハイエースと同様のスペースや使い勝手が確保され、キャンプや車中泊にも最適の1台だ。
COAST LINESのベースは、通称200系と呼ばれている5代目ハイエース。標準ボディ、ワイド ミドルルーフ、スーパーロング、グランドキャビンなど多彩なバリエーションを備えるが、リノカのラインナップは、ミドルルーフをベースにした「COAST LINES」のほか、標準ボディをベースにした「COAST LINES Narrow」も展開されている。COAST LINESのの参考価格は「WAGON GL TYPE(10人乗り・4ドア:ロング・ミドルルーフ)」が399万8000円(走行距離7万km H23 2,7G Ver.1シートの場合)、「SUPER GL TYPE(2/5人乗り・5ドア:ロングバン)」が299万8000円(走行距離:7万km H23 2,7G Ver.4シートの場合)。
ここまで3台のモデルを紹介してきた。どれも現代的な快適さはそのままに、クラシカルな雰囲気を備えた魅力的なモデルたち。レトロな見た目だけど快適な機能は欲しいといった人は一度検討してみてはいかがだろうか。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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