非力な女性でも使いやすいバックドアに3列目シート! 新型ノア&ヴォクシーに採用された女性に嬉しい機能3つ
MōTA / 2022年2月21日 11時30分
ミニバンはファミリー層からの人気が高く、家族の送迎や買い物などで女性が運転する機会も多い。今回は新型ノア&ヴォクシーに搭載された、女性が特に恩恵を感じやすいであろう装備について触れていこう。
駐車が苦手な人にとって心強い味方! クルマがほぼ自動で駐車するアドバンストパーク
特に運転に不慣れな女性にとって、大きな問題となるのが駐車ではないだろうか。スーパーやコインパーキングなどは駐車枠が狭いところも多く、そうした場所では普段さまざまな車両に乗る機会が多い筆者も慎重に運転している。
そんな駐車が苦手な人におすすめなのが、アドバンストパークだ。「車内で操作できる機能」と「スマートフォンで車外から駐車操作を行えるリモート機能」の2種類がある。ただスマホによるリモート機能は、新型ノアだとXグレード以外のハイブリッドモデルに、新型ヴォクシーにはハイブリッドモデルにメーカーオプションで用意される。
実際に使用するシーンを見たが、かなり優秀な機能だ。車内にいるときにはディスプレイオーディオのモニター上で操作するが、それほど難しくはない。
駐車スペースの真横、おおよそドアミラーが駐車スペースの真ん中を目安に車両を止め、アドバンストパークのボタンを押す。するとディスプレイ上に駐車目安位置が表示されるため、開始ボタンを押すことで駐車を開始する。
その際、ステアリングやアクセル、ブレーキの操作は自動で行われるが、念の為ブレーキとステアリングは常に足や手を添えておき、周囲には十分気をつける必要がある。アドバンストパークは並列、縦列を問わず、並列は前向き駐車もバック駐車も選べる。また、白線が消えているときにも両側に車両がいる場合であれば車両を検知して隙間に駐車することができるため、基本的にはどのようなシーンであっても使える機能と言えそうだ。
駐車後にバックドアを開けて荷物を出し入れしたいときなどに便利なリモート機能
また、リモート機能を使えば車外から車両を操作して出入庫が可能。こちらもスマートフォンアプリ上で行えるため、スマートフォンに慣れている人であれば難しい操作ではないだろう。
専用アプリ「リモートパーク」を起動させ、Bluetoothで車両との通信が可能。スマートキーを持っている状態で遠隔で駐車や出庫ができる。バックドアを開けるために少し前進させることや、広い場所で安全に乗り降りしたいときにも活用できる便利な機能となる。エンジン始動やドアロックも自動で行うが、窓は自動で閉まらないため、注意した方が良い。軽い力でシートが格納できる! ワンタッチホールドシート
次にワンタッチで操作できる3列目シートだ。
ミニバンやSUVに乗ったことのある人なら使ったことがあるかもしれないが、操作が難しいものや重たいものも多く、女性には負担が大きかった。実際、かなり力をかけなければ動かすことができなかったものも過去には存在する。
そんな中で新型ノア&ヴォクシーは片手でのワンタッチで押し上げることができるワンタッチホールドシートを用意しており、これがかなり使いやすい。シートバック下部にあるバーでロックを解除し、シートを跳ね上げて固定するだけで車外からできるのが魅力的だ。バックドアの途中保持機能とボディサイドのスイッチで日常の使い勝手を向上
最後に紹介するのがバックドアだ。
まずはパワーバックドアのスイッチ。これが車両の両側面にメーカーパッケージオプションとして用意されている。後退りすることなく閉まるのを待つことができるこの機能は実際に使ってみると画期的だ。ボタンは2つ用意されるが開閉などの文字がないため、慣れるまでは少し不便に感じるかもしれない。
また、低身長の女性にとって、バックドアを上まで上げてしまうと閉めるのにかなりの力を使わなければいけない時がある。 身長153cmの筆者も少し不便に感じることがあるので、共感できる女性はいると思うが、この負担を軽減するのがフリーストップバックドアだ。手動で少し押し込むとバックドアが途中の位置で保持できる。クルマの背後にスペースがない時にも荷物の出し入れが可能であるほか、途中で手を入れ替えて閉めることができる。こちらはさらに開けることはできず、閉めるのみの動作にはなってしまうが、非常に便利だと感じられた。
女性にとっても使いやすい機能が多数!
ファミリーカーとして使用されるケースが多いミニバンは、男性だけでなく女性が運転するシーンも多い。そのことを踏まえ、新型ノア&ヴォクシーでは女性にありがたい装備を備えている。
今回紹介したものについては非力な女性にとっても使いやすく、運転の不安も和らげるものばかり。日常生活において「あってよかった」と思える便利な機能と言えるだろう。
【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】
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