今こそ憧れの開放感を手にする時! スタイル別オープンカー3選!
MōTA / 2022年3月4日 19時0分
“開放的で爽快な気分を楽しむことができるオープンカーに乗りたい!”と純粋に考える人が増えている! そのオープンカーをスタイル別に選別、マツダ ロードスター、ダイハツ コペン、ランドローバー レンジローバーイヴォークコンパーチブルをご紹介。
オープンカーの王道、ロードスターここに極まる
初代モデルにあたるNA型ユーノス ロードスターが登場したのが平成元年のこと。クラシカルでありながらもモダンなデザインと、オープンカーならではの爽快さ、そしてハンドルを握る者を興奮させるスポーティな走りで、またたく間に大ヒットモデルとなった。それから30余年の時が経ち、現在は2017年から続く4代目ND型ロードスターをラインナップ、操ることを存分に楽しむという原点に立ち戻り、ロングセラーモデルとなっている。そのND型ロードスターがマイナーチェンジを施され、いま注目の一台となっている。コーナーで車体を安定させる技術を導入
ポイントはKPC(キネマティックポスチャーコントロール)を新採用していることで、ワインディングなどでコーナーをパスする際に、後輪内側に僅かにブレーキを当てることで、車体を制御する機構だ。
前後のブレーキ操作が独立したバイクでは、リアブレーキを利用して車体を安定させることは一般的であり、新型ロードスターはその理論を導入した機能を持たせたことで、さらに気持ちよく安全にスポーツドライビングを楽しむことができるのだ。
ベースグレードは262万3500円から。ただし車重を990キロに抑えた特別仕様ロードスター990S(289万3000円から)が特に盛況だという。
ランニングコストを抑えるなら軽自動車規格のコペン
自動車税、車検費用、高速道路料金等々、普通乗用車と比べて幅広い面で維持費を抑えることができることは軽自動車の大きな魅力だ。そんな軽自動車でオープンカーを楽しむのであれば、ダイハツ コペンがオススメ。現在新車で販売されているのは2014年に登場した2代目モデルであり、興味深いのは、コンパクトながらも高級感のあるローブ、モダンで近代的なデザインとされたエクスプレイ、初代コペンを彷彿させる丸みを帯びたラインのセロ、そしてホットバージョンとなるGRスポーツという、異なる外装デザインとされたモデルがラインナップされているところだ。
セカンドカーとしても魅力大
2シーターオープンカーというスタイルは趣味的な要素が強いこともあり、購入に際し家族やパートナーからの同意を得にくいかもしれない。価格も188万8700円からと軽自動車としては高価な部類だ。
それでも維持をする上においてのランニングコストを大きく抑えられるということであれば、お財布の紐も多少は緩くなるかもしれないと希望を持てるというもの。660cc直列3気筒ターボエンジンは想像以上にパワフルで、スポーティな走りを楽しめるものであるし、ママさんドライバーもオープンカーを運転することの楽しみを存分に味わえるパッケージングとなっている。
ファミリーカーの隣に置くセカンドカーとして、コペンを迎え入れることはライフスタイルを豊かにする選択の一つと言えよう。
大人気のSUV+爽快感のあるオープンモデル
地球規模で高い人気となっているSUV。遠くまで見通せるアイポイントの高さや、扱いやすいパッケージングで、老若男女問わず幅広い層に支持されている。そんなSUVスタイルを持ちながらオープンモデルとされたのが、レンジローバー イヴォーク コンパーチブルだ。そもそもレンジローバーイヴォークはクーペスタイルに纏められたデザインコンシャスなプレミアムSUVとして大ヒットを博したモデルだが、さらに輪をかけてスタイリッシュに仕上がっている。
家族や仲間内で楽しめるオープンカー
オープンカーは2シーターの場合が多く、4シーターだとしても後席はかなり窮屈なものとなっているが、イヴォーク コンパーチブルは後席に大人が乗っても問題が無いように割と広めの設計となっていることも大きなポイント。ルーフを閉じた状態でも頭の上の空間が広いために圧迫感は少なく、ボタン操作一つでオープン状態にすれば、あっという間に大パノラマドライブを楽しむことができる。
残念ながら現行販売はされていないが、SUVオープンモデルという夢のあるパッケージングは、中古車で探す価値のある一台だと言えよう。
今回、オープンカーの中でも、スタイルの違う3台をピックアップした。それぞれを比較するというより、それぞれの特徴に合わせたオープンカーの遊び方を見つけてほしい。
【筆者:小松 男】
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