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運転が苦手な人でも乗りやすいクルマは「視野を広く保てる」こと! 安心して乗れるクルマの特徴3つをご紹介

MōTA / 2022年3月2日 18時0分

初心者マーク

運転に苦手意識がある人、公道での走行に慣れていない初心者などはなるべく乗りやすいクルマが欲しい思うもの。今回は運転に不慣れな人におすすめしたいクルマの特徴を紹介しよう。

初心者マーク

死角になりやすいフロントピラーの角度に注目! 運転席からの見え方が大きく変わる

運転に不慣れな人でも運転しやすいクルマとはどういうものか。それはなるべく視野が広く保てることだ。具体的なポイントを紹介していこう。

まずは運転する際どうしても視界の邪魔になるフロントガラスとフロントドアの境目に位置するフロントピラーをチェックしてみて欲しい。ここがせり出してくると視界が狭くなり、死角が増える分運転に不安が出てくる。

フロントピラーの形状を運転席からチェックし、見え方を確認したい

クルマの運転に慣れるまでは、実際に試乗車の運転席に乗り込むなどしてできるだけ視界の広いフロントガラスにこだわってクルマを選んで欲しい。

なるべくボンネットが短いクルマを選ぶ

次に視野が広く保てるポイント2つ目としてボンネットが短いことを挙げたい。クルマの前方に突き出たボンネットが長いとその分運転席とクルマの先端が離れることになるため、クルマの長さを把握しておかなければ運転席から見えづらい対角の左前方をぶつけたり擦ったりしてしまう可能性が高い。

しかし、最新モデルの多くは先進安全面の進化が進んでおり、歩行者保護の観点からボンネットが長い傾向にある。

歩行者と衝突した際に歩行者を守るためボンネットが長くなっているクルマが多い

ボンネットを長くすると、デザイン的にフロントガラスの傾斜をつけやすくなる。すると、歩行者が衝突した際の衝撃が緩和されやすくなるため歩行者被害の軽減にもつながるというわけだ。

車高が高ければ上から見下ろす形となり、視野が広がる

そして視野が広く保てるポイント3つ目は車高が高いクルマ。

車高が高いクルマに乗ると、高い位置から周囲を見渡すことができる。

一般的にはシートを高くするといった調整もできるが、そもそもクルマ自体のドライビングポジションが高ければ、それだけ視界が広くなる。

車高が高ければ運転席から見下ろす形になるため、周囲の状況が確認しやすくなる

すると少し先の道の渋滞や混雑状況、歩行者の動きを早く確認でき、対処しやすいのだ。前が詰まっていることが確認できていれば早めに減速し、追突の危険などが避けられる。その点で車高が高いクルマを選びたい。

体格やドライビングポジションによっても見え方は異なる

以上3つの視野が広く保てるクルマを紹介してきたが、先にも述べた通り、最近のクルマは安全性を高めるためにボンネットが長くなりがちだ。その一方で、視界の悪さを少しでも払拭するため、フロントピラーに工夫がなされていることも多い。

これは身長やドライビングポジションによっても変わるため、一概にオススメのクルマとして例を挙げることができないが、最近の多くのクルマはさまざまなポイントで視界を広げていることから、自身に合った1台を探してみて欲しい。

ディーラーの近くを走るだけでも周囲の状況の見え方はチェックできる

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

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