トヨタ 新型bZ4Xの外装を写真でチェック│SUVらしい走破性の高さを表現しながら、なめらかなプロポーションでBEVらしい先進感を表現したエクステリア
MōTA / 2022年3月13日 15時30分
トヨタが新開発したBEV(Battery Electric Vehicle)の新型bZ4X。トヨタは2025年までに新型BEVを7車種市販化するとしており、新型bZ4Xはその第1弾モデルとなる。ここでは同モデルの外装をチェックしていく。
日常使いの電気自動車としての性能はもちろん、高い走破性能を持つ新型bZ4X
トヨタ 新型bZ4Xは、スバルと共同で新開発したBEV(Battery Electric Vehicle:バッテリー駆動の電気自動車)専用TNGAプラットフォームを用いた「TOYOTA bZシリーズ」の第1弾モデル。 薄型の大容量バッテリーパックが床下に平置きされ、低重心・高剛性化が図られているほか、駆動方式ではFF(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)が設定される。4WDではスバルの車両統合制御技術「X-MODE」(新機能「Grip-Control」付き)が盛り込まれており、日常域からライトオフロード以上の走行まで対応する操縦性と走破性を実現している。 バッテリーの総電力は71.4kWhで、システム最高出力は160kW(4WD)。0-100km/h加速は7.7秒(4WD)で、一充電走行距離はWLTCモードで460km前後(4WD)~500km前後(FF)となる。低重心で踏ん張り感のあるスタイルだが、なめらかなプロポーションでBEVらしい先進感を表現するエクステリア
ボディサイズは、全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm、ホイールベース2850mm。外観は、可能な限りタイヤを四隅に配置し、接地性・走破性の高さを表現しながら、なめらかなプロポーションでBEVらしい先進感を表現している。 フロントまわりは、グリルを廃したデザインが特徴的。センサー類やランプ類、エアロ類の配置をフードからヘッドランプ上部へと連続したハンマーヘッド状とすることで、従来車にない独特なフロントフェイスを演出している。 リヤまわりでは、リヤコンビネーションランプ、バックドア、バンパーがタイヤに向かっていく台形のデザインとされ、低重心で踏ん張り感あるスタイルを演出している。 また、ルーフには、1年間で走行距離1,800km(トヨタ試算値)に相当する発電量を生成するルーフソーラーパネルを装着したモデルも用意。充電スタンドがない駐車場等でも充電可能なほか、災害時など緊急時でも、太陽光による充電が可能となっている。新型bZ4Xはトヨタのサブスク「KINTO」で展開予定
トヨタでは「TOYOTA bZシリーズ」を2025年までに7車種市販化するとアナウンスしており、新型bZ4Xは2022年の年央より日本をはじめアメリカ、中国、欧州など世界各地で順次市販化する予定。なお、国内では通常の販売方法を取らず、トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO(キント)」での展開が計画されている。料金設定など細かな情報は今の所アナウンスされていない。こちらは詳細が分かり次第、お届けしていく。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)/撮影:小林 岳夫]
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