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スバル初のEV、新型ソルテラは乗用車と同様の安心感! トヨタ 新型ノア&ヴォクシー並みの先進安全性能を持って登場予定だ

MōTA / 2022年3月13日 12時0分

スバル ソルテラ スバル ソルテラ 試乗会

2021年に発表されたスバル 新型ソルテラ プロトタイプ。先日プロトタイプによる雪上試乗も開催、車両概要の説明も行われた。今回はスバルならではの安全性について触れていこう。

スバル ソルテラ スバル ソルテラ 試乗会

スバルが掲げる「総合安全」をEVでもしっかりと体現した

「Upscale Pravtical(一格上の実用性)なSUV」を商品コンセプトに、スバルらしさを強調するだけでなく、トヨタとのアライアンス開発を通じて電気自動車(EV)の近未来感への期待や航続距離、電池劣化などの不安を抑えた「EVだからとガマンしなくてよい、これまで以上に使えるクルマ」に進化している。

乗用車と同じように安心して乗れることを目指して作られた

具体的にどのようなクルマに仕上がったのか。今回は安全性を焦点に当てて解説していく。

スバルは「2030年死亡交通事故ゼロ」を目指した車両開発に取り組んでいる。これは先進安全支援機能「アイサイト」をはじめ、デザインなどにもよく表れていることだが、EVになっても同様だ。

まずは外装面。スバルのEVを象徴する大型ヘキサゴン造形を中心とした精悍なフロント造形だが、歩行者と衝突する脚部の保護だけでなく、見栄えにもこだわった。その結果、歩行者保護性能と外観デザインを融合させたフロントフェイスとなっている。

フロントは万が一歩行者と衝突した際にも身体を守る形状になっている

ボディ骨格面では、従来の乗員保護に加えて車両全域に配置されている高電圧部品を損傷させないよう、全方位からの衝突に対して乗員と電池の安全性能を追求。床下電池を保護するため現行比2倍の強度に高めた。

衝突時の安全性にも考慮したボディ骨格もこだわりの一つ

また、新型ソルテラだけでなく衝突時の相手となる車両や歩行者にも安全なクルマづくりを行なっている。通常、車重が重ければ重いほど、衝突した時に相手車両への被害が大きくなってしまう。

2023年度から導入されるMPDB(モービル・プログレッシブ・デフォーマブル・バリア)衝突、つまり前方からの衝突で相手車両への被害を軽減させるよう、適切な骨格配置と強度マネジメントが施されている。その結果、他銘柄と比べてもトップレベルの加害性を抑えた作りとなっているのだ。

ソルテラにはトヨタセーフティセンスを搭載! 新世代アイサイトの機能をカバーする

さらに先進安全性能においてはトヨタとのアライアンスによる車両開発であることを活かし「トヨタセーフティセンスIII」が搭載されている。これは新世代アイサイトの機能をカバーするもので衝突被害軽減ブレーキをはじめ、リスクを先読みして運転操作をサポートするプロアクティブドライビングアシスト、高速道路や自動車専用道路を走行中にドライバーのウインカー操作を支援開始の合図に、レーンチェンジのための操舵、車線変更先の車両監視支援を行うレーンチェンジアシストなど、トヨタ 新型ノア&ヴォクシーと同等の運転支援機能が付いている。

運転支援系のスイッチはステアリング周りに用意

さらに、リモート機能付きの自動駐車支援機能、アドバンストパークはスバル車初の機能だ。車両の全周囲を超音波センサーやビューカメラで検知。ステアリング、シフト、アクセル、ブレーキ全ての操作を制御し自動で駐車を行う。

さらに、デジタルキーを活用したリモート駐車も可能で、専用のスマートフォンアプリを使用することで車外からの遠隔操作もできる。これらもトヨタ 新型ノア&ヴォクシーで採用されているものだ。

スマートフォンの画面から駐車ができるリモート機能付きのアドバンストパーク(画像はトヨタ 新型ノア&ヴォクシーのもの)

駐車時に運転席からの死角を減らすセンサー類も搭載

ほかにも、パーキングサポートブレーキでは、車両の前後に取り付けられたセンサーとカメラによって障害物を検知。警報と自動ブレーキ制御で衝突被害を軽減する。後方接近車両・歩行者も検知できるため、駐車時のさまざまなシーンに対応している。

車両周りには多くのセンサーが取り付けられている

また、パノラミックビューモニターは4つのカメラ映像を用いて車両周囲の状況を表示。運転席からの視点で全方位を確認できるシースルービューや、車両斜め上の視点で全方位を確認できるムービングビューも用意されているため、目視では確認しにくいエリアもしっかりチェックしながら駐車が可能。

このように「スバルの総合安全」はしっかりと確保しつつ、EVらしい電池の安全性にも寄与した作りになっているのはさすがと言ったところだろう。正式発表は2022年内であることからも楽しみにしたいクルマの一つだ。

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

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