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ピンクなどの奇抜なボディカラーは街中でも注目のマト! 衝撃的だったボディカラーが設定されていたクルマ3選

MōTA / 2022年3月19日 12時0分

「いつかはクラウン」とまで言われた日本を代表する高級セダンのクラウンには、これまで白や黒、シルバーといった落ち着いたボディカラーが当たり前だった。しかし、突如として発表されたビビットなピンク色を纏ったクラウンの登場に誰もが驚かされた。ちなみに、新開発されたというピンク色は“モモタロウ”(カラーコード:3T4)。

派手なボディカラーを採用されて、話題になったクルマはいくつかある。今回はこれまでに国産車の特別仕様車として登場した「奇抜なボディカラー」を3つ紹介しよう。

「いつかはクラウン」とまで言われた日本を代表する高級セダンのクラウンには、これまで白や黒、シルバーといった落ち着いたボディカラーが当たり前だった。しかし、突如として発表されたビビットなピンク色を纏ったクラウンの登場に誰もが驚かされた。ちなみに、新開発されたというピンク色は“モモタロウ”(カラーコード:3T4)。

ビビッドなピンク色が話題を呼んだ! 「ピンクラ」ことトヨタ クラウン ReBORN PINK(2012年)

トヨタの14代目クラウンは独特な稲妻のようなグリルを備えたアスリート、縦に厚みを持たせた大型グリルのロイヤルの2つの顔を持って2012年にデビューした。中でも話題となったのは、新開発のピンク色を採用した特別仕様車「ReBORN PINK」。

鮮やかなピンクの外装だけでなく、テリー伊藤さんがプロデュースしたピンクの内装もおしゃれなポイントだった。

トヨタ クラウン ReBORN PINK

1ヶ月限定での販売となったが、約650台を販売。当時、トヨタのラインアップの中でのクラウンの立ち位置を考えると高級路線のモデルであったことは間違いない。それだけにビビッドなピンク色は賛否両論あった。

しかし、「ReBORN=再生」をテーマにさまざまなチャレンジを行っていた当時のトヨタにとって、もっとも保守的なクラウンにピンクを採用するというチャレンジは必要だったのだという。インパクトの強さで考えれば「成功」と言えるのではないだろうか。

中古車として出回っている台数はかなり少ないものの、おおよそ300万円〜620万円の個体が見つかった(MOTA調べ)。

セダンに派手な黄色は映える! トヨタ マークX Yellow Label(2014年)

次に紹介するトヨタ マークXも特別仕様車として販売された「Yellow Label」のアウェイクンイエローだ。

Yellow Labelとある通り、イエローを内外装に用いて個性を際立たせており、ボディカラーには特別設定となる「アウェイクンイエロー」を含む4色が設定された。

トヨタ マークX アウェイクンイエロー

また、内装ではドアトリムやシート表皮、ステンレス製のドアスカッフプレートなど随所に黄色が採用され、個性を際立たせるデザインとなっている。

シートにも黄色が採用される

こちらも中古車サイト上ではかなり台数が少ないが、120万円〜230万円程度で出品されており、早い者勝ちといった印象だ(MOTA調べ)。

歴代モデルに用意されていたボディカラーを進化させた日産 GT-R(2022モデル)T-spec

R33やR34のスカイラインGT-R、そしてV35 GT-Rにおいて過去に採用され、好評だったカラーの進化版として登場した「ミッドナイトパープル」。

今回2022年モデルの特別仕様車「T-spec」に用意されたミッドナイトパープルは見る角度によってグリーンやパープルに変化し、オーロラのようなドラマチックな色変化が特徴的だ。

日産 GT-R ミッドナイトパープル

過去のモデルで採用されていたミッドナイトパープルも世代によって少しずつ変化してきた。R33ではメタリックの「ミッドナイトパープル」だったが、R34で見る角度によって色が変化する「ミッドナイトパープルII」に進化。「ミッドナイトパープルIII」も用意されていたが、こちらは現在の中古車価格では3000万円超の高額モデルとなっている(MOTA調べ)。

新型GT-Rでも色変化が楽しめるミッドナイトパープル

クルマも自己表現の場として派手なボディカラーが増える可能性も!?

クルマもただ走るだけの実用性重視から個性が求められる時代。電動化がさらに進んでいけば、ファッションやバッグといった身につけるものと同じように、クルマもより自己表現の場となっていくのかもしれない。

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

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